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2022 4/29の拝観報告3(大西清右衛門美術館)


写真は、外観。

八竹庵を出て、自宅に帰る方向に進みます。
その途中、10:50頃に立ち寄ったのが大西清右衛門美術館です。
三条、「釜座通」の突き当りにあります。
こちらも以前から行こう行こうと思っていたのですが、なかなかチャンスがありませんでした。
今回は訪問エリア的にも時間的にもやっと組み込めましたw

皆さんご存知、千家十職の釜師 大西家の美術館です。
そもそも京都検定で勉強してその存在を知り、たまに行くお茶会で釜の話題になりお話を少し聞く程度。
正直知識は全然ありません。
しかし今詳しい方でも最初は知識ゼロからのスタート。
だからそんなことで僕は怯みませんw
まずは知ろうとするところからです。

2階の玄関に向かうと、施錠されていました。
ちょっと焦りましたが、そんなに頻繁に訪問がないのでしょう、インターフォンを押してと書いてあったので押したら、開けて下さいましたw
1,600円で呈茶と解説付き。

まずは2階受付脇のお茶室で呈茶を頂きました。
呈茶後、展示室の3階へ。
今回の展示は「茶の湯釜、その魅力」。
展示室で当代16代目の大西清右衛門さんが1つ1つ説明して下さいました。
各種釜の特徴や、1500年代から時代の変遷など、その辺りの説明に沿って
釜を展示されていました。
茶碗やその他の茶道具よりも「消耗品ではない」ので、
直しながらでも古いのが残っていますね。

また当時の照明具合や価値観と現代のそれとの違いで、作風が変わってきているのも分かりました。

まだまだ浅いレベルでの理解ですが、徐々に深めて行こうと思いました。

そして7階にはビルになった際に移築された茶室「弄鋳軒」があり、そちらも見学。

11:40頃にこちらを出ましたが、その時間は雨足が結構強かったです。

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