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2022 5/14の拝観報告1(抹茶を深く知る特別体験会とお茶席~茶摘みから口切のお茶席まで~ 前編)
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写真は、堀井式碾茶製造機。
土曜日です。
この週末も予定満載ですw
この日は午後から出かけます。
12:00前に自宅を出て、京阪電車で宇治駅へ。
13:00に京阪宇治駅集合で、ことなり塾の「抹茶を深く知る特別体験会とお茶席~茶摘みから口切のお茶席まで~ 」がありました。
当初はそうだ 京都、行こうの「隠元禅師350年大遠諱に訪ねる萬福寺の特別拝観」に申し込んでいましたが、こっちを後から見つけて乗り換えちゃいましたw
5月と11月の連動企画で、今回は茶摘みがメインかな。
11月は口切の茶席です。
参加者は12名で、参加費は1人25,000円でした。
まずは徒歩でお茶と宇治のまち歴史公園の中にある福文製茶場の茶園へ。
福文製茶場は柳桜園茶舗の提携茶園で、今回の案内役も柳桜園茶舗の社長さんでした。
一般的な碾茶はヤブキタから作りますが、ココ宇治ではサミドリも使います。
今回はサミドリの茶摘みをさせて頂きました。
「新芽を摘む」という言葉は知っていましたが、今回「具体的に」分かりました。
枝が赤黒い部分は昨年からある部分。
その先から伸びている緑の枝と葉が新芽なので、そこから先を枝ごと摘んでいきます。分かれば結構単純作業なので、黙々とやっちゃいますねw
一部は頂けて、帰ってから茶葉の天ぷらにしました。
13:50頃に茶摘みを終えて、タクシー分乗で移動。
14:00頃からは、縣神社の通りを挟んで向こう側辺りにある製茶工場へ。
こちらで堀井式碾茶製造機を見学しました。
こちらは2017年のそうだ 京都、行こうのツアーで1度拝見しています。
お茶の葉を摘んでから、碾茶にするまでの過程をオートメーションで行います。
まずは茶葉を蒸して(写真右)、
今後は風で巻き上げて、葉を拡げます(写真中央)。
その葉を暖炉の中を通して、乾かします(写真左)。
今回は2回目でおおよそは知っていたので、さらに細かな部分を拝見出来ました。
風で巻き上げるダクトが下の右半分にあり、ここから大量の風が噴射。
網の中で舞い上がり、今度は左半分のダクトに落ちてきて、それが隣のダクトの噴射口に繋がっていました。
これを3回繰り返すんですね。
そしてレンガの暖炉へ。
1.5往復して最終向こう側に行きますが、最初は1番下の段。
向う側に行ったら、ここでも風で吹き上げて、次は上段で戻ってきます。
こちらに戻ってきたら、今度は重力で中段に落ちて、あちらに向かって乾き終えます。
こっちは単純な理系思考なので、ならばなぜ最初に上段に乗せてアッチに行き、重力で中段に落として戻ってきて、さらに重力で落として下段でアッチに行けば、全部重力だけで済むんじゃないか?って質問しました。
するとやはり事はそう単純ではないんですねw
最初に熱源に近い下段、次に1番遠い上段、そして最後に中間の中段にして乾かすのでないと、「いい感じに乾かない」そうですw
いろいろ質問もして勉強し、14:30頃に再びタクシー分乗でこちらを出ました。
回の後半は明日に。
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