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2022 5/4の拝観報告3(京都大学 熊野寮 ワンダーウォール茶会)
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写真は、京大熊野寮の外観。
真如堂を出て、13:00にやって来たのが京都大学の熊野寮です。
この日は2018年の映画「ワンダーウォール 劇場版」の記念で
熊野寮で13:00~17:00までお茶会、19:00~21:30上映館があると、
アマ会のHitoさんから伺ったので来てみました。
そもそも熊野寮に入れる機会ってなかなかないですよねw
現地に行ってみるとTさんが既に来ておられ、また別にワンダーウォールを観られていた女性も1人来ておられました。
熊野寮の玄関ホールにおもむろに6畳ほどの畳を敷かれ、そこがお茶席w
本棚の間に「和敬清寂 」のお軸を掛けて、そこが床の間。
これは映画の内容に関係した演出です。
お湯もかき集めてきたコンロで沸かしたり、とにかく再利用で手作り感満載。
そもそもお茶にはそういう精神があるので、問題なしw
半東やお点前(というか、経験なくても、取り合えずお道具集めてお茶を点てる感じ)してくださったのは、ワンダーウォールに出演されていた俳優の須藤蓮さん(5/12まで公開されたいた逆光では監督をされています)と、脚本家の渡辺あやさん。
渡辺あやさんは2003年に「ジョゼと虎と魚たち」で脚本家デビューされ、2011年のNHK連続テレビ小説「カーネーション」の脚本も書かれています。
もう正客とか関係なく、みんなでお話が盛り上がりました。
もちろん映画の話から、渡辺あやさんがどうして脚本家になったのかとか。
それまでフツ―の主婦だった渡辺さんが「脚本を書こう」と思い立って、
一般に公募された脚本を出したら、「面白そうだね」と見い出され、結果NHK連続テレビ小説の脚本を書くって。
そんなキセキのような人生を自分は選べない、チャレンジ出来ない、チャレンジしよういう勇気がない。
それだけ自分を信じれないかなと思いました。
結局僕は「結果ありき」で考えをスタートするから、守りに入っちゃうのかな。
正直結果はどうでも(もちろん出るに越したことはありませんが)、好きなことに邁進できる人生がうらやましくもあります。
なので姑息な僕は生活の糧をガッツリ固めた上で、趣味で好きなことに邁進しているんでしょうねw
そんなお話をしていたら、アッという間に1時間。
14:00頃にこちらを出ました。
ワンダーウォール 劇場版はParaviででも観たいと思います。
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