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2022 12/13の拝観報告3( 天龍寺 平和祈願大茶会 祥雲閣)

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写真は、祥雲閣の内部。

松巌寺を出たら、本坊の方丈はすぐそこ。
方丈に入ります。
まだ結構観光客はおられましたね。
方丈の奥の間が待合で、10:20から方丈の廊下の奥にある祥雲閣での薄茶席が3席目です。
祥雲閣は残月亭の写しですが、2016年の春の禅寺一斉公開の際に1度見学に来ています。
その際に本編を書いたのですが、写真を祥雲閣にするか甘雨亭にするか迷ったのを思い出しました。
その時「広間の祥雲閣はまた来る可能性があるが、小間の甘雨亭はもうないかも」と思い、甘雨亭の写真を採用したんですよ。
6年後にそうなりましたねw

こちらは速水流の薄茶席。
この席は20名ぐらいと多く、さらに三秀院におられた先生が正客をして下さったので、スムーズでした。
速水流の家元も非常にお話が上手で、お気遣いが細かいですね。
速水流の始まりからお話をしてくださいました。
会記を撮るヒマがなかったのですが、こちらのお菓子は非常に美味しかったですね。
後ほど調べたら川端道喜の袴腰餅(はかまごしもち)でした。

今回は庭側の縁から祥雲閣に入って、そのまま中の廊下に抜けて元に戻るルートだったので、奥の小間 甘雨亭は拝見出来ませんでした。

10:50頃に終了し、次へと向かいます。

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2022 12/13の拝観報告2(天龍寺 平和祈願大茶会 松巌寺)

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写真は、方丈の檀那の間と衣鉢の間。

三秀院を出て、境内を奥へ。
松巌寺に到着。
次はこちらで事前予約していた煎茶席でした。
玄関を入ろうとすると見慣れた男性が。
織部流の先生でもあるM社長じゃないですかw
同い年で交流もあるのでお声掛けしたら、お互い男性が少ないのを心細く思っており(笑)、以降はご一緒することになりましたw

方丈に入って礼の間と室中の間が待合。
2席目は9:40からなので、ほぼすぐに呼ばれました。
煎茶席は1席10名とゆったり。
煎茶なんで5の倍数なんですね。
まあ譲り合いも起こりかけましたが、煎茶は正客もすることないのでアッサリ我々が行きましたw
煎茶花月菴さんのお席。
こちらは煎茶の中でも結構変わっているのかな。
お菓子は一煎目と二煎目の間で頂くのは変わりないですが、
茶托は置いたまま、茶碗だけ両手で持って頂きます。
そして二煎目は急須から自分で注ぐタイプ。
5人分の量を考えて注ぐ必要があるので、最初は緊張しますねw
お家元も非常に滑らかにたくさんお話して下さったので、心地よく美味しいお席でした。
方丈前庭もきれいでしたが、それは本編で。
10:10頃に終了し、次へと向かいます。

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2022 12/13の拝観報告1(天龍寺 平和祈願大茶会 三秀院)

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写真は、任有亭の内部。

火曜日です。
前週の顔見世興行に続き、急遽になりますが有給休暇を取りました。
この日は天龍寺で平和祈念大茶会がありました。
以前から開催は知っていたのですが、12月初旬に京都新聞に掲載されました。
すると三秀院などレアなところが会場とのこと。
このラインナップならアリ。
それと京都新聞で一般に募集するぐらいなら、それほど大袈裟な席でもないかという判断もありました。

会期は13日と15日。
参加費は1日参加なら3万円。
このハードルがちょっと高かったでしょうか。

嵐電で8:10頃に天龍寺に到着。
意外と境内には紅葉が残っていました。
8:30頃から法堂前の総合受付で受付開始。
煎茶席の1席だけは事前予約制で、その他は自由に回ります。

もう境内の順番通り、三秀院から行くことにしました。
三秀院に行くと、表門正面にある書院の向かい側にある離れへ。
こちらが待合でした。
平日ということもあり、男性の参加者が異常に少ない。
最終的に見かけたの4人だけでした。
こちらでお正客に祭り上げかけられましたが(笑)、優しい先生が受けて下さいました。
9:00から新しい書院で1席目。
山田家不審庵さんの薄茶席。
現代アートとの融合というテーマで、席の中央に駒がすべて真っ白のチェスが置いてありました。
オノ・ヨーコさんの作品だそうで、本来チェスは将棋のように取った駒を使わないので、駒が白と黒です。
しかしすべて白にすることで、「敵も味方もない」というメッセージが込められているそうです。

席が終わると書院の前の露地庭園に出て、茶室の任有亭を見学出来ました。
9:30頃に終了し、9:40から事前予約している煎茶席の2席目に向かいました。

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2022 12/11のランチ報告2 最終(がんこ二条苑 個室ランチ)

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写真は、さがのの間。

二条陣屋を出て、時間があったので徒歩で御池通を東へ。
12:30頃にやって来たのが、がんこ二条苑
この日はこちらで個室ランチを頂くことにしました。
早く着いたので、もちろん庭園散策へ。
まだ結構紅葉が残っていました。

参加者はあきさらささん、kさん、至誠館さん、furippertronicsさんと僕、さらに僕の姪のMさん。
Mさんは大学で建築や庭園を専攻しており、春からはその分野の大学院に行くので、僕の生息領域(笑)と非常にオーバーラップしています。
なので以前から情報交換もしていましたし、アマ会でも既にご存じの方もおられました。

13:00開始。
お部屋は上賀茂の間。
もう少し大きなお部屋を希望はしていたのですが、まだまだこの時期大人数の宴会が多く、数で負けましたねw

        


食事はみどりのコース、13,000円。
刺身、和牛やお寿司もありました。
今回訪問して気づいたのは、以前は予約がないと入ってすぐ右手の高瀬川の間だったのですが、今は違うようですね。
どうやらもっと奥の広間の方を使っている様子。
なのでまた今度は予約なしで行くのもアリかも。

2019年のアマ会の総会で東山の間を使っています。
さらにもっと前、2013年の春でも総会でこちらを使っているのですが、当時の内部の写真がないので、どこの部屋かは分からないです。
しかし庭沿いの広間なので、衣笠の間、東山の間か円山の間のいずれかでしょうね。

今回は高瀬川源流庭園の反対側のお部屋で、さらに食後にこちらサイドのお部屋は全部見せて下さいました。

後は前述の高瀬川源流庭園側のお部屋のコンプリートと1番奥の賀茂の間ですね。
賀茂の間は大人数でないと難そうなので、総会利用しかないでしょうかw

15:30頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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2022 12/11の拝観報告1(二条陣屋)

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写真は、春日の間。

日曜日です。
この日は昼がアマ会美食会でした。
その前に1つだけ予約していました。

11:00前に徒歩でやって来たのが、二条陣屋です。
内部に武者隠しや、逃避ルートがたくさんあり、からくり屋敷の様です。
それをご主人の案内で1時間かけて回ります。
非常にお話も分かりやすく、仕掛けがしっかりしているので楽しいですね。

さらに見てお分かりのように以前は写真撮影が禁止でしたが、今回は全面OKでした。
本編はもちろん、過去のリンクもすべて今回の写真に入れ替えましたw

本編を読んで頂き、写真も見て頂き、そして是非足を運んでみてください。
間違いなく楽しめると思います。

12:00頃にこちらを出て、徒歩で次へと向かいました。

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2022 12/10の拝観報告3 最終(東寺 山田先生に学ぶ 承久の乱と中世の東寺 そうだ 京都、行こう)

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写真は、国宝 蓮華門(写真は以前の公開時のもの)。

四条烏丸から地下鉄で九条駅へ。
そして207系統で東寺 東門へ。
12:30頃にやって来たのが、東寺の慶賀門です。
この日は13:00から、そうだ 京都、行こうツアーの「山田先生に学ぶ 承久の乱と中世の東寺」でした。
参加者は18名。
参加費は4,300円
アマ会の至誠館さんといざ上洛さんが一緒でした。

まずは本坊に入って山田先生からちょっと承久の乱も絡めて文覚上人(鎌倉殿の13人で猿之助さんが演じた役)が復興させた東寺の話。
その後江戸初期に復興された話などの講義がありました。

それから小子房へ。
小子房の中の見学もありましたが、その後今回メインの蓮華門の下へ。
お庭を通って国宝 蓮華門の真下まで行けましたw
なかなかここまで入れるチャンスがないので、ほぼこのために来ました。
ただ本坊、小子房と今回は撮影禁止なのが残念でした。

この後は講堂、金堂へ。
有料拝観エリアを出て、宝蔵へ。
こちらは2018年にもそうだ 京都、行こうツアーで来ていますね。

北大門、北総門から、六孫王神社まで行きました。

最終的に16:00頃に北総門前で解散になりました。

ほぼほぼ来たことがあるところでしたが、山田先生の解説と蓮華門の下に行けてよかったです。
この日はこれで帰宅しました。

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2022 12/10のランチ報告2(膳處漢ぽっちり)

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写真は、1階のフロア。

市バスで四条烏丸に戻ります。
11:25にやって来たのが、膳處漢ぽっちりです。
11/11のモダン建築祭で来ていますが、その際は奥の個室でした。

よく見てみると、予約していると奥のお部屋で、予約がないと表のお部屋の様でした。
なので今回は予約を忘れたこともあり、そのまま訪問してみましたw
開店すぐに来たので1番乗り。
予想通り表側のお部屋でした。
それが上の写真です。

          


注文は、四川麻婆豆腐膳 1,430円。
僕はカレーでも辛いのは「お店が普通と称するレベルでちょうどいい感じ」なので、得意でも苦手でもない方だと思います。
その僕が頂いてちょうど美味しい辛さでしたね。
メチャ美味しかったです。

お店の無人写真も撮れたし、麻婆豆腐も美味しいし、非常に満足しました。

11:55頃にこちらを出て、次へと参りました。

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2022 12/10の拝観報告1(聖徳寺 御朱印)

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写真は、本堂。

土曜日です。
この日は午後に予約したイベントがあったので、その前にちょっと出かけます。
市バスで四条大宮へ。
そこから徒歩で10:45頃にやってきたのが、聖徳寺です。
通常非公開のお寺ですが、2/3に門前の庚申堂を御開帳しておられます。
インスタを見ていたら、どうやら御朱印を始められたよう。
御朱印と同時に本堂のお参りも出来ないかと訪ねてみました。

すると本堂のお参りも可能でした。
可能というか、本来なら「コッチが先」なんですけどねw
本堂内陣のご本尊、阿弥陀如来像。
そして左手の部屋には特徴的な聖徳太子像がお祀りされていましたね。
なお由緒書きもあります。

11:00頃にこちらを出て、次へと参りました。

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2022 12/4の拝観報告6 最終(地蔵院、浄住寺、山口家住宅 ガイドと歩く~竹と紅葉と苔 洛西の古寺と四百年の旧家)

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写真は、山口家住宅 泰庵と母屋への廊下。

松尾大社を出て物集女(もずめ)街道を南へ。
桂中学校南側のコインパーキングに駐車します。
そこから徒歩で阪急の上桂駅へ。

13時からは「ガイドと歩く~竹と紅葉と苔 洛西の古寺と四百年の旧家」に申し込んでいました。
地蔵院浄住寺苔香居(山口家住宅)をめぐるツアーです。
11/23、11/26、11/27、12/3、12/4と5回開催がありましたが、
11/23はアマ会でのしょうざん 千寿閣ランチ
しかも上記すべて午後は大相撲の本場所中。
12/3は萬福寺の顕彰特別拝観だったので、
もうココしかありませんでしたw

この日の参加者は8名。
参加費は4,000円でした。

阪急の上桂駅から、まずは地蔵院へ。
猪の目の茶室も開いていました。
特記事項はなく、ここ終わりで13:50。

次は徒歩で浄住寺へ。
紅葉はもうかなり散っていました。
本堂と方丈の拝観もあり。
ここは参道沿いに竹の林や亀甲竹の密集地が拝観に加わっていました。
ここ終わりで14:40。

こちらは母屋の内部には入りませんが、土足のまま行ける土間と庭園を一周。
久しぶりに泰庵の内部を拝見出来ました。
ご主人が座敷の扉を全開にして座敷も見せて下さり、最後に長屋門の中も見せて下さいましたね。
ここ終わりで15:20。

最後に葉室神社によって、物集女街道の桂中学校前バス停まで来て、15:40頃に解散となりました。

この日1日かけて、
9:00 鈴虫寺→BAMBOO CAFE→10:00 苔寺(予約)→11:10 鳥米ランチ(予約)→松尾大社→13:00 ツアー(予約)で地蔵院→浄住寺→苔香居。
1日でこのエリア、コンプリート出来ましたねw

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2022 12/4の拝観報告5(松尾大社)

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写真は、上古の庭を望む拝服席。

鳥米を出て、11:55頃に徒歩でやって来たのが松尾大社です。
秋の非公開文化財特別公開の最終日でしたが、それよりもこの日は客殿で月釜の日だったんですね。
当初は来る予定がなかったので、チェックしていませんでした。
また来年もあるので、再訪予定に組み込んだのは報告済みですねw

さて松尾大社の非公開文化財特別公開ですが、
通常の神苑拝観+神像館+神職さんによる定時の本殿解説でした。
しかし時間がそこまでなかったので定時の解説はパスという、「結局通常拝観やん」みたいになりましたw

重森milet(笑)作庭の神苑に参ります。
ここを回っていて思い出したのが拝服席です。
曲水の庭から神像館に入るときに通る松興館にあります。
上古の庭を見ながら、お薄が8畳の広間で頂けます。
別途500円です。

もう正直ほとんどそこで時間をつぶしたような感じです。

あとは通常と同じ拝観をして12:30頃にこちらを出て、車で南に向かいました。

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2022 12/4のランチ報告4(鳥米)

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写真は、本館の庭園。

10:55頃に苔寺を出て、駐車場へ戻ります。
車を出して北へ。
11:10頃にやって来たのが、松尾大社門前にある鳥米(とりよね)です。
鶏の専門店です。
ネットでは予約は2人からでしたが、問い合わせたら1人でも可能でした。
それに当日は予約で満席でしたので、閑散期でなければやはり予約は必須ですね。
1人なので席は入って右手の別館です。

          

注文はお昼限定のとりよね御膳 松(2970円)。
親子丼もありましたが、この時間の気温は7℃。
予約したの1か月ぐらい前でしたが、水炊きの選択が当たりすぎw
美味しいを越えて、沁みましたw
松は水炊きが1人前、竹が2/3人前、梅が1/2人前ですが、全然松でも多くないというか、松がいいと思います。
最後に水炊きのスープを頂けるのですが、これが絶品。
すべて飲み干しましたw

非常に満足して11:50頃にお店を出ますが、なんなら駐車場はこの後も使って貰ってもいいとのこと。
時間もあったので、そのままちょっと寄り道します。

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2022 12/4の拝観報告3(苔寺(西芳寺) メール予約拝観)

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写真は、湘南亭。

10:00にBAMBOO CAFEを出て、10:05にやって来たのが苔寺こと西芳寺です。
こちらは事前予約が必要です。
さて予約の方法ですが、かつては往復はがきのみでした。
しかし近年枠は少ないようですが、ネットでも予約可能になりました。
拝観予定日2週間前の0:00から受付です。

それぞれ申し込み方法以外にも違いがあって、
ハガキでの申し込みは1人3,000円ですが、希望が出せるのは日にちだけで時間は先方指定。
ネット申し込みは1人4,000円ですが、時間枠を自分で選べます。

僕のように1日の計画がバッチリ決まっている人には、1,000円高くともネット予約は助かります。
しかし注意点は10:30~の枠は比較的ずっと空いているのですが、10:00~の枠はオープン同時に申し込まないとすぐになくなります。
今回も11/27の0:00になった瞬間に申し込んで確保しており、その後10時枠の空はありませんでした。

さてまずは写経です。
以前は般若心経でしたが、延命十句観音経の写経(42文字) になり、大幅に短縮されました。
また密を回避するためか時間枠の増加でみんなが揃わなくなったので、お参りもなくなりました。

10:15には写経を済ませて、庭園へ。
紅葉はもうほとんど散っていました。

それと庭園散策後半の向上関という門をくぐっていく上段の庭園がなくなりました。
高低差があるので高齢社会を考慮しての結果でしょうか。

庭園を2周して、10:55頃にこちらを出ました。

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2022 12/4の拝観報告2(BAMBOO COFFEE)

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写真は、客殿の内部。

鈴虫寺を出て9:45頃にやって来たのが、バスプールの道沿いにあるBAMBOO COFFEEです。
以前からかぐや姫竹御殿があるのは知っていましたが、当時はなんというか近寄りがたい雰囲気がありましたw
しかし今年の3月からオーガニックカフェのお店に改装オープンされたので、行きやすくなりました。

9:30からオープンなんで、1番乗り。
お庭の無人写真も撮れましたし、客殿の客席も僕1人。
9時からの鈴虫寺終わりで行く計画、成功でしたw

また今後本編で掲載しますが、目立つ楼門の左隣に新しいきれいな店舗を増設され、そこで注文をして頂くことも出来ます。
またその新店舗の奥から既存の客殿に入ることも出来て、そこにも客席があります(上写真)。
さらに客殿の外の庭にも席があり、お庭の奥には御殿があります。
楼門、客殿と御殿は竹尽くし。
亀甲竹を柱にしたり、竹の網代の天井だったり、なかなか個性的です。

オーガニックコーヒーなんで1杯580円とやや高め設定なのはしょうがないですが、
深煎り、中煎り、浅煎りと選べますし、エスプレッソやティー、アルコールもあります。

深煎りコーヒーで休憩をして、10:00にこちらを出て次へと参りました。

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