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2022 12/17の拝観報告1(五条楽園 建築士と京都最大級の旧遊郭へ、遊郭建築2軒を特別に拝見 まいまい京都)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/2e/1249f2b8db106e0c12ef5f7e582d05bd.jpg)
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写真は、UNKNOWN KYOTOの玄関。
午後から雨予報の土曜日です。
この日は午前、午後でまいまい京都でした。
まずは午前中。
京阪の清水五条駅で下車して、9:20頃にやってきたのがひと・まち交流館です。
午前中は「五条楽園 建築士と京都最大級の旧遊郭へ、遊郭建築2軒を特別に拝見」でした。
この河原町五条の南東側、鴨川との間の襟エリア。
ここには江戸後期から始まった遊郭 七条新地がありました。
昭和33年の法規制後には花街の五条楽園となり、遊郭はお茶屋、置屋に変わりました。
そして今後はそれらの遺構を生かしつつ、文化芸術の発信地にしていこうとされている途上です。
初めてのツアーでしたので人気のようで、僕もえこひき券を使用しました。
参加者は18名、参加費は5,000円でした。
まずは9:30にひと・まち交流館で沿革の説明の後、まずはサウナの梅湯の外観。
僕は銭湯にはほぼ行かないので知りませんでしたが、こちらは銭湯再興の草分け的存在のようですね。
外観も趣があります。
高瀬川沿いを下ります。
この高瀬川沿いも河岸が随分傷んでいるようで、五条通側から河岸工事が進んでいます。
それに伴い枯死しそうな大木は切られていくようなので、また数年後には雰囲気が変わっているかもです。
そして京都ビアラボ。
こういう飲食系のお店もこのエリアに出店されつつあります。
一本東側の道を今度は北上。
丸福楼周辺に。
このエリアでは丸福楼が1番有名でしょうか。
さらに北上し、鴨川沿いに出ます。
旧お茶屋で今は使われていない建物のありますが、今後残していくことが決まているもののあるそうです。
宿や平岩の外観。
こちらも唐破風の屋根など、情緒が残ります。
さらに北上するとY字路に。
この辺りは碁盤の目じゃなくて、斜めに道が通っていたり道幅が狭かったりするので、京都っぽくないというか、雑然とした感じもいいですね。
三友楼の東館の外観。
鴨川沿いの西館は昨年取り壊しになりましたが、こちらは残りました。
今後是非中を観てみたいです。
高瀬川に戻り、ほぼ北端の五条通辺りまで来ました。
西側にコースを取り、五条製作所。
そして裏道も歩きますが、この辺りは個人宅でもスクラッチタイル、ステンドグラス、丸窓などがあり、非常にオシャレですね。
そしてUNKONWN KYOTOへ。
お茶屋の建物を1階の南側はワーキングスペース、北側はSinというダイニング&バー、2階は宿泊施設として活用しておられます。
こちらは内部を拝見させて頂きました。
当時のタイルや各お部屋も天井が船底天井だったりと、数寄屋の設えが残されています。
さらに南には五条会館。
こちらは当時歌舞練場となっており、今でも舞台や広間が残っています。
こちらは当時歌舞練場となっており、今でも舞台や広間が残っています。
こちらもいずれは内部を見てみたいですね。
最後はUNKONWN KYOTO本池中。
UNKONWN KYOTOの隣にある、こちらも元お茶屋で今は1階はお住まいで、2階が貸事務所です。
こちらも内部を拝見させて頂きましたが、各部屋の前にはタイル張りのスペースがあってその奥にお部屋があるんですね。
こちらも数寄屋の設えが残っており、見ごたえがありました。
最後にこちらでいろいろ説明を聞かせて頂き、12:10頃に解散となりました。
このエリアの再開発が徐々に進んでいきそうですが、雰囲気的に10年ぐらいは掛かるかもしれないですね。
楽しみに待とうと思いました。
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