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2024 2/10のランチ報告1(イカヅチうどん)

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写真は、きまぐれの生姜とねぎが香る豚と野菜のつけ麺 1,120円+半熟卵天丼 300円。

3連休の初日です。
この日は午後から行きたいところがあったので、その前にランチに出かけました。
11:20頃に自転車で自宅を出て、11:45頃にやって来たのが銀閣寺道の近くにあるイカヅチうどんです。
11:30開店で到着時、外に2人組が1組だけ待っていました。
これは非常に少ない方です。

12:03頃に店内に呼び入れられ、注文します。
この日のおすすめのきまぐれうどんの「生姜とねぎが香る豚と野菜のつけ麺」に単品で半熟卵天丼を追加しました。
うどんは温と冷が選べますが、冬なので温です。

12:20頃にテーブルに持ってこられました。
どんなに列が少なくても並んでから戴くまで、30分ちょっとかかります。

さて実食(懐かしいw)。
左がつけ汁ですが、具がたくさんでもうこれだけで一品レベルですw
豚肉、れんこん、ナス、きざみ揚げ、しめじに山盛りのネギ。
お出汁のうまみがスゴイ。
それに野菜の味と食感。
うどんがモチモチなのは言うまでもなし。

山元麺蔵とか強力なライバルがありますが、個人的にはここのうどんが1番美味しいですね。
春や秋は行列がスゴイので、冬はチャンスです。

12:35頃にこちらを出ました。

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かめおか霧のテラス

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写真は、テラスからの雲海(2023/11/1)。

かめおか霧のテラスは2018年に設置された、亀岡市内の霧をよく観察できるテラスです。

京都縦貫道を走り亀岡ICで降ります。
テラスへの道は縦貫道をまたいだすぐ右手にありますが、すぐに右折はできないので一旦直進します。
そして最初の信号を右折、縦貫道をくぐって右折して重利の交差点へ戻ってきます。
ここで縦貫道の京都方面への入口の左手にある側道を進みます。
しばらく走ると縦貫道の上の跨線橋を右折して渡ります。
若木の家、医王谷野球場、展望台を通り過ぎると、やがて亀岡カントリークラブ正門が見えます。
これに入らず右手の道を進むとすぐに展望台の入口が見えます。

入口周辺に車が10台ほど駐車できるスペースがあります。
霧の出る時期(10月中旬~11月)の土日は、目の前の亀岡CCの駐車場が6:00~8:30まで無料で開放されます。

展望台は上の段と下の段の2段構造で、それほど大きくはないです。
条件が揃うと、きれいな雲海を見ることが出来ます。
現地のライブカメラがネットで見られるので、それを参考にされるといいでししょう。

霧が出やすいのは
日中の寒暖差が大きく(最高気温25~23度、最低気温13~11度ぐらい)風の少ない晴れた早朝。
なので晩秋(10月3週目から11月)がねらい目です。
陽が高くなると霧は消えるので、日の出から午前10時頃までに行くといいです。

雲海観察記
平日京都市内から行きました。
4:45頃にライブカメラで霧の発生を確認。
5:00に自宅を出て京都縦貫道を使いますが、トンネルを出て亀岡市内に入るや否や濃霧と暗さで視界が悪くなります。
現地には5:45頃に到着。
まだ薄暗いですが、雲海は見えました。
この時5人ぐらい。
すぐに明るくなってきて(日の出は6:15頃)、6時過ぎにはかなり明るい印象でした。
その頃には15人ぐらいおられました。
仕事があったので6:30頃に現地を出ました。
帰りも亀岡市内は濃霧ですが、京都市内に入ったら快晴です。
京都市内は6時台なら国道9号線の渋滞もなく、7:00過ぎには中京区の自宅に帰れました。

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2024 2/4の拝観報告3 最終(毛利先生と平安女学院キャンパスへ!非公開校舎群を特別に拝見 まいまい京都)

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写真は、昭和館 1階の講堂(アグネスホール)。

中立売休憩所をを出て、徒歩で烏丸通を南下します。
12:40頃にやって来たのが、平安女学院の室町館です。
この日は13:00からまいまい京都 京都モダン建築祭オフィシャルクラブ限定の「毛利先生と平安女学院キャンパスへ!非公開校舎群を特別に拝見」でした。

参加費は5,500円、参加者は20名でしたが15時からの2部もありました。

まずは室町館に集合。
ご存じのように平安女学院の建築はモダン建築祭にも参加しておられ、
明治館聖アグネス教会有栖川宮旧邸などを拝見しました。
もちろんそれらは既に拝見しているのですが、今回は明治館と聖アグネス教会に加えて、昭和館と6号館も内部を拝見出来ました。
というか、ほぼそれネライで来ましたw

室町館で概要の説明があり、早速昭和館へ。
昭和館は下立売室町の角、平安女学院の敷地の北西にあります。
戦前の建築で、特に1階の講堂 アグネスホールがよかったです。
実際雰囲気がいいので、狭いながらも入学式で使うそうです。
こちらは教室や屋上も。

昭和館の東隣には2号館があり、今も高校の教室があります。
元々ここには大正館があったのですが、さすがに手狭になり昭和の戦後に鉄筋コンクリートで建て直しました。
これも古くはなって来ていますが、今の建築基準ではこの高さで建てられず低くなるので、なんとか補修しながら使っているそうですw

2号館のさらに東、聖アグネス館との間には、間を埋めるように1号館があります。
これはまさに建て増ししており、なんとか教室を増やそうという努力を感じますw

昭和館の南、敷地の南西角には4号館。
こちらは昭和館から境目まで行きました。
そしてグラウンドの奥、敷地の北東に6号館があります。
こちらも昭和戦後の建築で、ヴォーリス事務所の設計。
教室に大きな特徴はないですが、階段周辺にR構造があるのがオシャレです。
こちらも屋上も。
6号館は部活で使っているので、なかなか一般公開が難しいだろうということでした。
この後は明治館をじっくりと、聖アグネス教会。

以前から気になっていた昭和館に入れて納得しましたw

15:00頃にこちらを出て、買い物に出かけている妻に合流しました。

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誉田屋源兵衛


写真は、奥座敷。

“帯匠”誉田屋源兵衛(こんだやげんべえ)は江戸時代中期創業の帯の製造販売と卸の老舗店です。 

アクセス
地下鉄烏丸線と東西線の烏丸御池駅で下車します。
北改札を出て左手の4-1から地上に出ます。
地上に出てそのまま真っ直ぐに御池通を西へ進みます。
2つ目の交差点である室町通を左折します。
2つ交差点を過ぎた約50m先の右手に誉田屋源兵衛があります。

通常は帯のお店をしておられますが、KYOTOGRAPHIEの会場として黒蔵、竹院の間や奥座敷が公開されることがあります。

正面中央の通り庭を進みます。
左右の店の間を過ぎると、奥が広くなっています。
通り庭が正面奥に続き、左正面が竹院の間、右手に奥座敷の玄関があります。

通り庭をさらに奥に進むと正面に黒蔵があり、正面右手に黒蔵の入口があります。

奥座敷
玄関を入ると玄関間があり、その正面は井戸のあるお庭になっています。
庭に沿って廊下が左前方に続きます。
お庭と廊下の左手に奥座敷が拡がります。
手前が10畳、奥が15畳の間が続いています。

奥座敷の向こう側には奥庭があり、苔に飛び石が配されておりきれいです。
奥庭の向こう側には蔵が見えます。

竹院の間
通り庭途中の正面左手が玄関です。
内部は板の間、格天井。
左手は舞台のようになっており、イベントスペースとしても使われます。
中央右手には2階への階段。
最奥には苔のきれいな中庭があります。

黒蔵
元々蔵があったところの左手に円柱状の建物を増築しており、上から見ると鍵穴のような形になっています。
1隗2階とも展示スペースで、奥の円柱状の部分は吹き抜けになっています。
また円柱状の部分の2階には3階への細いらせん階段があり、これを登ると
さらに展示室があります。


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2024 2/4のランチ報告2(中立売休憩所 檜垣茶屋)

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写真は、新しくなった中立売休憩所。

金剛能楽堂を出て、目の前の京都御苑の中立売御門に入ります。
11:45にやって来たのが、左手にある中立売休憩所。

こちらは2022年5月からきれいに建て直し、リニューアルされました。
昔は薄暗い感じの昭和感漂う休憩所でした。
これはこれで個人的には心象風景でしたが、メッチャきれいになって茶屋も一新されたので、いつか行ってみようと思っていました。
今回、午前も午後もこのエリアだったので、ランチにチョイスしました。

中に入ると右手は無料の休憩所で、左手が檜垣茶屋でした。

        
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写真は、海老と旬菜の天丼 1,500円。

メニューはいずれも1,000円前後の丼やうどんがメイン。
前払い制で、お盆の片づけはしてくれます。
今回は天丼にしました。
まあ標準レベルはクリアしていると思います。
京都御苑に来た外国人観光客が多かった印象でした。

12:15頃にこちらを出て、次へと向かいました。

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山田家庭園

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写真は、座敷。

山田家庭園は醍醐寺の南側にある寺侍の旧宅です。
近年は整備され、レンタルスペースとして居間、座敷と茶室を貸し出ししておられます。

アクセス
醍醐寺の門前に向かって右手に約270m進みます。
途中で醍醐小学校前を通過して、1つ目の信号を左折します。
左折して約80m先の右手に山田家庭園の表門があります。

各部屋レンタルスペースとして借りれますが、全部屋の見学を1時間でお願いすると1500円でした。

表門を入ると正面に通用口、左手奥に式台があります。
式台を入るとまずは4畳の玄関間。
その正面上の壁が鳥居型に繰り抜かれており、神棚があったような感じでした。
玄関間の正面奥に3畳間を経て、8畳の居間があります。
この辺りの天井や柱の木は黒いのですが、腐食予防なのかもしれません。
左手に廊下を挟みますが、居間より廊下は1段低いです。
さらに廊下を挟んで左手は座敷になりますが、こちらは先の居間よりさらに1段高いです。
この辺りは入る人の身分の違いを表しているのかもしれません。

座敷の手前側にも駐車場続きのお庭があり、廊下から左手奥の座敷へ。
座敷は次の間が4畳間、本間が8畳間です。
8畳間には床の間や付書院があります。
8畳の本間の外には縁を挟んでお庭があります。
お庭には右手に基部を持つU字状に島があり、その周りを小川が流れます。
また左手奥にも三尊石があり、そこからも川が流れ合流します。
なので川は「と」の字型になります。
島はさつきの植栽で、川の形状は神官宅の禊をする川のような雰囲気です。

8畳間の庭に沿って縁の右手奥に茶室があります。
3畳台目中板の逆勝手ですが、奥に1畳は踏込み床です。
非常に床の間の幅が広い茶室です。


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2024 2/4の拝観報告1(金剛能楽堂 能楽師がオモテもウラもご案内、めくるめく能楽の世界 まいまい京都)

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写真は、ロビーの庭園。

日曜日です。
この日はまいまい京都2連発です。

まずは9:00過ぎにやって来たのが、京都御苑西側にある金剛能楽堂です。
まいまい京都の「能楽師がオモテもウラもご案内、めくるめく能楽の世界」でした。
参加者は30名で、参加費は5,000円でした。
今回参加した理由は、昨年の夏に京都の能楽堂めぐりが開催されました。
様々な能楽堂に再訪問、初訪問したのですが、金剛能楽堂だけなかったんですよね。
メッチャ久しぶりなんで行ってみよう、それだけですw

ロビーで案内があり、能楽堂内へ。
能の説明の後、唄の練習。
お約束の高砂w
ここで約1時間。
休憩の後、3班に分けて仕舞の練習。
舞台上の1班は仕舞の舞を練習し、残りの2班はその部分の唄の練習。
各班最後は舞台下の班の唄に合わせて踊る×3という段取りでした。

ヒマになるタイミングがなく、いい構成だったと思いました。
なかなか能楽堂に行くきっかけがなかった人にはいいツアーだと思います。
能の新規顧客を発掘できそうですねw

11:40頃に終了し、こちらを出ました。

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京都工芸繊維大学 近代建築

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写真は、3号館1階奥の会議室。

北山通の松ヶ崎にある京都工芸繊維大学には登録有形文化財に指定されている建物が複数あり、また元は何有荘にあった洋館の和楽庵も移築されています。

アクセス
地下鉄烏丸線の松ヶ崎駅で下車し、1番出口から地上に出ます。
地上に出て北山通を右に直進します。
約420m進んだ3つ目の信号を右折します。
さらに約100m進んだ細い交差点を右に入った先の右手に工芸会館があります。
この工芸会館の右にヴォーリス設計のKIT俱楽部(登録有形文化財)があります。
元の道に戻り、さらに約110m進んだ右手に中央門があるので、これを入ります。
入ってすぐ左手にプラザKITがあり、これが元自動車庫(登録有形文化財)。
さらに左手に進むと、左手前方に和楽庵、さらに先の右手の校舎が現3号館の本館及び講堂(登録有形文化財)、
さらに先を進んだ左手の門が東門(元正門)と門衛所(共に登録有形文化財)、右手奥に倉庫(登録有形文化財)があります。

京都工芸繊維大学は元々京大の西部講堂辺りにありましたが、拡幅も含めて1930年(昭和5年)に松ヶ崎へ移転しています。
上記登録有形文化財はその際に本野精吾の設計で建てられました。
ただしKIT俱楽部は別で、工繊大移転前年の1929年に京大医学部の舟岡省吾教授の木造2階建ての住宅として建てられました。
それが後に工繊大の所管になりました。

いずれも通常は外観しか観られませんが、2023/11/14、11/16、11/30の13:30~15:00に
学長の肝いりで無料の京都工芸繊維大学見学会が実施され内部を拝観出来ました。
各回定員は20名でした。

和楽庵
大正5年(1916)、武田五一の設計。
外観は元々ドイツ壁仕上げの洋館でしたが、2階の窓の下には蟇股の意匠があったり、壁面の木板には斜線のなぐりが施されており和洋折衷です。
玄関を入ると左正面に階段、右手に廊下があります。
また玄関左手の窓には桜のステンドグラスがありました。
廊下を進んだ右手の最初の部屋が旧食堂です。
右手奥はサンルームで、中央の部屋の側面上方には三十六詩仙の板絵があります。
廊下奥の隣の部屋が旧応接間で、旧食堂との中の扉でつながっています。
こちらにも桜のステンドグラスがありました。
2階へ上がります。
2階は元の姿ではなく、仕切りを外してワンフロアになっています。
使い勝手を優先されたそうです。
部屋の中央の屋根板は意図的に外してあり、太い梁が見えるようになっていました。

3号館
本野精吾の設計で、鉄筋コンクリート造3階建でスクラッチタイル貼り。
左右の面は水平に連続する張り出したガラス窓になっています。
中に入ると正面に左右対称の石造りの中央階段があり、その奥は本来講堂でしたが、今は改修され教室になっています。
廊下の左手奥の部屋は階段教室で、右手奥の部屋は会議室です。
会議室は天井が高く大きな枠の格天井で、木の背板。
当時の雰囲気が残っており、名前は出されませんが映画の撮影でもよく使われるそうです。

KIT倶楽部
ヴォーリズ設計の木造2階建ての住宅。
現在は厚生施設として使われています。
アーリー・コロニアル・スタイルと称される急こう配の屋根と煙突が特徴です。
玄関を入ると真っ直ぐに廊下。
左手には90度回転する階段があり、上の袖壁が半円です。
廊下の右手すぐが応接間で、暖炉や窓際に造り付けのソファーがありました。
表の廊下と、奥の縁伝いで隣の6畳の和室に続きます。
床の間と床脇がありますが、外国人設計のためか床脇の地袋が非常に高いです。
さらに奥には板の間のサンルームの様な部屋がありました。
2階に上がります。
2階に上がった右手はベッドルーム。
左手は屋根裏部屋で天井も台形。
ロフト部屋の様な収納も上にありました。

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2024(令和6)年 春期非公開文化財特別公開の分析


写真は、宝筐院の本堂内陣。

昨夜アマ会のあんとんさんから公式に情報がupされたとの連絡がありました。

主な開催期間は4/27(土)~5/12(日)ですが、個別に詳細が異なりますのでご確認ください。
また以前のようなGW短期集中型に戻ってきましたね。

そしていつものように総合評価をA~Eの5段階で評価していきます。
評価基準は
・公開頻度
・特別公開の場所のレアさ
・特別公開の寺宝の価値(国宝・重文)やレアさ
などを「私的に総合評価」したもので、評価ポイントは個別のコメントに書きます。
雰囲気的には
A:いつもの公開
B:いつも+αぐらい
C:時折あり、行ったことがなければどうぞ
D:頻度的にレアではある
E:ほぼ必須
です。

では早速各論に。
最初のブロックは昨年と同じラインナップのものです。
A:上賀茂神社 4/27~5/6 通常でもやっている本殿公開高倉殿の宝物展示です。
B:下鴨神社 4/27~5/6 年3回ぐらいある本殿参拝と神服殿と+通常拝観の大炊殿秀穂舎です。
C:金戒光明寺  山門 4/27~5/12 一時期公開がなかった時もありましたが、秋を中心にもう年1ぐらいは特別公開がありますね。
C:知恩院 大方丈・小方丈方丈庭園 4/29~5/12 年に何度か公開があります。
B:東寺 五重塔 4/27~5/6 初層内部。年に3回ぐらい公開があります。
C:伏見稲荷大社 御茶屋・松の下屋荷田春満旧宅  4/27~5/12 何年かに1度は公開されますが、定期的ではないです。
B:隋心院 4/27~5/12 寺宝公開+本堂内陣。
C:梅辻家住宅 4/27~5/10 上賀茂神社の社家。特別公開はたまにありますが、まいまい京都のツアーなどでも行けます。 

次は昨年と違うところのうち、近年の夏、秋、冬の特別公開で開催歴があるものです。
B:廬山寺 4/27~5/12 大河ドラマ関係で注目されるでしょう。通常公開している寺院ですが、元三大師堂の分1つランクアップです。
昨年の秋、今年の冬の特別公開でもやってます。
以下3つは2022年の秋に公開歴があります。
B:松尾大社 4/27~5/12 通常の庭園公開+社宝公開。 
C:石清水八幡宮 4/27~5/12 本殿公開は最近は春と秋にはしている感じ。+社宝公開です。
B:浦嶋神社 5/11~6/16(この期間の土日のみ) ここだけ与謝郡伊根町とメチャ遠いです。
2014年の春の非公開文化財特別公開でも同様の公開がありました。通常公開+社宝公開です。

最後がお待ちかねのリアルガチのレアですw
D:常照寺 4/27~5/12(5/5は拝観休止) 2020年春、2021年春と過去に2回企画されながら、コロナ禍でなくなった公開です。
通常公開+三面大黒天と妙見大菩薩の御開帳と寺宝公開のようです。
D:鹿王院 4/27~5/12 通常公開+絹本著色釈迦三尊及三十祖像 明兆筆(重文)と茶室 芥室(かいしつ)の公開です。
2017年春の特別公開も似たような感じですが、公開の寺宝が違います(本編参照)。しかし重文寺宝や茶室 芥室の特別公開はなかなかないです。
D:宝筐院 4/27~5/12 通常公開+寺宝と茶室 丹照庵の公開。
茶室 丹照庵の公開は見たことがないです。

総評
全く非公開の寺院の公開ではなかったのでMaxDの評価になりましたが、
下の3つ 特に下に行くほどレアな物件があるという認識でいいと思います。

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山中油店2 粲宙庵 庭園 平安宮内裏の宿 京まちや平安宮


写真は、山中油店の東側の水車や蔵。

山中油店の向かい側にある町屋を改装したギャラリーです。
町屋の通り側半分ぐらいをフラットなフローリングにして、展示スペースにしています。
左手のスペースには蒔絵師 下出祐太郎氏の作品が常設で展示されています。

平安宮内裏から西陣の味と歴史を巡る
庭園
通常奥の庭園は居住スペースのため公開しておられませんが、2021/11/20の「平安宮内裏から西陣の味と歴史を巡る」で、見学させて頂きました。
「神仏燈明売捌処」の扁額のある門を入ると、右手に蔵の扉、左手に池のある庭園があります。これはお店の事務所の裏に見えているお庭です。
池には石の八つ橋が掛かっており、ここにも水車が回っています。
これは元々こちらだけにしか水車がなかったのですが、あまりにも「見せてくれ」という要望が多かったので、外にも作ったのだそうです。
さらに奥には中央にドーナツ状の円形の人工池がある広いお庭があります。
この邸宅より古い樹齢の杏の古木や、実が鈴なりの柿が2本ありました。

平安宮内裏の宿
上記イベントでは、綾綺殿の道を北上し、次の交差点を左折したところにある
平安宮内裏の宿の内部も見学出来ました。
10軒長屋のうち6軒がゲストハウスにリノベーションされています。
かつての内裏の跡地にちなんで、左から弘徽殿(こきでん)の南邸、壱の局、弐の局、参の局、承香殿 西対、承香殿 東対となっています。
天井の太い梁、奥庭、畳の部屋はそのまま残し、2階の虫小窓のスペースをベッドルームにしています。
それぞれに内部が違って同じじゃないのも魅力ですし、1棟貸しなので3~4人の家族連れなどではさらにお得です。

山中油店が所有する町屋で、場所は本店の水車の道を挟んで向かい側の角です。
同志社女子大学の公開講座を月1回こちらで開催しておられ、事前予約制で一般でも参加可能です。
玄関を入ると右手に3畳の玄関間があります。
この左手に2階への階段があります。
正面奥が6畳の三の間で天井は枠の大きな木の格天井で、洋室風になっています。
その左手に4畳半の二の間、さらに奥が8畳の一の間で、床の間や床脇があります。
さらに奥は奥庭です。
一の間にプロジェクターを置いて、二の間で14:00~16:00で講座を拝聴します。
2階に上がります。
階段を上がった正面に縁の廊下があり、この右手に2間あります。
手前が6畳間で道側が板の間になっています。
北山杉の床柱、竹節の大きな窓が階段側にあります。
奥が8畳間で、床の間から床脇まで床は1枚板。
床脇の地袋は三角形になっています。


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2024 2/3の拝観報告(京まちや平安宮 第34期同志社女子大学主催町家講座)

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写真は、1階の広間。

お誕生日の土曜日ですw
この日は昼前に僕の誕生日を予約したから受け取りに行ってくれと妻に言われ外出w
お昼は泉仙の仕出しでお祝いでしたが、長男は学校、次男は部活でいないというw
まあええわw

妻と仕出しを戴いて、13:00過ぎに1人で徒歩で出かけました。
13:30にやって来たのが、山中油店の前にある京まちや平安宮。
山中油店が所有されている町屋です。
この日は事前予約した同志社女子大学主催町家講座が14:00からありました。
現地での聴講は10名でしたが、ZOOMで参加されている方も多そうでした。

今回は「古都・鎌倉における人と自然のかかわり」でした。
鎌倉の地形や環境を歴史を遡って追いかける感じのお話。
面白かったのは、1つ目が大昔鎌倉は縄文海進で今の鶴岡八幡宮やその東側、そして南西部の砂丘部分以外は海面下だったこと。

2つ目は山は昔は松林だったのが二次遷移で照葉壽林に変わってしまったこと。
つまり松は日光が入らないと成長しないのですが、昔はみんなが薪を切りに来ていたので「いい感じで日が差して松が育って」いた。
しかし薪を取りに来なくなった結果、地面まで火が差さなくなったので松が成長しなくなり、日差し長くても育つカシやシイに変わてしまったということ(これは京都の東山も同じ)。
3つ目は関東大震災の際にも地震発生から約20分後に6~7mの津波がきたこと。
4つ目は過去の鎌倉の地震の記録を紐解くと、約200年に大地震の記録がある。しかし1300年辺りの次が江戸時代の1700年と400年空いている。
そしてどうやらこの間の1500年あたりにも大きな地震があったのではないか、またその際に鎌倉大仏の大仏殿が津波で流されたんじゃないかというお話。
それを参照すると昨年が関東大震災から100年なんで、あと100年後辺りが要注意なのかもしれませんが、我々はカンケーなさそうですねw

町屋の中は1階しか拝見出来ませんでしたが、お話が十分興味深かったです。

16時頃にこちらを出て、帰宅しました。

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山﨑家住宅(旧井上家)

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写真は、外観。

山﨑家(旧井上家)は嵯峨野の大覚寺の西側にある江戸中期の庄屋住宅で、京都市の指定登録文化財です。

アクセス
大覚寺の門前に向かって左手に進みます。
まっすぐに約220m進むと左手が畑になります。
この右手の大きな茅葺の建物が山﨑家住宅(旧井上家)です。

通常は非公開ですが、2023/3/15 NHKカルチャーでの「おくどさん ~かまど文化からみる京都のくらし~で、内部にお邪魔しました。

表門を入ると正面に茅葺の主屋があります。
主屋は正面が台所で、左側が家屋部分です。
また右手には米蔵があり、左手には家屋部分の前庭がありますが、ここも土塀で囲まれているので、大外の土塀と近い距離で二重の土塀があるのが特徴的です。
中の土塀を入ると主屋の家屋部分で、その左手には西蔵があります。
外観や内部はきれいにされました。
また西蔵と主屋の間から裏手に回ると北蔵があり、こちらも内部をきれいにして宿泊出来るようになっているそうです。

さて主屋に入ります。
まず玄関間があり、その奥が台所の土間です。
土間には7つの焚口を持つおくどさんとその前に長者火があります。
現存する長者火は非常に珍しいです。
天井には明かり取りの窓がありますが、煙を逃すためではありません。
煙は屋根の茅に含ませることで、虫退治をしたり劣化を防止する作用があるので、敢えて屋根の茅に染み込ませるのだそうです。

正面から玄関間に入ります。
玄関間は8畳あり右が土間、左は庭園と3面から採光があるので、非常に明るいです。
その奥が6畳間、この右手には土間に面した6畳間があり神棚が上にあります。
正面奥には長い掘りごたつのある板の間があります。
玄関間奥の6畳間の左手には8畳の次の間、さらに左手に10畳の主座敷があります。
10畳間には床の間と床脇があり、右手側は縁を挟んで裏庭でした。


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2024 1/28の拝観報告(菅大臣神社 月釜)

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写真は、小間 山蔭亭の内部。

日曜日です。
この日は本来何の予定もありませんでした。
朝食を終えて自室に戻って7:28に携帯を見ると、7:10着でアマ会のHitoさんから「今年の菅大臣神社の月釜の日程です」と日程連絡のメッセージが来ていました。

見たら1月はこの日。
じゃあ行こうかということで、7:28にメッセージを初見して8:15には菅大臣神社に着いていましたw
この辺の決断と行動の早さには、結構驚かれることが多いですw

臨時会費は700円と、このご時勢では格安ですw
中に入ると大広間が待合に。
この段階でお席は小間決定ですw

こちらは1席目が8:30なので、すぐに席入りでした。
さらに1席目は「席主さんと懇意なエライ先生来がち」の法則が的中し、お正客も回避出来ましたw
今回も10名でした。
お道具などはほぼ淡々斎で統一されていました。
お菓子は鶴屋吉信の常用饅頭なので、手で割って頂きました。
コロナ禍以降はしばらく現在待合の広間がお席だったので、小間は2016年以来でした。

9:05頃に席を出てきたら、情報を下さったHitoさんが2席目を待っておられました。
これほど即座に来るとは予想されていなかったかなw

この日はこれで帰宅しました。

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嵐山吉兆

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写真は、待幸亭の1室。

嵐山吉兆は嵐山にある一流料亭吉兆の本店です。

アクセス
京福電鉄の嵐山駅で下車し、改札を出て長辻通を左へ進みます。
約150mで橋が見えます。
これが渡月橋で北詰めになります。
橋を渡らずに川沿いに右折し、約300m進んだ右手に吉兆の表門があります。

食事
お昼にお邪魔しました。
完全予約制で2名以上から。
最低でも1人5万円からになります。

表門を入り砂利のアプローチを進みます。
右手に茶室と待合があります。
待合の男性用のトイレは織部焼できれいな緑色です。
先に進んだ奥の右手の柴折戸があり、この奥は離れの待幸亭(たいこうてい)です。
アプローチの突き当り左手が主屋の玄関になります。

玄関を入って、少し廊下を進んだ1番通り沿いのお部屋でした。
広い座敷で15畳+縁
夏でしたので床の間の掛け軸も鵜飼の鵜や焚火の設え。
脇床の天井は網代。
欄間は鹿の透かし彫りでした。
この広い座敷で2人で頂きました。
また2024/6/16のお茶会で伺ったときに、この手前に6畳ほどの鞘の間を挟んで10畳ほどのお部屋がもう1つあること。
15畳間の奥の階段を上った右手に、船底天井のお部屋があることが分かりました。

食事内容はリンクの下に写真がありますが、やはりすべてに手を抜かれていない感じでした。
お店の雰囲気、部屋の設え、係の方の対応、食材、調理、見せ方、出すタイミング、お皿、盛り付け。
料金もこれだけを妥協なく対応される対価なんだと実感しました。

クラウドファンディング見学会
2023年に離れの待幸亭を改修されるにあたって、広報の意味でクラウドファンディングをされました。
5万円のコースの返礼が、待幸亭の見学会でした。

玄関を入って砂利のアプローチを進んだ右手奥の柴折れ戸をくぐると、待幸亭の玄関があります。
3畳の玄関間がありますが、玄関の床には茶臼が埋め込まれています。
まずは左手へ。
こちらには6畳の次の間と10畳間の中広間があります。
10畳間の天井は格天井で、金地の流水紋。
釣り棚に床の間の壁面は遠州流の家紋である七宝柄の唐紙。
付書院の窓もよくみると火頭窓の意匠をわずかに感じさせます。
釘隠しは扇ですが、すべての意匠が異なっています。
縁に出ます。
真々庵から移築された書院でしたので、屋根を支える柱がなく上で釣りお庭を見やすくしています。
またお庭は苔と砂紋がきれいな白砂の枯山水ですが、庭の中央に創業者の湯木貞一が惚れ込んだ 九曜星の灯籠があります。

玄関から右手に進みます。
こちらは25畳+縁の大広間です。
最奥には床の間と付書院があり網代天井ですが、手前の方の天井は梁の巨木がむき出しになっています。
この手前の方は元々土間だったそうです。
お庭の中には井戸もあります。
そして庭の最奥にはお茶室に通じる中潜がありました。


 
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2024 1/27のおやつ報告3 最終(FUKUNAGA 901 いちごやま)

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写真は、いちごやま 2,300円。

京都伊勢丹B1の西京焼き 京都やま六を出て、EVで8階へ。
次にやって来たのが、FUKUNAGA 901。
朝から整理券で並んだのはこちらですw
1/15から始まった「いちごやま」です。

こちらは1日30食限定。
整理券を9:30から配布。
最初の10食は12:00~14:00、残りの20食は14:00~。

僕はこの日前述のように大相撲観戦で14:20には帰宅していたい。
なので遅くとも14:00には京都駅をでないといけない。
となると「最初の10食の整理券ゲットが使命」ということになります。
なので8:40着で参りました。
すると先客は2人組1組だけなので、3食目でした。
最終的に9:30の段階で9人でしたので、結果的には9:30着でもギリ間に合ったということです。

伝道院が10:00からだったのも、この計画を可能にしましたね。

12:25にやってきて、いちごやまを注文。
全体の体積の半分以上がいちごw
上はいちごが並び、その下には自家製ミルクアイスとバニラエスプーマ。
酸味を滑らかにしてきますw
さらにその下にはホワイトチョコクリスピーが敷かれており、ホワイトチョコの甘みとサクサクの食感。
その下には自家製いちごソルベでさっぱり。
ソルベの外周はいちごがぎっしりです。
さらにその下にはふわふわジェノワーズといちごライムのジュレでさらにさっぱりと。
そして最後は逆にこってりの自家製カスタード。

いちごパフェのなかでは秀逸でしたね。

非常に満足して12:45頃にこちらを出て、帰宅しました。

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