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同志社大学 茶室 寒梅軒

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写真は、寒梅軒の外観。

寒梅軒は同志社大学今出川キャンパス内にある茶室で、現在は同志社大学茶道部の拠点になっています。

アクセス
今出川通沿いにある門を入ってまっすぐにキャンパス内を歩くと、やがて塔があるクラーク館が見えます。
この突き当りを左手に進みます。
クラーク記念館の左手奥にひっそりと寒梅軒があります。

寒梅軒は幕末に二条家の邸内(現在の同志社女子大学のキャンパス)に造られました。
昭和29年に現在の図書館の位置に移築。
その際に淡々斎宗匠よりに新島穣の漢詩から「寒梅軒」と命名されたそうです。
その後昭和43年に図書館建築に伴い、現在の場所に移築されました。

通常は外観を観るだけですが、毎年11/26~28の同志社大学 EVE祭の際だけ茶道部による呈茶が茶室内であります。
ただしSNSによる告知は当日しかされません。
2023年は1席50分枠で11:00~、11:50~、12:40~、13:40~、14:30~、15:20~、16:10~の7席で、1席10名でした。
1名600円で、10:30頃から現地でお茶券の販売をしておられ、後の席でも事前に購入して席を確保することが可能です。

お茶室はL字型で、その前に苔のきれいな露地庭園があります。
左手が小間で右手が広間です。
左手には四角の窓と円窓が並んでおり、四角い窓の上に「寒梅軒」の扁額があります。
広間の方は当日は待合でもあり、小間の席が満室になった以降はこちらで戴くことも出来ます。
広間で待ち時間になると呼ばれます。
一旦露地に出て、向かって左手側の貴人口から入ります。

内部は4畳半の茶室で、中央半畳の右手前に炉が切ってあります。
左手に床の間と床脇があり、右手奥が茶道口です。
前述の四角い窓は右手にあり、これが南面しているので、日光の移り変わりが感じられました。

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2024 1/27のランチ報告2(西京焼き 京都やま六)

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写真は、銀だらの西京焼き定食 2,420円。

伝道院を出て、pippaのレンタサイクルで京都駅に向かいます。
11:44にやって来たのが、京都伊勢丹B1にある西京焼き 京都やま六です。
昨年ぐらいに出来たばかりのお店です。
以前から気になっていたので、この日のランチに選定しましたw

店内は4人掛けのテーブル席が2つと8席のカウンター席だけなので、こじんまりしています。
到着時、幸いカウンター席が空いていたのでそちらに座りました。

お昼のメニューはさわら、さけ、豚やサバなどもありますが、注文したのは1番おすすめの銀だらの西京焼き定食。
注文してから焼いているようで、ちょっと待ちます。
写真のような感じです。
ご飯はお替り可能です。

戴きました。
メッチャ美味しい!
銀だらはホカホカフカフカで、甘みとコクがあって、過去最高の西京焼きでした。
超おすすめです。
僕も再訪問間違いないです。

普段しないご飯のお替りをしちゃいました。

非常に満足して、12:10頃にこちらを出ました。

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聖母女学院 本館(旧陸軍第十六師団司令部庁舎)

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写真は、本館外観。

聖母女学院は伏見区藤森にある小中高短大を併設する学校で、本館が旧陸軍第十六師団司令部庁舎であり登録有形文化財です。

アクセス
京阪電車の藤森駅で下車し、東口から出ます。
左手にある細い橋で川を渡り、そのまま直進します。
約50mで奈良街道に出るので、左折します。
約200m進んだ右手に聖母女学院の表門があります。

日露戦争末期の明治38年に軍備拡張にともない、第十六師団がこの地に増設されました。
終戦後の昭和24年に聖母女学院に払い下げられ、本館として使用されています。

2023年現在は8月年末年始以外の月曜日と木曜日の、10:00~11:00か14:00~15:00に事前予約しておけば参観出来ます。
なおその際には維持管理費が1人500円必要です。

表門を入ると、正面奥に本館が見えます。
表門奥、左手の受付で入館証を戴きます。
外観はイギリス積みの赤レンガに、銅板の屋根。
中央の上部はマンサード屋根、正面の2本の柱の上部はイオニア式(羊の角のような装飾)、左右の屋根には丸い明かり取りのドーマー窓があります。

正面玄関から入ります。
玄関は広く、左右の受付窓が高いです。
これは馬に乗ったまま書類のやり取りが出来るようにするためです。
玄関を入ると正面に中央階段があります。
手すりにはアカンサスの装飾などが施されています。
踊り場から左右に折れて2階へ。

2階の正面奥には現在の理事長室、陸軍時代は司令官室があります。
廊下を左へ進み、左手の部屋で係の方に維持管理費を支払い、左手突き当りの記念館で歴史の資料を拝見します。
こちらは建物の左翼側になります。
さらに記念館を抜けた奥の部屋で、建物のDVDを5分ほど観ます。
そこから案内のツアーが始まります。

各部屋には意匠の異なるマントルピースがあり、それも見所です。
記念館を出て、廊下を進みます。
中央に戻り、理事長室前。
そしてさらに右翼側に進んだ突き当りに大会議室があります。

階段で1階に降ります。
右翼側から中央に戻り、中央階段です。
改めて装飾の説明や、階段左右の収納や陸軍時代の鬼瓦が展示されています。

左翼側の1室、東サロンと西サロンに入ります。
こちらでもマントルピースや天井の漆喰の装飾を拝見します。
特に西サロンの床はリノリウム床で、サーベルの先が当たり無数の穴が開いています。
まいまい京都のツアーではさらに廊下奥(南側)の会議室や給食室も拝見しましたが、意匠は簡素です。

そして玄関、外に出て外観を説明を受けながら拝見して、約45分で終了でした。

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2024 1/27の拝観報告1(伝道院 和紙はがきを伊勢型紙で染めよう!)

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写真は、3階の塔屋内部。

土曜日です。
この日は午前中にこの伝道院でのイベントがあっただけ。
しかしお昼とおやつを食べて帰ろうと。
14:20からは大相撲 初場所の14日目があるのでw

さて伝道院でのイベントは10:00からでしたが、おやつを戴くのに整理券がいるんです。
なので某所に8:40に到着し、9:30の配布まで待って、それを確保してから伝道院に向かいました。
そのおやつの件は後日。

9:40に伝道院に到着。
「和紙はがきを伊勢型紙で染めよう!」というイベントで、参加費は2,000円でした。
和紙はがきの上に伊勢型紙を乗せ、上から顔彩で染めていく体験です。
参加者は20数名おられた感じですが、半分近くが小さなお子さんでした。

さて受付をして中に入ると、「上まで見学できるのでどうぞ。上の階段は急で狭いので、気を付けてください」と。
・・・コレって3階じゃないの!
ってことで、不意なことで念願の3階の塔屋内部を拝見出来ました。
しかも写真撮影もOK。
正直こちらの方は以前に拝観じゃないイベントで参加された方が写真撮影がOKだったといわれていたので、ちょっと期待していましたw

参加者の半分以上がお子さん連れ。
なかなか上まで見学に来られないので、ゆっくり拝見出来たのはよかったです。

体験の方は集合待ちで10:24頃からでしたが、それほど難しい行程ではないので、やり始めれば早かったです。
コツは顔彩をつける際に、水分を少なくすること。
水分が多いと滲んじゃいます。

11:30に終了し、こちらを出ました。

なおこのイベントは3/2も開催されるので、気になった方は参加してみてください。

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讃州寺


-写真は、本堂。

讃州寺(さんしゅうじ)は鷹ヶ峯にある無住の臨済宗寺院です。

アクセス
鷹ヶ峯の源光庵、光悦寺を越えて、さらに直進すると急勾配の千束坂があります。
これを下ると三叉路になりので右手へ。
このすぐ右手にプレハブ小屋があるので、ここを左手奥へと進んでいきます。
緩やかな山道を登ると正面に石段、左手に側道があります。
この石段の上に本堂が、側道の奥に書院があります。

通常は無住なので誰もおられません。

南北朝時代に管領 細川讃岐守頼春が西洞院通一条下る(現在の讃州寺町)に、戦勝を祈願して地蔵尊をお祀りしたのが始まりだそうです。
室町時代には堀川上立売に移転し蔵珠院となった時には「竹屋地蔵」と呼ばれ、六地蔵の一つに数えられていました。
江戸初期に現地に移転しています。

地蔵盆
普段は誰もいないお堂ですが、
8月末にこちらを管理している大徳寺 玉林院の大徳寺保育園と地元のたかがみねこども園の合同の地蔵盆の際は、お堂が開扉されます。
日程は8/22あたりで年によって違います。
少なくとも園の行事ですので、確実に平日です。
私は玉林院さんにTELで伺い、同時に参加許可も得ました。
あと屋根がないので、雨天なら会場が玉林院になるそうです。

9:00頃に伺うと既にお堂は開扉され、準備をしておられました。
本堂の内陣には本尊の地蔵菩薩像、左手に多聞天、右手に不動明王がお祀りされていました。
左手奥の脇壇にはゑんま像、右手奥の脇壇には傅大士(ふだいし) と二童子像がお祀りされていました。
床は焼き瓦、お堂側面の上方は波型の意匠でした。

さて本堂の正面に小さな舞台、両脇に園児の座るシートと呉座を敷きます。
書院も開扉されており、後ほど舞楽を奉納する小学校4年生ぐらいの女児と父兄の方が準備しておられました。

10:00前に園児到着。地元の高齢者の方も招待されていました。
挨拶ののち
10:10~10:20 法要
10:20~10:30 舞楽奉納
10:30~11:15 子供のコンサート 昭和50年初頭の歌のお兄さん米田和正氏による歌などで園児と盛り上がります。
11:15~11:30 数珠回し
以上で終了。
参加した大人は書院で呈茶がありました。
書院は左手から4畳半、6畳、4畳半の間で、1番右手の4畳半は床の間があり、茶室風でした。
なお参加すると讃州寺地蔵菩薩のお守りを戴けました。

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2024 1/25の拝観報告5 最終(京都 和樂 築250年の武家屋敷で書家・清高院月蓮氏に学ぶ書道と水墨画 −道着に身を包んで−)

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写真は、私邸の広間。

13:40頃に三条商店街のsweets cafe KYOTO KEIZOを出て南下します。
蛸薬師通へ西進し、13:50頃にやってきたのが和楽です。
こちらは築250年の武家屋敷を使用して、通常は外国人相手に侍体験をしておられます。
今回はこちらでOtonamiの「京都 和樂 築250年の武家屋敷で書家・清高院月蓮氏に学ぶ書道と水墨画 −道着に身を包んで−」に申し込みました。
今回は2名で、参加費は8,000円でした。

まず表門から中に入ると、早速前庭で海外の方が剣術の体験をしておられました。
その前を通過して中へ。
こちらの武家屋敷は元は幕府の役人の邸宅で、中央に通り庭がありそれを挟んで左手が私邸、右手が公邸だそうです。
今回はその私邸の広間での体験でした。

体験はまず墨を擦るところから。
墨を擦るのなんて、小学校以来ですw
そしてまずは書道から。
運筆から丁寧に教えてくださいます。
たぶん小学校の時も基本は先生が教えておられたんでしょうけれど、全く聞いていなかったので(笑)いい勉強になりましたし、それなりの字が書けました。

さらに続いて水墨画の練習。
薄い墨汁を筆に付け、その先だけに濃い墨をつけて書く先端濃墨の練習。
最低限の技術を習って、僕は色紙に海老の画を描きました。
なかなか先端濃墨の技術が難しいですね。

体験は16:30頃に終わりましたが、和楽の方と話していると「もう少しであちらの体験が終わるので、その後なら公邸の方も観れますよ」ということでしたので、もちろん待つことにしましたw

10分ほど待つとあちらも終わったので、中を拝見しました。
8畳間が3つと、それに並行して廊下の鞘の間がありました。
各部屋を仕切っても個々に出入り出来るような構造なんでしょうね。 

17:15 頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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平安郷2 光琳乾山忌茶会

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写真は、中の茶屋の寄付。

尾形光琳の命日である6/2と翌日の6/3に毎年、平安郷で光琳乾山忌茶会が開催されます。
MOA美術館の主催で副席を毎年担当、本席は毎年いずれかの美術館が担当されます。
このお茶会は各美術館が所有するお道具を出されます。
よってお点前よりも、お道具の観賞会の要素が強いです。
いいお道具なので実際に使えないことも多く、お点前はなく2023年は本席も点出しでした。
各美術館のいいお道具を拝見する感覚で行かれるといいでしょう。

お茶会の詳細が分からなければ、3月ぐらいにMOA美術館に問い合わせれば郵送してくれます。
毎年6/2と6/3で、申し込み時にどちらかのAMかPMかを指定します。
会費は25,000円で、本席、副席と点心席があります。

平安郷の表門の右手に駐車場があるので、同日そちらに駐車可能です。
そして表門には入らず、きぬかけの道を渡って背後の側道を進みます。
約70m先の右手に研修センターがあるので、そちらで受付をします。
着くとまず受付の整理券をくれます。
席は9:30~ですが、受付は8:45頃から整理券順に始まります。
受付をしたらすぐにジャンボタクシーに乗って平安郷内に入り、まずは本席のある中の茶屋(池畔亭)へ1席12名で参ります。
なので1席目は9時過ぎにはスタートになります。
広沢池畔にある中の茶屋に入ると3畳の寄付があり、そちら床の間のお軸の説明があります。
基本お道具がメインなので、お道具があればほぼ説明があります。
そして左手へ進み広い縁の待合へ。
広沢の池を見ながら、こちらで主菓子を頂きます。
そして庭に出て、奥の小間に躙口から入ります。
4畳半の小間で、2023年は先代の直入さんがお道具について説明して下さいました。
そして茶道口から廊下を進み、9畳の広間に入ります。
こちらで当代16代目の樂吉左衛門さんのお話を聞きながら、濃茶を点出しで頂きました。
ちなみに正客はのんかう、次客は直入さん、三客は当代のお茶碗で頂け、頂いた後は手に取って拝見出来ました。
そして隣の6畳間には箱書きがあり、最後は最初の3畳の寄付に戻ります。

ここで本席は終了で、またジャンボタクシーで移動します。
次は広い庭園の奥にある上の茶屋(春遊亭)です。
こちらは最初に10畳の立礼席でお菓子とお薄を頂きます。
ガラス張りで広い庭が一望出来ます。
こちらの床の間の説明の後、隣の8畳間に入ります。
この広間でMOA美術館が設えたお道具の説明があります。
こちらは観賞と説明だけ。
そしてまたジャンボタクシーに乗り、研修センターに戻ります。
1席目だと10:40頃には戻って来れました。

研修センターに戻ると、奥の食堂に案内され嵐山吉兆の点心を頂きます。
1席目だと各席の待ち時間もなく、11時過ぎには終わりました。

2024年はコロナ前の3席で28,000円。
この回からスタート時間が先方から指定されるようになりました。
3席目は研修センターの奥にある下の茶屋です。
点心席の奥の別棟にある近代建築の数寄屋。
大広間で簡易のお点前がありました。
外の露地庭園が広いです。


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2024 1/25のおやつ報告4(sweets cafe KYOTO KEIZO)

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写真は、和栗の10分モンブラン 1,760円。

大力邸を出て、徒歩で蹴上駅へ。
地下鉄東西線で烏丸御池駅へ。
そこから堀川通を徒歩で南下します。

次の予定が14時と時間があったので、三条商店街に入りました。
13:00頃にやって来たのが、三条商店街の中にあるsweets cafe KYOTO KEIZOです。
以前TVで「和栗の10分モンブラン」がよく紹介されていました。

TVに出ていた当時は行列でしたが、今は大分落ち着きました。
この日もすぐに入れそうだったので、休憩がてら戴くことに。
こちらはお店の奥の離れで作られますが、作る過程を外から拝見出来ます。

中にサクサクのメレンゲがあり、その上からモンブランのクリームを乗せます。
そのクリームの水分が10分ほどするとメレンゲを湿らせてしまい品質が変わるので、10分モンブランと言うそうです。

クリームは濃厚でしっとり。
中はサクサクのメレンゲと、味も食感もよかったです。

時間をつぶしながら休憩して、13:40頃にこちらを出ました。


追伸を2つ
       
        


1つは恒例の2/1の赤福の朔日餅。
2月は立春大吉餅。
白がつぶあん、きな粉がこしあんでした。

2つ目。
掲載当日は僕の誕生日。
50歳になりました。
あっという間の50年。
早いですね。
やるべきこと、やりたいことはやっておかないとと改めて思います。

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炭屋旅館2 客室 井筒・洗月・残月・花月

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写真は、残月の間。

玄関を入って廊下をまっすぐ奥に進むと、光悦垣のあるお庭があります。
基本本館はこれを取り囲むようにお部屋があります。
そしてこの本館の右手(南側)に連続して、鉄筋コンクリートの新館があります。
まず廊下の突き当りを左手に進むと2階への階段があります。
これを登った右手に、大広間の花月があります。
15畳間とその手前に6畳間が2つ連続しており、奥の間は網代天井です。

1階に戻り、時計回りにお庭の外周の廊下を回ると、右手に洗月の間があります。
こちらには内風呂がないため、宿泊には使いにいそうです。
しかし床の間が銀閣寺 東求堂の洗月亭の写しで、水面から昇る月をイメージした斬新なデザインになっていました。
ここからお庭を見ると、光悦垣が正面に見えます。
こちらを露地庭園とすれば、洗月の間は左手の残月の間の本席への待合になるそうです。

廊下を右手に回った突き当りにあるのが、前述の残月の間。
不審菴の残月の写し(やや小さめ)なので、左手奥に上段の間があります。
左手には床が焼き瓦の縁があり、露地につながっています。

もとに引き返します。
玄関からの廊下の突き当りを、今度は右手に進みます。
左に曲がった右手に茶室の玉兎庵があり、その向かい側である廊下の左手に井筒の間があります。
大きな床の間に付書院。
栗の釘隠しの意匠も凝っています。
縁の内露地に躙口が付いている面白いお部屋でした。

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2024 1/25のランチ報告3(大力邸 黒毛和牛すき焼きコース)

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写真は、東山のカウンター席。

11:30頃に南禅寺の最勝院を出て、徒歩で11:45にやって来たのが大力邸です。
かつては大安苑でした。

お昼をどこかで戴こうと思っていたのですが、あまり移動するのも気乗りがしなかったので、事前に予約していました。
次まである程度時間があったので、コースにしようと。
またこの時期寒いかなと思ったので、すき焼きコースにしたのですがこれが大当たり。
この日、雪が舞うぐらい寒かったのでw

お店に入ると、1階左手のカウンター席の東山でした。
前回は南禅で、こちらは初めてだったので良かったです。

        
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写真は、黒毛和牛すき焼きコース 8,000円。

最初におばんざい(写真1)が出てきます。
そしてお肉とお野菜の具材が出てくるので、自分で作ってください方式でした。
幸いお料理は一通りは出来るので、まずは白菜とネギを入れます。
次にしいたけやお豆腐などみつば以外のお野菜など。
そしてお肉。
最後にみつばを入れて完成(写真2)。
いい感じで出来ました。

他にご飯と卵。
最後に〆のうどんまであります。

寒い日のすき焼き。
沁みました。

シャーベットのデザートも戴いて、12:30頃にこちらを出ました。

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俵屋旅館2 宿泊

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写真は、ラウンジ(手前)と図書館(奥)。

チェックインは15:00から可能です。
玄関まで入るとお迎えが来られて、お部屋まで誘導して下さいます。
宿泊した竹泉(ちくせん)の間は、入るとまず玄関間があります。
冷蔵庫はこちらの下にありました。
そして3畳の次の間、そして8畳の本間が並びます。
この2つの間に面して苔のきれいな専用の小さな庭があります。
次の間の方には庭に面して2人用のテーブルがあり、床暖房の掘りごたつになっています。
本間の方は北山杉の床柱がある床の間があり、この日は太田垣蓮月の山里の掛け軸が掛かっていました。
また天井は一面網代天井でした。
テレビは言えば出てきますが、なくても十分過ごせました。

本間の奥には洗面所、洗面所の正面奥にトイレ、左手奥にお風呂がありました。
洗面所には有名な石鹸を含めたアメニティー(お持ち帰り可)、館内用の靴下、浴衣、パジャマなどがあります。
お風呂はやや小さめでしたが高野槙のいい香り。
さらに外の窓を開けると露天のような気分になれます。

部屋に入ると最初にウェルカムの本わらび餅が出てきて、女将さんがご挨拶に来られます。
そしてその後に担当の仲居さんが来られ、夕食の時間を聞かれます。
18:00、19:00 、20:00のいずれかスタートで、順に出てくるので2時間ちょっとかかります。

大抵15:00にチェックインするのは初めての方が多いようで、皆さん1階のラウンジと図書館、2階の書斎を探検します。
館内の至る所に館内図があり、さらにお部屋にも館内図や全部屋のしつらえの説明が置いてあります。
この館内図の写真はネットにもよく挙がっています。

そうこうしていると、もう夕食です。
お食事はいずれも非常にいいものを手を抜かず、すべて自家製で造られているので、非常に美味しかったです。
 夕食の最後のデザートは移動して次の間で戴き、その間に襖を閉めて布団を敷かれます。
お布団もマットが厚くてフカフカで心地よかったです。
夕食後に朝食の時間を聞かれます。
7:30、8:30、9:30スタートのいずれかです。

さて朝です。
朝食が7:30だと7:00頃に仲居さんが来られます。
朝1番で特製ヨーグルトジュースかオレンジジュースを次の間で戴きます。
どちらかですが、断然特製ヨーグルトジュースがおすすめみたいです。
その間に本間の方ではお布団を片づけられます。

そして朝食です。
朝食は和食と洋食を選べますが、基本和食を勧めておられます。
さらにメインの焼き魚が3択で、シャケ、かれい(+ハタハタ)、アジの干物です。
2人ならシャケとかれいを選んでシェアするのがおすすめです。
食事は1時間ぐらいで終わるでしょう。

チェックアウトは11:00までで、お会計はお部屋でも玄関でもどちらでもOKです。
私が宿泊した際は、1泊2名で127,500円でした。

静かで非日常的な喧騒から離れた空間は、非常に心地よく満足しました。

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2024 1/25の拝観報告2(南禅寺 最勝院高徳庵 書家・國廣沙織氏に学ぶ豊かなひらがなの世界 −坐禅体験付き)

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写真は、仏殿。

烏丸御池駅から地下鉄東西線に乗って、蹴上駅で下車します。
9:10頃にやって来たのが、南禅寺の水路閣のさらに奥にある最勝院高徳庵です。
この日からOtonamiで「南禅寺 最勝院高徳庵 書家・國廣沙織氏に学ぶ豊かなひらがなの世界 −坐禅体験付き」が開催されました。
定員は4名で、9:30~11:30。
参加費は9,900円でした。

左手の玄関から中に入り、体験は書院の1室です。
こちらに荷物を置き、まずは最初に体験する坐禅のために奥の仏殿に案内されました。
まだ時間が早かったので、ご住職が本堂にもお参りさせて下さいました。
内陣には駒大僧正がお祀りされていますが、お厨子は閉まっていました。

そして9:30~10:00まで、仏殿で坐禅体験。
30分連続。
この日の参加者は3名で、1人はアマ会のfrippertronicusさんでした。

書院に戻って筆ペンでくずしたひらがなの練習をしました。
これが今のひらがなに近いものもあれば、漢字をくずしたものある。
さらにその漢字も当て字で、同じ音でも書いた人の選択次第で違う字だったりしますw
「れ」とか「わ」とかは今と同じですが、「か」なんて「可」を当ててしかもくずして筆記体のようにつなげて書くので「す」の横棒がない一回転だけだったりしますw
その辺はもとの形を先生が教えてくださるので、「それを書く気持ちで省略して書く」ような感じになります。
如何にきれいにつなげるか、そのためにどの字を当てるかが当時は腕の見せ所だったのかもしれないですね。
陽明文庫で見た藤原行成の和漢朗詠集、字が華麗に踊っているようでしたもんね。
ひらがな1文字ずつから和歌、そして自分の名前を練習して、11:30頃に終了しました。

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俵屋旅館1 予約 概要

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写真は、玄関先の坪庭、ラウンジと2階への階段。

俵屋旅館(たわらやりょかん)は江戸時代に創業した京都でも有名な老舗の高級旅館です。

アクセス
最寄り駅は地下鉄東西線の京都市役所前駅。
改札を出て左手へ地下道を真っすぐに端まで進みます。
地下道の端まで来たら、左手から地上に出ます。
地上に出た目の前の左右の道が麩屋町通ですので、これへ左折します。
約50m先の左手に俵屋旅館の玄関があります。

俵屋旅館には現在稼働しているお部屋が17部屋あり、それぞれが趣の違う設えになっています。
リピーターの方はTELでお部屋を指定して予約されたりしますが、
初めての方はお部屋も分からないのでJTBのホテル予約サイトから予約するのがいいでしょう。
JTBから予約すると新館の竹泉の間か、旧館の寿の間になるようです。
JTBからだと1泊2名で15万ぐらいです。

正面の入口から入ります。
廊下が右クランクして、左手に玄関があります。
玄関を入って右手に進むと、右手に2階への階段、正面に坪庭があります。
坪庭は採光の役割もあり、この辺りがポッと明るいです。
坪庭の奥にはラウンジ、そのさらに奥には図書室があり、いずれも4畳半ぐらいの落ち着いた雰囲気で共有スペースです。

坪庭の左右に廊下があり、右手に進むと廊下が左クランクし突き当りに「寿の間」があります。
その寿の間の手前に3畳の茶室 苞菴(ほうあん)があります。

玄関を入って右手の2階への階段を上がり、左手から奥に進むと1段下がり最奥にアーネスト スタディ(書斎)があります。
こちらも共有スペースで、屋根裏を洋風に設えており、ネットでの調べものなどが出来たり、ソファーでゆっくりも出来ます。

坪庭の前の廊下を今度は左手に進みます。
廊下の左手は厨房と配膳室。
途中に右手にギャラリーがあり、俵屋グッズを販売押しています。
さらに進むと廊下が1段下がり焼き瓦になり、右手はお庭になります。
ここから先が50年前に鉄筋で建て直した新館になります。
お庭に沿って喫煙室があり、廊下の先には新館2階への階段があり、天井広井は網代天井です。
この廊下突き当りの左手が竹泉の間で、こちらに宿泊しました。

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