西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

ふたりぼっち

2012-04-21 23:36:45 | 日記

土曜日は、少年に空手を教えている。彼が5歳の頃から教えており、今年で3年目。二人だけの練習がずっと続いている。40過ぎのおっさんと子供の空手ごっこ、すぐに飽きるだろうと思っていたのだが、ホント、何故か続いている。

とは言うものの、7歳の子供だもの、気力の乗らない日もある。今日が、そんな感じ。ちょっと厳しくしたところ、泣いてしまった。痛いことはしていないし、怒鳴ったわけでもないのだが、ほんのちょっと厳しくね。見学していたAくんのお父さんは、”今日はAにとって意味のある日でした”と妙に納得されていたが、いやいや、ちょっと気力を出させてやっただけです。

子供のフルコン試合的な技術は全く、教えていない。まあ、興味も無いし知りもしない(笑)。子供同士の叩き合いを推奨する気にはなれないし、それが上手い事の価値も理解できない。ドラゴンボールじゃあるまいし、子供じゃあ、その辺の酔っ払いのオヤジにも勝てない。かと言って、基本の突き蹴りばかりやらせておくのもつまらないだろうし、自分なりにいろいろ考えてやっている。僕は、小学生の時にスポ少柔道を習っていたのだが、その時分、お世話になった先生の教え方がベースになっていると思う。当初、年に2回ぐらいは試合に出ていたが、自分も含め、他の子供らも試合を目標としている者は一人もいなかった。当然、試合を観に来る親は一人もいなかった。5年生の頃からは、試合には一切出ないという方針になり、練習は倍ぐらい厳しくなった。どのスポーツでもそうだけど、昨今の子供のスポーツ試合。熱くなって応援している母親連中を見ると気持ちが悪くなる。応援じゃなくて、もう尻を叩いて馬を走らせているようなもので、明らかに違うだろうって。何年か前に、フルコンの試合会場で、試合に負けた子供に延々と説教をかませている母親を見かけたが、この親子に対しては”かわいそう”という言葉しか思いつかない。大人がフルコンの試合を目標にがんばるのと、子供のそれとでは全然、違うとう思うのだが・・・。

Aくんが正常に成長すれば、いずれ僕と二人だけの空手稽古に飽きて来るだろう。今やっている事が、学校の勉強とか、いずれ興味を持つであろう他スポーツ競技でがんばれる為の、気力とか思考とかの役に立ってくれればと思って教えてる。

男の子なだけに、自分の息子が小学生の頃に刷り込め切れなかったモンを、ついついAくんにという感情移入もありますが・・・。