西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

良くも悪くも

2013-03-09 23:59:02 | 日記

息子が、先週は新潟遠征、今週は合宿、来週は大会と、週末は剣道で家にいません。”小人、閑居して不善を成す”と言います。まあ、大概の人間は自分で思っているほどセンスや自制心があるわけでも無く、我々の様な小さい者は、仕事であれ学業であれスポーツであれ、余計なことを考える時間も無いくらい忙しい方が良いのかもしれません。

部活の後、更に週に三回、連盟の稽古に通っており、帰宅後に学校の宿題を済ませると12時~1時ということもあり、流石に可哀相で、私も付き合って起きていることもしばしば。(私は、酒飲んでTVを見ているだけですがね。)この連盟の稽古というのは、選ばれて行かせてもらっているのですが、息子以外は皆、スポ少からの経験者。ここ数年では特例ということで、彼の師には感謝しています。

昨今、田舎の中学レベルでも、どの競技であれ、スポ少やクラブチームからやっていないと、試合では勝てないというか試合にも出れないというのが実情。この時期、スポ少でそこそこに名をあげている小6の子は、中学入学前から部活に参加しているのが当たり前になっている。入学後、いろいろな部活を見学し、興味をもったところへという普通で純粋な好奇心がなかなか報われない仕組みになっている。ホントは異常なことで、教育なんて全く関係のない世界。体罰だ、いじめだ、オリンピックだなんて騒いでいる人達は、こういう現状を知らないのか、見てないフリをしているのか、何も感じないのか・・・。 

さて、4歳の頃から3年間(ん?4年間)、私が空手を教えてきたAくん、今月でおっさんとの二人ぼっち稽古は終了で、4月から某メジャー団体の少年部に入ります。去年あたりから、時々、親御さんに勧めてきました。子供同士で行われる軍鶏の突っつきあいみたいな空手が本来の強い弱いとは何の関係も無いとは思いますが、ずっと、おっさんと二人ぼっちの稽古もこれはこれで異常でしょう。

自分は、将来的にフルコンで強く成りたければ、10代中頃までは他スポーツで体力なり反射神経なりを付けて高校生ぐらいから始めればベターだと思ってますが、同世代の子と競いあって、勝ったり負けたりの経験が子供にとっては何よりの良い経験になることでしょう。

何ごとも、中庸であることが良いかと思います。