西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

若狭彦神社

2018-08-15 13:07:35 | 神社 古代

若狭国一宮・若狭彦神社(上社)。御祭神は、彦火火出見尊(山幸彦)。

森林に覆われていて、とても気持ちの良い空間です。でも、本殿の前まで来ると、なんていうか、神様、寂しそうな感じがするんだよな~。祭祀は殆ど下社で行われていて、神職さんも下社に常駐しているとか、下社に比べて参拝者が少ないとか、理由はあるんだろうけど、そういうのだけじゃ無くて、何とも言えない一人ぼっち感。それが、何とも好きなんだけどもね。

ここでも、前記事の某さんの解釈によれば、拝殿跡の6つの礎石のうち中央2つに立っていたであろう柱が、随神門からの祈りを妨げているということらしい。でも、ここは参拝者が少ないながらも清々しい雰囲気があって、俺だけ参拝させてもらっているという思いになれて好きですね。

近くには東大寺のお水取りで有名な鵜の瀬があり、寄ってみたかったのだけど、次の機会としました。時間的にも体力的にも、もうちょっと回れるというところで止めて置くのが良いと思っています。

年齢のせいか半年程前から朝早くに目が覚めてしまって、いつも眠い。今回の丹後~若狭の旅も、疲れたり眠くなったりしたら、無理をせずに休むなり予定を変更したりするつもりでしたが、結果的にはまだまだ余裕があって、ちょっと自信を取り戻したかな。でも、1年前みたいに伊勢へ日帰り運転なんて、もう出来ないだろうな。


若狭姫神社

2018-08-15 11:48:09 | 神社 古代

若狭国一宮・若狭姫神社(下社)。上社は若狭彦神社です。御祭神は、豊玉姫命。7年ぶりの参拝。結構いろいろな神社を参拝させて頂いていますが、自分が良いと感じる所が限定されつつありますな。

前に来た時も今回も明るい気に満ちており、好きな神社の一つです。豊玉姫命と山幸彦の神話は九州のお話で、”なんで若狭?”という思いもありますが、ホツマツタヱによれば若狭姫神社に豊玉姫命が祀られるに足る十分な理由がある。最近、ホツマ絡みの本を何冊か読んだんだけど、出来過ぎ感があって、後付けなんじゃね~って思ってしまう。全部が全部創作ということでは無く、記紀から意図的に外された真実の地方伝承みたいなものもあるとは思いますが。ホツマとは別解釈なんだけど、ある方によれば、ここは某神様が封印されているというのがある。

拝殿跡のど真ん中に灯篭が立っているので、人々の祈りが届かないのと同時に、ご祭神が出れなくなっているというものです。この方の本は、伊弉諾、伊弉冉の時代から壬申の乱以降までを小説形式で独自解釈の古代史が展開されていて、第4巻までは読んだけど一冊が結構高い。あと、ア○ゾンのレビューでは全く評価されていないので、こっ恥ずかしいから題名は書けない。(笑)俺的には、面白い解釈だと思うんだけどね。

正史とされる「古事記」、「日本書紀」であれ、偽書とされる「秀真伝」や「竹内文書」であれ、全部が本当だとも、全部が創作だとも思っていない。それらを読み解き、実際に神社や古墳を訪れ、妄想を膨らましていくことが楽しい。ここ7、8年で漸く自分なりのご先祖様(日本人)ストーリーが繋がってきたかなと思います。神話を持たない民族は滅びますぞ。