諏訪大社 上社・前宮です。僕は、四社の中で、ここが一番好きです。
今回を含めて、本宮3回、前宮2回、春宮2回、秋宮1回の参拝となりますが、やっぱ前宮が最も良い。ここが、諏訪信仰発祥の地と言われています。側を流れる小川や周囲の山を含めて、ここに居ると凄く懐かしい気持ちになれる。
御柱も自然に溶け込んで建っている。
前に来た時は、「御柱」の側に立った瞬間に一斉に蛙が泣き出し(たのだと思う?)、ちょっと不思議な感じだった。いや、蛙か何か解らんけど、セミの季節では無かったと思うが、一斉にシャンシャンシャンシャンって音が鳴り出し、駐車場近くの信号の所まで聞こえ続けたのです。鈴虫の鳴き声にも似ていたような?周りにいた数人の参拝者の方たちは全く無表情だったので、俺も無表情でっ。(笑)嫌な感じは全く無かったし。今は、晴天の青空に赤みがかった木々の葉っぱが映えていました。
「十間廊」です。長さが十間あるところから、この名になったのですが、知る人ぞ知る建物。「御頭祭」等の神事は、古来よりこの「十間廊」で行われました。その「御頭祭」が、創世記22章に出てくるイサクの物語と同じ内容の神事であるとか。また、「十間廊」がユダヤで神事を行う「幕屋」という建物にクリソツだとか、前宮の狛犬には珍しく角が生えている(撮ってこんかったあ~!)から、ユニコーンを表しているとか。まあ、諏訪、御頭祭、ユダヤ、十間廊辺りでぐぐれば、いっぱい出てきますわ。
ロマンがあって良いと思うし、自分も一時日ユ同祖論には嵌りましたけどね。もしそうであれば、アシュケナジーでは無く、スファラディであって欲しいですね。
そういった古代のロマン関係無しに、前宮は好きです。自然と共にあった頃の日本民族の匂いがするのですよ。さて、いよいよご神体である守屋山へ。
ここ数年、神社へ来られる人の大半は、お辞儀をしてから鳥居を潜られるように見えます。単純に良いことだと思います。来たく無い人は来なきゃいいんだし。なんて言うか、境内での仕草で、個人で来られたか団体さんで来られたか直ぐに解りますねえ。
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