西の空は晴れている

絶望の向こうに希望がある............、はず!

そーなんだけどさ

2008-07-07 23:51:11 | 
【夢をかなえるゾウ】読んだ。
ここ数年の不景気や、社会全体を覆う閉塞感の中で、
”変わりたい、変えたい!”と思っている方は沢山いらっしゃると思う。
自分もずっ~と、そう思っている
だから、売れるんだよね。この種の本。

【夢ゾウ】の内容自体は、
書店やコンビニで見かける多種多様な”成功本”に書いてある内容と
被る部分が多い。
ただ、関西弁のゾウを通して語られると妙に納得してしまう
ガネーシャの課題に対して、
”はいはい、聞いたことあるよ、わかっているよ”
と思いつつも、最後まで楽しく明るい気持ちで読めました
胡散臭いスピリチュアル本で、
”便所掃除を行えば金持ちになれる”なんて言われるよりは、
すんなりと便所掃除をしたい気分になる。

エンディングでのガネーシャの言葉。
これも、最近、自分が感じつつあることと合致していて、
"人として生きるということはそういうことなんだよな”
と思い直す。
(や~、家族を持つと特にそー思うよ。)

でも、変わりたい
ガネーシャの課題。
その幾つかは、この本を読む以前に実際にやってみている
確かに、その時、その日は一歩進めた気分になるのだが、
その行為は継続できても、モチベーションは維持できないのが現実。
”悟るのは簡単だが、悟り続けるのは困難”
とアニマル浜口も言っていたよ~な気がする。

皆、本当は解かっているんだよ。
自分は何がやりたいか、自分には何が足りないか。
何を行えば、逆に何を捨てれば、その場所に近づくことができるか。


足りないのは、手段・手法じゃなくて、
馬鹿になれる勇気
少なくともオレの場合は。

【夢ゾウ】、面白くて良い本だった。
だけど
”本当に自分を変えれる人は、
一冊の本で影響を受ける様な柔な人間じゃない。”

と思う。

自分のヘタレ具合を自嘲しながら楽しむ感じで、
丁度良い本なのでは


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