メドレー日記 Ⅱ

by 笠羽晴夫 映画、音楽、美術、本などの個人メドレーです

W杯2006ドイツ・準決勝(2)

2006-07-06 21:49:10 | サッカー
フランス対ポルトガル 1-0
アンリが取ったPKをジダンが決めた。
両方のいいところを消しあう戦いで、どちらにも決定的なチャンスはいくつかあり、勝つチャンスはあった。
ただやはり後から考えればトップに位置するFWのレベルの違いだろうか。不運にも今のパウレタしかしないポルトガルとアンリがいるフランス。
 
とにかくこれではデコなかなか機能しない。しかもマケレレのマンマークである。もっともジダンもブラジル戦ほどではなかった。
クリスチャーノ・ロナウド、やはり真ん中にポジションを代えられてからはいまひとつフィットしていなかったが、あの無回転、落ちてくるフリーキック! あんなものも打てるんだ。これをバルデスがはじいたところ決められなかったフィーゴに悔いは残るだろう。
 
ロスタイム、GKリカルドまであがるパワープレー、W杯ではあまり見ないが、意気は示した。リカルドは普通のキックもうまい。
 
これで決勝はイタリア対フランス、PK戦なし同士になったのはすっきりしている。
FWのオプション、GK、日程などから一応イタリア有利と予想されるが、ジダンのラストダンスはどうか。
あとどうでもいいけれど、3位決定戦では、特にドイツではポルトガルにブーイングが多いだろう。ルーニーの件でイギリスなどから嫌われその結果ドイツのブーイングも多いクリスチャーノ・ロナウド、大変になる要素はある。フィーゴはおそらく最後だろう。

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