長野スナップ 撮り鳥と気ままな散歩

草臥れ儲けな 奮闘記

ああ今日も行く!

分蜂

2021年09月10日 | 西洋ミツバチ

今月のミツバチの状態。

 

9月に入り、蜜源となる花が咲きだしてハチは随分落ち着いてきた。

餌となる蜜が豊富になりハチは満腹になり優しくなるのだ。

 

暑い8月は植物は大きく育つが蜜源となる花は意外に少ない。

従ってミツバチは空腹で常に気が立っている。

なので人が飼育箱の前に立ち巣箱に触ろうものなら

門番のハチはすぐに攻撃を仕掛けてくる。

 

しかし9月に入り蜜が豊富になると箱を触っても

ハチは落ち着いていて、よほどのことが無い限り人に攻撃は仕掛けてこない。

 

という事でここしばらくミツバチは安定していると判断して手入れをサボっていた。

そうした中暫くぶりの今日、ミツバチの巣の点検をしたら

なんとお隣さんの梅の木に、我が家のミツバチが蜂球を作っていた。

分蜂をしてしまったのだ。

 

 

二、三日もするとハチは住処を見つけて飛び去ってしまうはず。

 

 

 

 

 

 

この蜂球の中には新女王が一匹いる。

その女王一匹にこれだけ多くの働きバチが吸い寄せられている。

 

因みに分蜂が起こるのは、巣箱の蜂が過密状態になったため。

(9月に入り餌の蜜が豊富になり女王の産卵が活発になった。

それでハチが一気に増えた。)

 

その結果、働きバチが分蜂の必要性を感じて分蜂の行動に入った。

 

分蜂するかしないかは働きバチの判断。

 

 

分蜂の判断をすると働きバチは先ず初めに王台を作り

女王バチにその王台に産卵を促す。

王台に産卵された卵は働きバチと同じ卵。

しかし働きバチはその卵に特別な餌(ローヤルゼリー)を与えて

女王に育てあげる。

 

 

養蜂をしているとそのローヤルゼリーを食べる機会がある。

食べてみるが独特の匂いがあり実に不味い、

しかしミネラル分が豊富で健康には良いそうだ。

 

新女王は生まれるとすぐに巣の中の働きバチの半分を連れて

巣箱の外に旅立つ。これが分蜂。

 

旅立たないで新女王が巣にとどまっていると旧女王と喧嘩になり

どちらかは殺されてしまう。

 

 

 

分蜂すると巣箱のハチの数は半分くらいに減ってしまい

群れが弱体化してしまう。

なので養蜂家は分蜂されないように普段から巣箱の点検を怠らない。

週に2回位で点検をして働きバチが作った王台を除去してしまう。

 

 

 

それなのに今回、横着者の私は点検を怠っていたので、

王台から新女王が誕生して分蜂されてしまった。

 

巣箱を覗いて見たら、やはり蜂が半減していた。

 

10月以降のハチはあまり増えないのでこれからは点検をこまめにして

ハチの健康に気を付けて飼育していかなくてはね。

 

 

 

 

 

今朝の芝生

 

 

まだら模様、焦らずじっくり手をかけて行こう。

際刈りは来年まで保留だ。

 

 

 

 

 

泡盛の一斗甕の仕次

 

泡盛の一斗甕

床の間に鎮座しています。

いつもはお盆前に仕次をするのだが

今年は忘れていて

先週慌てて仕次用の粗濾過の泡盛(44度)を注文した。

一本約3000円、25度の泡盛は千円台なので度数が高い分価格が高くなる。

 

 

仕次は一本で足りるのだが送料がかかるので3本まとめて注文、送料は無料。

これで仕次3年分の泡盛は確保できた。

 

今週末に仕次をする予定。

去年は9年物の泡盛を飲んでみたがマイルドに熟成していて旨かった。

今年は10年物の泡盛を楽しめる。

 

 

 

それでは次回迄 再見!