このところ鬱というか自堕落な生活というかそんな日々が続いている。
そんな現状から抜け出そうともがいていた。
そんな中ブログのコメントで靴磨きの話しがでた。
そこで靴磨きをきっかけに身の回りの一部分を綺麗にして
やる気の出ない現状から少しでも抜け出すきっかけを掴もうと思い立った。
靴は仕事で毎日履いている。
しかしやる気のなさの延長で大雑把に磨くだけで済ませていた。
コメントを頂いたので思いを実行に移そうと重い腰を上げて丁寧な靴磨きをしてみた。
すっかり光沢を失っている革靴。
改めて見ると普段の生活態度が判ろうという姿だった。
日曜日の朝、
下駄箱から靴磨きのキットを取り出した。
暫く靴磨きをしていなかったので手順を確認するために
始めにユーチューブで手順の再確認をして作業に入った。
先ず馬の毛のブラシで表面の汚れを落とす。
次にクリーナー液で汚れている脂分を拭き取る。
指にネルの布を巻いてクリーナー液をしみこませて
靴の表面を丁寧に拭く。
クリーナーで表面の汚れを拭きとった状態。
次に靴クリームを丁寧に擦り込み乾燥した革に潤いを与える。
ブタの毛の刷毛で表面に付いている靴クリームを伸ばす。
クリーム塗の完了
次に光沢を出す黒色のポリッシュを塗る。
ポリッシュは手の人指し指で革の表面に塗り込む。
一度塗りをした後もう一度上塗りを行い計二回作業
塗装膜を二層作る。
此の後刷毛と汚れていないネルで磨きをかけて完成。
なんとかサマになった。
これで明日は朝から気持ち良く出社できる。
最低でも月に一回くらいこのくらいに磨ければ
気持ちもリフレッシュできるんだけどね。
少し今の気持ちのデトックスは進んだかな。
言われてみてタイトルのボヘミアン改めてかみしめました、私は元来社会の規範から外れて生きてきた人間なんでこのくらいのずぼらは本来当たり前のはずなので開き直れば良かったのにカッコつけすぎていたのかも。
この齢でまだ人間が枯れてこないんでストレスがたまってしまったのでしょうか。
そういった意味では自分に少し自信が出ます。w
シューシャンボーイ懐かしい。宮城まり子さんを思い出しました。古いなぁ。
宮城まり子さんの言葉。愛はマシュマロみたいな物。二つに分けてもそれぞれが又ふわっと大きくなる。
吉行淳之介さんとねむの木学園。
そういえば最近BSであぐりを再放送していましたね。
そうですね昔足元を見るとその方の人なりがわかると言われてましたね。
最近はそんな事すら意識できない生活でした。
いやでしたという過去形では無くて今もという現在進行形です。
私は本来ずぼらなので鬱なのか単なる自堕落なのかの区別がつきずらいので自分自身も悩みます。
しかし今回もそうですが靴磨きをしようと思い立ちそこに嬉しさを見つけモチベーションが上がっただけで少しやる気が出てきました。
単純なんですね。 w
そうなんですよ、喜んでます。
今まで靴を見て磨かなきゃと思いつつほったらかしにしてきていたので磨きながら安ど感が湧きました。
何事もそうかもですが日常においてゆとりが無いと上手く物事は進みませんね。
若い頃は気持ちのストレスが行動に影響を及ぼすなんて考えもしませんでした。
体力気力が落ちてきた今はストレスって意外にすべてに影響をしていると実感してます。
お帰りなさ~い、と言っていいのかな~。
ご意見は聴きたし、されどご無理を押しつけ、促してもな~っと悩んでいます。
しかし、この皮の艶がいいですね~、改めて感じ入っています。
こうして見てみると、靴だけでなくこういう丁寧さはすべての事に通じるんだな~と思い知らされています。
と、言いつつワタシャ合成皮革の便利な履物はそのままでいくけれど~っ。
こうして時々他人様の丁寧なお仕事を見て「ウンウン」とうなづきつつやっていくのだ~っ、へへへへ(笑々)
シューシャインボーイ(?)ご無理のないように。
ブログコメントのやり取りを面白がっていた1人でした。
以前仕事の流儀?で靴を見ればその人の人生が見えてくるとか何とか
以来足もとを見てしまいます。たかが靴磨きと思っていましたが見事に裏切られました。
極めると言うことは半端な気持ちでは出来ないでしょうしプライドも許さないのでしょう。
信天翁さんの靴の磨き初めと後では歴然の差です。やはりぴかぴかの靴は見ていても気分が良いのでご本人は何をか言わんやでしょうか。
靴も喜んでいますね。