ハクガン
日本には以前は多数飛来していたが、乱獲により1940年代までに越冬個体群は絶滅したと考えられていた。
そのハクガン1993年より国際共同計画として復元計画が実行された結果現在は飛来数が増えている。
新潟にそのハクガンの飛来地がある。
2月6日そこへ様子見に行ってこようと二人で出かけてみた。
日本におけるハクガンの飛来地は三カ所。宮城県の伊豆沼と秋田県の八郎潟と新潟県だ。
高速に乗り一路新潟へ、ところが県境を越えたところで激しい雪。
高速道路の脇も除雪された雪で壁になっている。
雪は激しさを増している。
ついに車はストップ。
新潟行きは諦めて妙高から引き返してきた。
天気を見て再チャレンジ。
天気予報を調べてみた。2月12日土曜日現地新潟は晴れマーク。
主な目的はハクガンだが、上手くいけばオジロワシも撮れるかも知れない。
2月12日早朝3時起きで4時半過ぎに高速で新潟へ向かった。
結果次第では一泊して連続撮影する予定。
目的地に着いたがハクガンまでの距離は遠かった。
6時半頃の飛び出し。
この後はひたすら帰りを待つしかない。
餌を求めて飛び去ったのだが、行先は地元の方も分からない。
日によって変わるらしい。
昼近くになって戻ってきた。
池を一回りして降りて来る。
白鳥に似ているが初列風切が黒い
着水
一羽がオオヒシクイにぶつかった。ハクガンは案外不器用のようだ。
今回は近距離で撮影できず残念。ハクガンは毎年来る保証はないが取り敢えず来年に期待。
今回空振りに終わったオジロワシは来週まで居るようならまた来たい。
鳥達は大変だけれど自由ですね~。
人間はあれこれと縛られるものがあって不自由です。
国境を越えて他国へ逃げて行こうとしている人達はどんなお気持ちなのか…察して余りあります。
人は何処へ向かっているのか ? 悲しいことです。
そちらの雪は如何でしょうか ?
当地はもおうっ ! 心まで埋められそうです。
でもこの程度は我慢しなくっちゃっ。
「春よ来い」です。
イチゴでも買って来よっ。
自宅周辺は少ないです。
しかし道路の雪かきはけっこうな回数をしました。
この冬はこれが一番大変でした。
ハヤブサの撮影に行って来ましたが早朝は−5℃くらいなので指先は痛いくらいでした。
いつも感心するのは鳥たちの寒さに対する抵抗力です。
ことに足などはむき出しなのに平気ですからね。
野生の生き物は強いです、我が家のワンなどは部屋の中で布団にくるまってますからえらい違いです。
私と言えば休みには昼酒でグダグダ過ごしています~。
春ヨ~遠き春ヨ~ 瞼閉じればそこに~
もう3月。。
春遠からじ。
今年は二週間ほど遅れていて先週あたりから始まったようです。
ハクガンは一足早く新潟を飛び立ち秋田県の八郎潟経由でウランゲリ島からシベリアへ向かったようです。