今日は横浜読売文化センターのクラスでした。とにかくこのクラスの皆さんは天真爛漫でよく笑います。プライベートでも仲良しで、まるで女子大生みたいなんです。
今日、書店を歩いていましたらDr・クロワッサンが目に止まりました。一度も買ったことのない本ですが、今日は思わず買いました。4月29日のゼミナールでご講演をお願いする白澤卓二先生の「100歳までボケない101のレシピ」だったので…。
そういえば、スワミ・サッチダーナンダ師が食物が心をつくる…とおっしゃっていました。ミルクやハチミツは特別な性質をもっていて、サットヴァ(清浄)的な食物だとも…。
クロワッサンの中にインド人のアルツハイマー病発症率は、アメリカ人の四分の一で決め手は香辛料にある…と。何だか調理することが楽しくなってきました。
古ウパニシャッドの最古期に属する『タイッティリーヤ・ウパニシャッド』は、アートマンの本質について分析しています。これがパンチャ・コーシャと言われるものです。五蔵説とか、五つの鞘と言われています。
私たちの肉体は、一番外側にある食物の蔵(アンナ・マヤ・コーシャ)です。これだけでも食物が私たちをつくるという根拠が見つかりますね。
因みに、その内側にある生命エネルギーの蔵(プラーナ・マヤ・コーシャ)は、生命を司っている蔵で、肉体との関係は電気製品と電力の関係。
3番目の蔵は欲望や感覚といった心の蔵(マノーマヤ・コーシャ)
4番目は3番目の心を使い、いろいろなものを観察したり判断する高度な心の蔵(ジャニャーナ・マヤ・コーシャ)です。
そして一番内側のものが本当の自分。超越した至福の蔵(アーナンダ・マヤ・コーシャ)で瞑想によって体得することができます。
そういえば、ひと昔前はこのパンチャ・コーシャを得意満面に説明するヨーガの教師が多かったですね。(荻山貴美子)