水野さん、私たちのヨーガはハタ・ヨーガですが、無理をしなければ愉しいですよ。できる範囲でなさってくださいね。できましたら師範科のほうにお出かけください。(荻山貴美子)
昨日「ヨーガまんだら」講座で「ヨーガ・スートラ」第4章をすべて読み終えました。この講座も1995年4月にはじまりましたから今年で18年目に入ります。
2003年に「最新 ヨーガを始める人のために」を出版させていただきましたが、この講座がなかったら出版はあり得なかったと思います。
【生活のすべてが開かれた書物、すなわち聖典である。それを読もう。土を掘りながら、木を挽きながら、あるいは食物を調理しながら、学ぼう。日々の行動から学べなくて、どのように聖典を理解しようというのだ】
これは、スワミ・サッチダーナンダ師の言葉ですが、我が師、田原豊道先生の考え方と一致します。机上の学問で留まることなく、生活の大波小波をどう上手く乗り越え人として成長するか…。私の周りのお仲間は師の教えを常に心に置いて日々を暮らしてきています。
しかし、ごく稀にそうでない人もいることはいます。田原先生がどんなに発信しても受信しない人。本当に残念です。特に今、厳しい状態にある人こそ、気づいて欲しい…。でも届かない。
ある日、山手線で、トレインチャンネルをぼんやり見ていました。
「人に何かを教えることはできない ただその人が自分で気がつくように助けることができるだけだ」
ガリレオ・ガリレイの言葉でした。
偉い人は本当に謙虚ですね。(荻山貴美子)