日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

あかんべい

2019年12月21日 23時19分05秒 | 思うがままに

岐阜にいます。

久しぶりにお弁当を作ってきました。

 

半年前には田原先生、夫、私の3人前でしたが、今は2人前。

 

のり弁、椎茸とネギ入り卵焼き、カブときうり、ナスの浅漬け、牛肉の大和煮、人参グラッセ。簡単なものです。

 

部屋で思わず夫に電話してしまいました。

 

「おかけになった電話番号は現在使われておりません」

 

そうですよね。でるわけないです。

 

もう夫はいないのですから

 

                    

もしもし、今ホテルに着いたわ

 

あー、おつかれ!

 

今何してる?

 

今、君が作ってくれた弁当食べてる。美味しいよ。

                    

 

こんな会話を思い出しています。

 

精神科医のエリザベス・キューブラ・ロスが悲しみを癒す智慧の書の中でこうおっしゃっています。

 

「死とはこの人生からべつの存在への移行にすぎない。べつの存在になれば、痛みも苦悩もなくなる。それを知っていれば、喪失や悲嘆のさなかでも、愛している人が無事であるということを知る助けになる。

  自分が死んだら、先に逝った愛する人たちに再会することもできる。

  いまこの世で愛している人たちを、べつの存在となって援助することもできる。        大声で笑いあったり、ほほえみあったりすることもできる。死後の生を信じていない人には、あかんべえをしてこういってやる。「ほら、わたしたちはここにいて、このとおり、だいしょうぷよ」って。

 ほんとうに永続するものは愛だけであることを、わたしは知っている。だからこそわたしは、自分が生きた人生と自分が失った人たちの不在を寂しく、懐かしく思うことだろう」

 

そうなんです。

私の抱く感情は、ごく普通だったのです。

 

今日は少しだけ疲れました。おやすみなさい。

 

 

 

 

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