怒涛のような数日間が過ぎつつあります。
今年もあと2週間ちょっと。
去年の11月には伊勢に行っていました。
去年の今頃は夫と2人で年末の気忙しさの中で過ごしていました。
暮れからお正月にかけて泊まる都内のホテルを心待ちにして過ごす日々。
夫は今はいない。
そう、半年前までは語り合い、笑い合い、喧嘩した2人の生活はもうない。
奇妙です。
とても奇妙です。
いつか喧嘩したあとに来た夫からのLINE。
【君への思いが伝わらないもどかしさを感じています。
それもこれも私がいたらない為とは思いますが・・・
君は私にとって一番大事な人、大切な人です。(誰よりも・・・
そのことは解ってください。】
こんなに思ってくれていた夫を神さまは私から奪いました。
神さまに嫉妬している私。
いえ、むしろ神さまが嫉妬しているのではないか…とさえ思えるのです。
数年前に観た映画「神さまメール」のキャッチフレーズは「神さまは嫌なヤツ」でした。
あまりに忙しすぎて、ひとりの時間がなくて、拗ねて「ひとりの時間が欲しい」なんて言って困らせたこともありました。
それが幸せなことなのに、幸せな最中にいるとそれが当たり前だと思ってしまいます。
いつか来るだろう別れも、実は現実味がなくて、「この人は大丈夫!」「この人は死ぬわけがない!」と根拠なく思い込んでいました。
朝方ふと目覚めて時計を見たら4時。仕方なく本を読んでいたらまたウトウト。
少し夢を見ていたみたいです。アラームで目覚めた時の目覚めの悪さ。
ポッカリ風穴が空いたような胸ぐるしさを感じながらベッドから這い上がりました。
そしてプログを投稿しています。
昨日のユーカリが丘の皆さんと語り合い、笑い合い充実した一日を過ごして帰って来たのに、不意に襲ってくる得体の知れない寂寥感
ビートルズのアクロス・ザ・ユニバースの一節が浮かびます。
♬つむじ風のように絶え間なく
意識は交錯し
行く先を見つけたと思えば
訳も分からず渦巻いている♬
つかみどころのない心に今更ながら戸惑っている私を夫は心配しているでしょう。