仙台を通過した時、車窓から見た夕陽です。
今日の青山NHKのアフターヨーガで、道子さんが教えてくださった「徹子の部屋」。
料理研究家の栗原はるみさんでした。
あんな天才的な料理の腕を持っている伴侶がいる人は幸せですね。
8月にご主人、栗原玲児さんを亡くされたそうです。
YouTubeで観て号泣してしまいました。
私はお料理のセンスはありませんでしたが、一所懸命、夫が喜びそうなものを作りました。
君は料理が上手いね。何を食べても美味しいよ…と、いつも言ってくれた人。
イマイチだと「今日はあまり感激しなかった」と。(笑)
一昨年、ガンを発症した年。
医者も驚くほどの回復を見せた夫は、君の好きなインドに今年も行って欲しいと言いました。
それでひと月前から私は一週間分のお料理とメニュー表をつくりました。
冷凍してボイルすれば食べられるように…。
インドにいる時は、毎日数回のLINEと電話。
「君が心を込めて作ってくれた料理、美味しい!そのお陰で毎日元気です。本当にありがとう!」
いつも私を労ってくれました。
さすがに4月25日に救急搬送された時には谷奥さんにすぐに相談しました。
谷奥さんは、即決で「今年のインドは中止にしましょう」と。
皆さんにはご迷惑をおかけすることになりましたが、そのお陰で私は十分に夫に寄り添うことができました。
皆さん本当にありがとうございました。
ここまで入力していたら涙でiPhoneの画面が見えなくなりました。
おやすみなさい。
朝からバタバタして出かけるとき、何でもいいから口に入れなさい。と、私の不摂生を注意した夫。
彼の朝食は作っても自分は食べない…なんてしょっちゅうありました。
地方に行くと
ちゃんと食べてる?
睡眠は?
田原先生は元気?
と夫から必ずLINEがありました。
心配してくれる人のいる有り難さ。
今は注意してくれる人がいないからちゃんと自分で気をつけます。それが彼に対する私の恩返し。
今日は、あるかたの強引で急な頼まれごとで6時50分出発。
トースト、チーズ、コーンスープ、目玉焼き。
ちゃんと食べて、彼の写真に向かい「行ってきます」と声をかけました。
田原先生が自発的に召し上がらないのは、私はよくわかるんです。
お腹がすいていれば何が何でも食べますが、長年の習慣で朝はあまりお腹がすかない。でも出されれば、食べられないわけではないんです。旅先ではよく召し上がっていますから…。
だからこそささやかな日常での家族の気配りが大切なんです。
朝は青山NHKで集中講座。
今は、盛岡のホテルにいます。
もちろん朝食をつけました。