今日のお参りのとき、何かの話のついでに、ふと思い出しました。
節分の時、そうそう、『 太巻き 』 の話からです。
今は一般的になってしまったようですが、節分に太巻きを恵方に向かって黙って食べる
と言うのは関西の風習ではなかったでしょうか。
また節分には、京都の祇園の方々は 『 病 弘法 ・ 欲 稲荷 』 といって
お稲荷さんに商売繁盛をお祈りして、一年間無病息災で過ごせるようにと、東寺の弘法さ
んにお参りにお見えになります。
きれいどころの方々があわただしく、御影堂のお大師様にお参りしていかれるのも、
京都の昔からの習わしのようです。
これも、弘法大師とお稲荷様の古くからのご縁の賜物なのでしょうか。
5月3日は還幸祭 ( かんこうさい ) といって、お稲荷様が東寺のお大師様にお礼
参りにお見えになります。昔は担ぎ手のかたがた担いで境内まで入られたのでしょうが、
あまりにもお神輿が立派で重たいので、今はお飾りしたトレーラーに乗ってお見えになり
ます。この時は、神主さまとお坊さまがお互いにお参りしあうと言う珍しいお勤めです。
京都の方々は 『 お大師さま 』 といわずに 『 弘法さん 』 と親しみを込め
て呼ばれ、そしてお稲荷さまも非常に大事にされたのですね。
そこから、『 やまいこうぼう よくいなり 』 という一番身近なそして一番頼りに
なる仏さま、神さまとしてお参りしたのではないでしょうか。
節分の時、そうそう、『 太巻き 』 の話からです。
今は一般的になってしまったようですが、節分に太巻きを恵方に向かって黙って食べる
と言うのは関西の風習ではなかったでしょうか。
また節分には、京都の祇園の方々は 『 病 弘法 ・ 欲 稲荷 』 といって
お稲荷さんに商売繁盛をお祈りして、一年間無病息災で過ごせるようにと、東寺の弘法さ
んにお参りにお見えになります。
きれいどころの方々があわただしく、御影堂のお大師様にお参りしていかれるのも、
京都の昔からの習わしのようです。
これも、弘法大師とお稲荷様の古くからのご縁の賜物なのでしょうか。
5月3日は還幸祭 ( かんこうさい ) といって、お稲荷様が東寺のお大師様にお礼
参りにお見えになります。昔は担ぎ手のかたがた担いで境内まで入られたのでしょうが、
あまりにもお神輿が立派で重たいので、今はお飾りしたトレーラーに乗ってお見えになり
ます。この時は、神主さまとお坊さまがお互いにお参りしあうと言う珍しいお勤めです。
京都の方々は 『 お大師さま 』 といわずに 『 弘法さん 』 と親しみを込め
て呼ばれ、そしてお稲荷さまも非常に大事にされたのですね。
そこから、『 やまいこうぼう よくいなり 』 という一番身近なそして一番頼りに
なる仏さま、神さまとしてお参りしたのではないでしょうか。