本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

おたましいいれ

2008-02-09 23:06:48 | 住職の活動日記
 昨夜書いた文です。消えてしまったのですが、

 四十九日忌明けのお参りのあと、お仏壇の開眼法要です。普通 「 お魂入れ 」

と言います。

 「 それでは、引き続きお仏壇におたましい入れをいたします。」

そこにいた小学校2年生の子が、

 「 おたましいいれって、なにをいれるの? 」

と質問してきました、なにげなく、えらいことを尋ねてくるな

どういえばいいのだろう。大人の方々ですと 「 お魂入れ 」 となんとなく

それで誤魔化しがきくのですが、子どもとなるとそういうわけにはいきません。

とっさに、

 「 人を好きになったことがある? 」  と尋ねました。

 チョットニヤニヤしながら 「 はい 」 

 「 では、お母さんが僕を好いててくれる気持ちは分かる? 」

 「 ウン 」

 「 お母さんの好いててくれる気持ちは形に表せないよね 」

 「 ウ~ン 」

 「 これから、お父さんが僕を好いててくれて、見守ってくれる

   お父さんの気持ち、こころをこのお仏壇に入れるのですよ 」

 と、何とか切り抜けましたが、軽く頷いてくれましたが ?

 これから、朝起きたら、お仏壇に向かって

 「 おとうさん、おはようございます。 」 そして、学校に行くときは

 「 おとうさん、いってまいりま~す。 」 学校から帰ったら

 「 ただいまかえりました。」

と、言ってくださいね。お父さんはきっと見守ってくれますよ。


 そういったものの、この子どもさんは小学校2年生でお父さんを亡くし、

これから、いろんな試練が待ち受けていることでしょう。


 私がお世話になった師匠も、小さい時にご両親を亡くされ、母方の叔母に当たる方に育

てられました。

 ある時、なんかの拍子に師匠が、「 おとうさん、と呼んでみたかった 」 とぽつり

ともらされたことを思い出しました。

 何も感じなく使っている言葉、「 おとうさん・おかあさん 」 この言葉の重みを

あらためて考えさせられました。
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残念!

2008-02-09 22:33:48 | 住職の活動日記
 昨夜、ブログを書き終えたところで、ウィルスバスターズが出てきました。

これはヤバイ  、と 「 投稿 」 のボタンを押してしまいました。

ところが、記事は突然消えてしまいました。

 もう一回打ち直すかと、茶の間へ 一服と、ちょうど 「 デスノート 」 が流れて

いました。途中からでしたけど、ついつい見せられてしまいました。

 なかなか面白かったです。非常にいい構成だと思いました。

今日から映画が第三段ですか、始まっているようです。
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