本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

『 AED 』講習会

2011-10-25 22:51:40 | 住職の活動日記
 菩提樹苑にも 「 AED 」 の機械が入りました。

夕方、職員全員とご近所の方々にも集まっていただき、消防署の救急隊により

指導と実践をしていただきました。





     




 AEDの機械は来たものの、開けてみるのは今回が初めてです。


 「 開けてみて、中に何が入っているか、説明書を読んでください。」

と、救急隊の方からまず、指導がありました。





    





 中にはこんなものが入っているのですよ。


 AEDは魔法の機械ではありません。 


とお話があります。

 ( もしもの時に生き返る機械かと思っていました。)





     




 まず、意識があるかどうか。次に呼吸してるか確認。

お腹の動きを見るのが一番早いそうです。

そして次は心臓が動いているかどうか、

 ( 呼吸していたり、心臓が動いていれば、この機械は必要ありません。

   すぐ 119 へ連絡です。)

心肺停止であれば、すぐ心臓マッサージです。

  これが一番肝心です。

胸の真ん中を相当強く、押します。

 「 あんたがたどこさ、ひごさ、ひごどこさ … 」

このリズムがちょうどいいそうです。

 ( 緊急の場合はそんな歌に合わせてできないそうですが、そのくらいの早さです。)




    




要領を教えていただき、次は全員順番に実践です。




    




 結構力がいるものです。

だから、ある程度人数がいて、交代でしていかなければいけません。

救急隊が到着するまでの時間はし続けなければいけないのです。





    




 そして、いよいよ 『 AED 』 の装着です。

機械を開けると、音声の説明が流れます。後はその説明通りにしていけばOKなのです。


 だから、『 AED 』 の機械はあくまで補助的なもので、

なによりも、心臓マッサージを続けることが人命救助になるということです。



 みなさんありがとうございました。

大きな誤解があったようです。

何でもこの機械をつければ生き返るものと思っていました。


 意識がなく、呼吸もなく、心臓も停止していたら、心臓マッサージ

そして、AEDの機械をつける、ということです。

でも、心臓マッサージは救急隊が来るまではやり続けるということです。







コメント
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