「 やなせたかし 」 さんが逝かれました。
なんか、大切な方が亡くなられて寂しいかぎりです。
『 アンパンマン 』 は私にとってバイブルのような
存在です。
お釈迦さまの説かれた教え
「 諸行は無常なり
これ生滅の法なれば
生滅を滅し終わって
寂滅の楽となす 」
が、 弘法大師のいろは歌
「 色は匂えど散りぬるを
我が世 誰ぞ常ならむ
有為の奥山 きょう越えて
浅き夢みし 酔いもせず 」
となって、
この教えが 「 やなせたかし 」 さんの
『 アンパンマンの歌 』 になったと思います。
やなせたかし、という肉身 生身を持った体は
滅された、
けれど 「 アンパンマン 」 という法身 ( ダルマ・カーヤ ) は
永遠に生き続けることでしょう。
それも、世界中で、
「 やなせたかし 」 さんの歌を拝見していますと
それぞれのキャラクターは
私たちの心の中を表現しているようです。
私たちの心の中にある善悪、
ほとけの心や煩悩をとりまぜて
うまく仕立てているのでしょう。
やなせさんの子供たちに対する
深いメッセージがあるようです。
来年用に買った手帳
1ページ目には 「 アンパンマンの歌 」 を書きました。
そして、 「 アンパンマン体操 」 の歌も、
「 バイキンマンの歌 」 もなかなか
面白い!
ただただ読んでいたものが
あらためて書いてみると
また別の意味で心に響いてくるものがあります。
燃えつくして、その生涯を閉じられた
「 やなせたかし 」 さん
でも、法身としての 「 アンパンマン 」 は
永遠に生き続けます。
そのご生涯を深くかみしめてみます。