本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

宇治植物公園ほたるナイター

2015-06-06 21:29:17 | 住職の活動日記

久しぶりの「ほたる」  

ちょうど今、宇治の植物公園では

夜間開園もあり

ホタルの鑑賞ができます。

 

    

 

園内に入ると、

 

    .

 

飛び込んできたのは山法師

わが家のシンボルツリーも山法師

 

    

 

まだこんな美しい花は咲きません。

 

    

 

ダリヤも綺麗 !!

ホタルが出るにはまだ時間もあり

少し園内を散策、

 

   

 

ホタル草?だったかな

昔はホタルを捕まえて籠がないので

この花に入れてホタルを楽しんだとか

 

   

 

これは菜種の茎、

菜種の実をとった後、干して

風呂の焚き付けにしたり、

これでホタルを捕まえたということです。

 

わが家にもむかし、ホタルの木

というのがあって、築山が作ってあり

その周りに水たまりがあり、

カエルもいたり、時期になると

ホタルが乱舞していました。

 

    

 

園内には珍しい花々が、

 

    

 

白い花が滝のように、

(悲しいかな、その時までは

花の名前をお憶えていたのですが、

憶えたつもりで帰ってくると、…?)

 

     

 

蓮池の蓮もこれからが見ごろ

 

    

 

蕾を膨らませています。

 

    

 

蓮池も輝いて、

 

    

 

昔の巨椋池を想像するに

このような蓮と葦が一面に生えて

その中に船を浮かべ、

蓮を見ながら一献差し向けた

そのような絵が残っていますが

この小さな池から

往時の姿が浮かんでくるようです。

 

    

 

綿菓子のような「スモークツリー」

 

    

 

触ると思ったほどふんわりしていない、

 

その横に、

 

    

 

名前は書いてなかったのですが、

赤いたわしのような、

白のスモークツリーと対照的です。

 

8時ごろになって、

足もとの灯りを頼りに

ホタルのいる小さな小川のほとりへ、

いるいる

何十年かぶりのホタル

三々五々塊りになって

光っては消え、光っては消え

なんとも…、童心に帰って

「ホツ ホツ ホタル来い!」

と、あっちにも

こっちにもいるいる、と

昔を思えば本当に少ない

ホタルの数でしょうが

それでも結構楽しんできました。

 

6月14日まで

今日は土曜日ということもあり

たくさんの人が楽しんでおられました。

 

       ですよ

 

 

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心 と 必

2015-06-06 08:53:03 | 漢字

心と必似たような字ですが

成り立ちは全く違うようです。

 

まず、必という字の書き順が

気になり、

それというのも、真言密教とか

六波羅蜜の蜜・密を書く機会も多く

しかし、どうも書きながら

字の形がどうもよくない、

そこで書き順を調べてみると、

 

(今は便利なもので

ネットですぐ書き順を見ることが

できます)

 

昔から書いていた書き順と

まったく違うことに気がつきました。

 

書道家の金澤泰子さん

文字を書くときは必ず

その筆順まで調べて

どんな難しい字も正確に書いた

ということを思い出し、

そのこともあって、

 

せっかく書いているのなら

正しく書こうと思ったのも

大きな一因です。

 

ちなみに、心という字

象形文字で、心臓の形から

きているということで、

古代人は人間の精神活動の

もとは心臓にあると考えたと、

そういえば、悲しい時は

胸が痛むし、苦しくなる。

そういうところから、

精神活動に関する文字には

心遍が付くようになったのでしょう。

 

反対に必という字も

象形文字で、

武器の柄にする木のくいに

ひもを巻きつけた、

というのが本来の意味のようで

そこから、「かならず」という意味に

用いられたということです。

 

似ているけれどまったく

字の違う成り立ち、

筆順が違うのは当たり前です。

 

しかし、昔ついた書き癖

なかなか治りません。

そして、正しい書き順では

どうもすんなり形が取りづらい

何回も何回も書いて

自分のものにしなければ …

いまさら遅いか??

 

でも、金澤泰子さんのように

文字を書くなら正しい書き順で

書かなければ文字に対して

失礼ではないかと、

 

いまごろ、60の手習いで

遅いかもしれませんが … !

でもまあ、面白いものでもあります。

 

 

 

 

 

 

コメント (1)
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