本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

菩提樹苑のことが京都新聞に載りました!

2017-08-14 19:17:45 | 住職の活動日記

今朝の京都新聞、

熊本震災で破損したお墓

直すには多額の費用も掛かる

ちょうど今日で震災後1年4ヶ月

ということが写真入りで掲載されています

 

 

そうなのかと、読み進めるうちに

よく見ると菩提樹苑のことが

木村光弘霊園部長の名前まであります

 

写真は当苑のことではないのですが

幸い、当苑では

さほどの大きな被害もなく

倒壊したお墓はなかったようです

 

でもまあ、

京都新聞に

木村部長の名前まで出るなんて

驚きです。

 

ちょっとご報告まで!!

 

 

 

 

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本蔵院万灯万華供養

2017-08-14 16:07:25 | 住職の活動日記

熊本は今日も暑い一日でした。

日が落ち始める頃

菩提樹苑にはとても爽やかな風が

吹き始めました。

 

 

菩提樹苑の全てのお墓が見渡せる所

今回震災復興の鐘が建立された

 

 

 

そこで、万灯万華供養が執り行われます

遥か向こうには阿蘇山を拝し

菩提樹苑のお墓が4000基を越える

そこに眠られる方々は数万の御慰霊

その方々への追善供養です。

 

 

1000基ほどの献灯が並び

そして、

供養のお花も供えられています。

 

 

素晴らしいローケンションでの

お参りです。

 

 

今リハーサルの最中、

音のテスト、尺八の先生の音の調整

今回は何よりも

笙の音色の奉納があります。

 

 

「いろは歌」での入堂

「みほとけ」の歌に合わせて

子供たちの献灯献花があります。

 

式が進むにつれて

次第に夜の帳がおりてきます。

すると、献灯の灯りが赤く輝き

なんとも幻想的な雰囲気に、

住職によって

お塔婆供養を申し込まれた方々の

お名前と霊名が読み上げられます。

 

尺八の坂田鵬山先生による

「石清水」の献笛の奉納

鳳笙奏者 井原季子さんの演奏

笙の音色は月の光を表すとか

その澄んだ音に

しばし極楽浄土へいざなうような

空気に包まれました。

 

最後に子供たちによって

震災の復興を祈念して

梵鐘が三打撞かれ

亡くなれた方々の冥福を祈りました

 

終わった後、

雅楽の「笙」という楽器を

初めて見られる方も多く

その衣装にも魅入られて

記念写真の列ができていました。

 

 

 

 

 

 

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