最近連日のように
「プラスチックごみ」が
取り上げられています。
以前から気になっていたのですが
今日もその「プラごみ」の日
なんだか癖になってしまって
ペットボトルにしても
キャップと本体とカバーのシール
それぞれ分別して出すのですが
ただ、キャップだけは
貯めておいて市役所の
決められた所へ持って行きます
今日もニュースで
奈良公園のシカの胃袋から
大量のプラごみが出てきました
行ったら分かるのですが
鹿たちもおねだりがすごくて
なんでも食べてしまいます
手を拭こうとしたのでしょう
ティッシュペーパーを
出したところ取られてしまい
必死にこれは駄目よ!
と、取り返そうとしたのですが
やはり鹿に負けてしまった
という光景を見かけました
環境省で
レジ袋の無償配布禁止へ
という方針が決まったようです
まあそれも大切なことです
川の流れに喩えるなら
上流の方で制御しようと
では、それを使う私たち下流では
どうしたらいいのでしょう
いっそのことすべて
燃えるごみとして出す方がいいのか
分別する必要はなく
しかし、今のところ
行政では何の指示もありません
各家庭では今まで通り
分別して出しているようです
そもそも
プラごみは資源であると
ずっと思っていましたので
母に見習って
ティッシュケースにしても
取り出すところについている
わずかなビニールでも
取り外して分別していました
これは紙を再生するとき
わずかでもビニールが機械に詰まる
ということを聞いていたのです
聞くところによると
プラごみも再生するところが満杯
仕方なく他の国へ輸出
それがどこの国も
受け入れなくなって
いつの間にか海へ投棄という
ことになって
今では魚の数より
特にビニールの数が多くなった
ということです
それからストローも大問題
先日のテレビで
ウミガメの鼻から何か出ている
手で引っ張っても抜けない
やおらペンチを取り出し
「ごめんね!すぐ楽になるから」
といって抜くと
なんと長いストローがそのまま
出てきたのです
鼻から血が出てましたが
これで息も楽に出来ると思います
それから大問題は
マイクロプラスチックです
見た目には全く分かりませんが
知らず知らずのうちに
私たちの体内へ取り込まれる
ということです
何気なく使っている歯磨き粉や
お化粧品の中に入っている
微粒子「マイクロビーズ」です
確かにこれが入っていると
歯も美しくなり
化粧品として毛穴に入っている汚れ
これもよく取ってくれるのでしょう
これらは
下水を通り川に流れ込み
それから海に流れ出して
いつの間にか魚の体内に入り
それを食する私たちの体内にも
入ってくるというのです。
便利で使いやすいものですが
いつの間にか地球規模で
処理しきれないものに
なってしまったということです
6月27.28日は
G20のサミットでも
このプラごみ問題が
大きなテーマのようです
政治レベルの入り口である
上流の対策
それを使う私たち下流の
日々の実行力
そういう全体の流れとして
考えていかないと
この問題は解決できないようです
私たちにとっても
地球で生きる生き物にとっても
なんとかしなければ
毎日出てくるプラごみ
さしあたって今
どうしたらいいのでしょう
今まで通り分別した方がいいのか
それとも燃えるごみとして
出した方がいいのか
それこそが差し迫った問題だと
思うのですが ??