最近「飛びはじ」という言葉を
目にします
飛ぶのが恥だという
つまり、飛行機は二酸化炭素の
が一番多く、
CO2の排出を抑えるために
移動は汽車にしようという
運動です
とくにヨーロッパで盛んに
唱えられています
ということを知りつつも
やはり速くて安いということも
あって
もっぱら利用するのですが
その中でも
いつも乗る飛行機はプロペラ
DHC8-Q400という機体です
この飛行機は結構省エネで
今はなくなりましたが
ジャンボジェットが
滑走路に出る間の燃料で
この飛行機でしたら
熊本まで行ってしまう
ということです。
こちらを出るころは小雨
しかし雲を抜けると
上空は真っ青な晴天
箱庭の上を飛ぶかのように
手に取るように景色が
楽しめます
四国と本州を結ぶ橋も見えます
景色を楽しみながら、ふと
ANAの月刊誌に目をやると
ガス給湯器の省エネの記事
「エコジョウズ」という機種は
省エネが95%まで出来るという
ことが書いてあります
という内に機体は、はや九州へ
多分国東半島でしょう
大分空港が見えてきます
予報通り熊本は曇り
いよいよ雲のなかへ突入
さほど揺れることもなく
雲が切れてくると
金峰山が見えてきます
ここから左へ旋回
熊本市内へと入っていきます
修復中の熊本城を右手に見ながら
着陸態勢へと
こうやって見る美しい地球の
箱庭のような姿、
二酸化炭素の排出量で
地球は温暖化へと向かって
います
その会議でもこれはフェイクだと
その会議を脱退した国も
ありますが
思えば、
人間という素晴らしい生き物が
地球上に出現し
いろいろな面で発達もしましたが
また反面、
その地球を破壊しているのも
人間です
このままいけば
人間という生き物は滅亡する
かもしれません
長い地球の歴史から見れば
ほんの一瞬出来事かもしれません
しかし、
人間が地球上に生まれたという
ことは何を残したのでしょう
色々あるかもしれませんが
精神的には「自覚」ということが
大きな発見のように思います
たくさんの生物が生まれましたが
そのなかで自覚を持った存在は
人間だけではないでしょうか
だからこそ
人間は謙虚になれると思うのです
自分が一番というのではなく
自分自身の罪というか悪という
そういう自覚に立ったとき
あらゆるものに対して
思いやりと愛が生まれると
思うのです。
間近に見える景色であればこそ
その美しさと共に
この美しさがいつまでも
続くようにと願いながら
人間という生き物のことを
考えたいました。