宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

復活のアトラクス_スーパーピラー完成

2014-04-25 20:07:00 | 撮影機材
ひのきピラーの天端をチェンソーでトリミングしながら水平を
出しました。始めに足部の水平を出しておき、ピラーを立てて
5Kgのバーベル錘を載せ、水準器で水平が出るまでトリミング
しました。




大変だったのはバーベル錘に穴を空けたり、M8タップを立てたり
する作業でした。鉄鋳物なので快削材なのですが、キリコが真っ黒
になります。何故かM8タップが物凄くきつくてまいりました。
M8_P1.25なので下穴は6.8mmなのですが、今回は7mmで空けました。
それなのにタップが折れるかと思うくらいギッチギチでした。
ひのきピラーへは100mmのコースレッドネジ8本で締結。
まあ、メチャクチャ丈夫です。

アトラクス側にも5Kgのバーベル錘を付けたのですが・・・


アトラクスのおへそがφ30mmなので、最低限30.2mmの穴が必要ですが、
28mmシャフト用とは言っても、そこはただの鋳物の錘。
穴径が適当で入りません。
まず、φ30.2mm以上になるようにフライスに載せてフライカッターで
ボーリングしました。これは思ったよりもすんなり完了。

しかし、

アトラクスを裏から締結するM12ナットを4mm程度沈ませる必要があり、
このフライス加工が難儀しました。
小型フライスの載物台に対してバーベル錘は大きすぎました。
しかも非力なので0.3mmずつしか削れません。
たったこれだけ掘るのに1時間以上かかってしまいました。
大きな工作機械が欲しい~!

自然素材ゆえ、金物が当たる箇所も平らではありません。
ノミと木工ヤスリで丁寧に面出ししました。
ここを適当にやってしまうと、各部ネジを締め付けた時にヨレて
精度が出ません。




何度も合わせ直します。


これで良いでしょう。


アトラクスとはM8X8本で締結します。
屈折などを使う場合のピラー延長もココで行います。


さて、

次はモータ+ドライバ関連とコントローラなのですが、
さてどうしたものか? 実はまだ未定なのです。(V)o¥o(V)

コメント
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