宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

ディープサイクルバッテリーシステム完成

2014-06-03 19:26:00 | 撮影機材
先週末の栃本ヘリPでは、ディープサイクルバッテリーが来たばかりで、
むき出しのまま使っていました。
やっと専用のボックスに収まりました。


必要最小限、実にシンプルです。


最大でも6Aまでしか使う予定が無いため、0.75SQ線を2本よりにして14A
までは問題ない設計としました。
中華直流電圧計と電流計を装備! これ二つで\840.-なり・・・Oh
でも、あると無いとでは安心感が全く違います。

そもそも配線が少ないので、全てをふたの裏側で配線。
こうすることで、いざという時に予備バッテリーへ簡単に鞍替え出来ます。


手前は今まで使っていた85D26Lバッテリーです。
ACDelco AD-0002で6A充電が出来たので復活したかに見えましたが、
僅か3時間の充電でFULLになって完了だったため、やっぱり4.5時間しか
持ちませんでした。(30日の栃本ヘリPにて)
その後、再充電1回目→3時間、2回目以降は24時間あけて1.5時間、
3回目も1.5時間、4回目1時間で充電出来ており、6Aで7時間充電できた
計算です。はたして42Ahに復活したのだろうか?
これでも4.5時間しか使えなかったら廃棄処分します。

MPVに新しい125D26Lを入れ、予備バッテリー箱にMPVで1年使った90D26Lを
入れておけば安心です。大電流スターター用バッテリーがあると、
車用としても心強いものがあります。

ニューアトラクスE-ZEUSⅡ仕様+ThinkPad SL510(DC12V直結)+QHY5L-ⅡM
システムにおける消費電流は、なんと2.5A~2.8A(PHDガイド中)でした。
赤経・赤緯を同時自動導入中でも3.5Aであり、とても省エネなシステム
になっているようです。K-5Ⅱsで撮る限り、平均で2.5Aということですね。
冷却CCDを使った場合でも、ORIONの冷却CCDは1A~1.3A程度しか消費しない為、
平均で3.8A程度に収まりそうです。

となれば、20時間率で115Ahのディープサイクルバッテリーですから、
115/3.8=30.26時間も使える計算です。K-5Ⅱsなら46時間となります。
これなら冬でも3日ぐらい持つのではないか?
少なくとも2日は余裕だろうと思います。
早くやれば良かった(^^♪


コメント (2)
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