宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

笑う宇宙ネコ_SDSS J103842.59+484917.7を捕獲!

2019-02-01 20:56:00 | 天体写真(冷却CMOS)
1月30日の夜。実は46億光年彼方の重力レンズ効果、
”笑う宇宙ネコ”も撮っていました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1511/24/news103.html

猫のお目目は20等級の銀河です。
SDSSが示している銀河はgで23.63等という暗い銀河です。



たった40分露光で”検出”出来ました。

それも、
1ショットカラーCMOSカメラで。
ASI294MC恐るべし!(その2)

ラッキー”な”イメージングではありませんが、Gain=250、
1カット5分×36ぐらい撮ってみたい。もちろん、ダークもフラットも
バッチリ撮り、FITSで保存します。
なんだかイケそうな気がします。

ちなみに、昨年は自分の機材でも撮っています。
https://sky.ap.teacup.com/eti_forest/781.html

<撮影データ>

鏡筒:65cmF12、Fl=7800mm、クラシカルカセグレン直焦点
カメラ:ZWO-ASI294MC(非冷却、撮像時の撮像素子温度6.3℃)
Binning:2X2
画角:8.49'X5.75'
撮像条件:1カット90秒×20+60s×10=総露光時間40分
ダーク減算:無し
フラット補正:無し
保存形式:TIFF
画像処理:SI7+PhotoShopCC
シーイング:4/5
透明度:70%
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