宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

リベンジの裏山NarrowBandでHubble Palette

2012-08-21 18:07:00 | 天体写真(冷却CCD)
最近は裏山の方が晴れています。
奥秩父への遠征で撃沈したため、昨晩はリベンジの裏山撮影です。
一晩中快晴!

IC5067ペリカン星雲
R:S2 3X20min , G:Hα 4X20min , B:OⅢ 3X20min , 200min Total


Hα単色 4X20min , 80min Total


バーティノフマスクのPintAide評価


飯能市郊外の標高450m林道脇(裏山)から撮影。
K-30 , DAL18-55mm -> 18mmF5.6


東側はこの通り、関東平野が丸見えです。


最近の明け方は透明度が素晴らしい!


今回はまったく曇る気配がありませんでした。
ガイドも安定しており、撮影中に15分、30分とインパルス睡眠を
繰り返せました。おかげで4時撤収でもまったく眠気は無く、
安全に帰還。裏山林道の良い所は・・・まず、人が来ないこと。
当然車も来ないし、第一不気味で普通は入り込めません。
ここは仕事場から直線距離でたった2Kmですが、車だと20分です。

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2 コメント

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Unknown (eti_forest)
2012-08-23 16:25:32
こんにちは。demio1948さんのは冷却60Dですから、相当なポテンシャルだと思います。
ローパスも無いし、クリア改造であればHαナローも使えますよね。しかも、
RGBカラーフィルタ付きのワンショット冷却CCDと比べて高画素ですね。
1800/3=600万画素クラスのモノクロCCDと同じ描画になるような気がしますが、
どんなものでしょうか?
600万画素のICX694を使った冷却CCDが30万弱で出始めていますが、冷却60Dの
クリア改造機と比べてみたいものです。
でも、demio1948さんの御作品を拝見させて頂く限り、既に十二分な性能を発揮
されているように思います。

私の冷却CCDカメラは、ワンショットカラー機もモノクロ機もISO800程度のようです。
LPS-P2やSkyGlowFilterを付けると、20分が最低限の適正露出のようです。
出来れば30分から1時間程度やってみたいという感じです。
ですからF6というのはチョット暗いです。
F4であれば10分だし、F2.8のε180なら5分な訳です。
今のところ、600万画素のワンショットカラー冷却CCDは、解像度の点で140万画素の
モノクロ冷却CCDにまったく及びません。カラーフィルタ分で1/3となっても200万画素
相当な筈ですが、何故?といった感じです。
奥が深いですね。
返信する
Unknown (demio1948)
2012-08-22 06:07:08
おはようございます。
ペリカン星雲、3時間超えの撮影で迫力ある画像になっていますね。
モノクロCCDで撮影されている方は皆さん結構露光時間を掛けている印象があります。
デジ一眼で同等の露光を掛ければ少しはモノクロCCDに近づく事ができるのか?
私ももう少し撮影枚数を増やしてみます。
それにしても近場で天の川が写るとは、羨ましい環境です。
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