90s赤道儀のモータ改装は4回目になります。
買ってすぐにミザールのMMDⅡを付けて使っていました。
1982年頃にコパル電子のSP-4ステッピングモータで赤経ドライブだけを高性能化。
2012年頃に赤緯軸にもステッピングモータを取付け、PHD Guidingでオートガイドが出来る様になりました。
90s赤道儀は赤緯軸が±15°の部分微動(扇形ウォームホイール)になっています。
ハーモニックギアを入れてまで自動導入をやる必要もないため、
今回はオリジナルメカのままOnStep化改造を施しました。
±15°あると、
例えばオリオンの三ツ星辺りでプリセット(同期)すると、M45~M78、
オリオン座全体を自動導入できます。
もちろん赤経軸は全周駆動できるので制限はありません。
自分にとっては十分かな? と思いました。
ハーモニックギア改造すると90sのオリジナル性が無くなってしまうし、
そもそも高価ですからねえ~(-。-)y-゜゜゜
今回一番高価だったのがプーリーとベルトです。
プーリー4個とベルト2本で1万円弱でした。
モータ2個とOnStep関連部品が丁度1万円。
板金金物類は落ちているもの流用でゼロ円。
ボックス作って¥25,000.-位ですかね・・・安いなあ。 アリガタヤ。
取り外した三代目モータと今回使うOnStep基板。
Φ100のアルミハーフピラーは、
次に購入する予定のAskar PHQ80 or PHQ107搭載時のハンドリングを考えて追加改造の予定です。
まだ、ただのアルミパイプですが・・・
ギリギリ当たらずに取り付け出来ました。
三畳ひと間の加工室も健在です。
New Atluxヒノキスーパーピラー改やSkyMaxイギリス式改を持ち出すまでもない時、
未だ90sが現役で活躍しています。
90s赤道儀は本当に丈夫で高精度、扱いやすい逸品だと思います。
最近の赤道儀ってUSBハブなどが内装されているじゃないですか。
便利な反面、アレ壊れたら邪魔なゴミになっちゃうなあ~などと思っています。
夜露ビッショリな日本の環境では、チト厳しいですよね。
ミードやセレストロンなど、電気系統の故障で困ってしまう訳ですが、
逆に何の小細工も無い代わりに質実貢献、丈夫で高精度な昔の高橋製作所は良かった。
ただ営業は感じ悪かったなあ~(^^♪
上の写真にある赤経軸スリップクラッチを板橋まで買いに行った高校生を邪けに
扱いおった。あー、ギアーかあああ、まあ、売ってやってもいいけどね・・・
ぐらいの感じであった。
古き良き時代・・・とは、思わないのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます