Abell 370という超大質量銀河団の重力レンズ効果を利用し、
背後にある155億光年彼方の銀河を観測したらしいぞ。
https://www.astroarts.co.jp/news/2002/05/08nao549/index-j.shtml
Abell 370は、02h39m50.49s -01°35'08.2"で鯨座にあります。
現在は、薄明終了頃に赤道上のやや西に出ています。
今回、65cmカセグレン式望遠鏡+ASI294MCでアレコレ
撮って来ましたが、薄明終了と同時にテスト撮影に使ったのが
Abell 370でした。
こんなの、テスト撮影に使うな!!って話は置いといて・・・
約4’角で切り出し、SDSS画像と並べてみました。

このエリア、数百もの粉銀河が密集しているらしい。
距離は40億~60億光年とのこと。
HST画像を見ると、重力レンズ効果で同心円状に伸びた遠方銀河が
写っています。今回撮った画像でも、このエリアは同心円状にグルグル
しているように感じます。ホントかい?
HST画像に合わせて写野を回転させてあります。

露光時間はたったの5分!(60s×5、TIFF)
そう言えばFITSでも20枚撮っていましたが、コンポジット前にRGB変換
しなければならずメンドクサイ・・・
これも、本気撮り3時間とかやったらスゴイでしょうね!
一連の画像は2019年1月30日、18:40~26:15の約8時間ぶっ通しで
撮ったものです。ASI294MCは素晴らしい仕事をしてくれました。
ただ、DSOのラッキー”な”イメージングを本気撮りするならば、
やはりモノクロカメラを使いたいと思いました。
65cmF12(7800mm)では、最低限APSCが欲しい。
何しろ、NGC4565やM81が全く写野に収まらないのですから。
入手可能な高QE_CMOSカメラでモノクロとなると、183や174ですが、
共に1インチ以下。小さすぎる・・・
あ~
PL09000(36.5X36.5mm)でもFOV=16.14'角であった・・・org
<撮影データ>
鏡筒:65cmF12、Fl=7800mm、クラシカルカセグレン直焦点
カメラ:ZWO-ASI294MC(非冷却、撮像時の撮像素子温度6.3℃)
Binning:2X2
画角:8.49'X5.75'
撮像条件:1カット60秒×5=総露光時間5分
ダーク減算:無し
フラット補正:無し
保存形式:TIFF
画像処理:SI7+PhotoShopCC
シーイング:4/5
透明度:70%
背後にある155億光年彼方の銀河を観測したらしいぞ。
https://www.astroarts.co.jp/news/2002/05/08nao549/index-j.shtml
Abell 370は、02h39m50.49s -01°35'08.2"で鯨座にあります。
現在は、薄明終了頃に赤道上のやや西に出ています。
今回、65cmカセグレン式望遠鏡+ASI294MCでアレコレ
撮って来ましたが、薄明終了と同時にテスト撮影に使ったのが
Abell 370でした。
こんなの、テスト撮影に使うな!!って話は置いといて・・・
約4’角で切り出し、SDSS画像と並べてみました。

このエリア、数百もの粉銀河が密集しているらしい。
距離は40億~60億光年とのこと。
HST画像を見ると、重力レンズ効果で同心円状に伸びた遠方銀河が
写っています。今回撮った画像でも、このエリアは同心円状にグルグル
しているように感じます。ホントかい?
HST画像に合わせて写野を回転させてあります。

露光時間はたったの5分!(60s×5、TIFF)
そう言えばFITSでも20枚撮っていましたが、コンポジット前にRGB変換
しなければならずメンドクサイ・・・
これも、本気撮り3時間とかやったらスゴイでしょうね!
一連の画像は2019年1月30日、18:40~26:15の約8時間ぶっ通しで
撮ったものです。ASI294MCは素晴らしい仕事をしてくれました。
ただ、DSOのラッキー”な”イメージングを本気撮りするならば、
やはりモノクロカメラを使いたいと思いました。
65cmF12(7800mm)では、最低限APSCが欲しい。
何しろ、NGC4565やM81が全く写野に収まらないのですから。
入手可能な高QE_CMOSカメラでモノクロとなると、183や174ですが、
共に1インチ以下。小さすぎる・・・
あ~
PL09000(36.5X36.5mm)でもFOV=16.14'角であった・・・org
<撮影データ>
鏡筒:65cmF12、Fl=7800mm、クラシカルカセグレン直焦点
カメラ:ZWO-ASI294MC(非冷却、撮像時の撮像素子温度6.3℃)
Binning:2X2
画角:8.49'X5.75'
撮像条件:1カット60秒×5=総露光時間5分
ダーク減算:無し
フラット補正:無し
保存形式:TIFF
画像処理:SI7+PhotoShopCC
シーイング:4/5
透明度:70%
流石、65cmですね!
ASI294Proはカラーカメラとしては感度が高いので良いですよね。
自分もちょっと食指が動いてきました。
実は先週から2回ほどAbell370に挑戦して不発だったんです。宇宙ネコの次は、白い宇宙ウナギが獲りたくて・・・・。
昨日もウナギ獲りやろかと思って撮り始めたのですが、数枚撮ったところで諦めてARP147(宇宙ドーナツ)食べちゃいました(笑)。
宇宙ウナギもちゃんと捕まえてるじゃないですか。さすがですね。
よっしゃ、今晩リベンジと思ったら予報は曇りだわ。
今シーズンは難しいかも、ウナギはしばらくお預けですね。
こんにちは。
Abell 370の存在は今回初めて知りました。
台の方が、こんなのもあるよと教えてくれたのです。
一連の画像は望遠鏡とカメラの動作検証、台の成果物の一翼を担うべく撮っています。
たった5分でここまで写るのなら、3時間の本気撮りであればASI294MCで十分に
イケルのではないかと思っています。
F12ですが、1カット90秒で多数枚と言うのが吉かもしれません。
問題はフラットですが、ラッキーイメージングでは3秒などの超短時間露光ですよね?
フラットをどうやって当てているのでしょうか?
今回撮っていて、超露光不足画像とフラットの関係がフツフツと浮上して来ました。
白い宇宙ウナギって言うんてつかコレ!
一番大きいのは、どうやら写っているようです。
事前に知っていれば、もっと気合を入れて撮ったでしょうが、何しろAbell 370の存在
すら知らずに撮り始めちゃいましたから・・・
台の方には、そりゃ丸腰で重力レンズに挑んでいるようなものですよ、、、って
言われました。
次回はFITSで撮って、ダークもフラットも真面目に当ててみようと思います。
次回って、いつだあ~???
でも本当にウナギみたいでうまそうでしょ?
重力レンズでこんな風に見えるのはほかにもあって、例えばAbell2677とか。
これはアナゴ?
Abell2677はちょうこくしつ座なのでもう間に合わないですけど。
それにしても、60秒x5枚ですか?
私は先週60秒x120枚も撮ったのに解像度が足りません。
やっぱ焦点距離も必要ですかね。
どんどん西に傾いちゃうので、最初のほうの画像でもっと選別してみようかな?
このあたり、今後の目標にしていたのですが、あっさり写されてしまうとただでさえ低いモチベーションが...。
何か新しい目標でも考えますかねえ。
おはよう☀️😃❗ございます。
技術的なブレイクスルーでしょう、やっぱり。
何故、天文マニアは宇宙望遠鏡を打ち上げようとしないのでしょうか?
アマチュア無線家にはちゃんとした団体があって、
人工衛星もやりましたよね。
最近、宇宙からパチンコ玉を打ち込んで人工流星を作る話題がありますが、ハッキリ言って妙にムカチュク。
こんなプロジェクトにJAXAは56億円も出しとる。
まあ、それだけじゃないけど、もっとアカデミックなことに予算を使ってくれよって思います。
んで、
技術的なブレイクスルーですが、
電波望遠鏡なんて如何でしょうか?
おはよう☀️😃❗ございます❗
カメレス失礼します。
大丈夫、宇宙ウナギはtakiさんに教わったって言いますから。( ̄▽ ̄;)