その小型望遠鏡(単眼鏡)、完全に無限遠調整済みですか?!
X3倍単眼鏡(芯出し望遠鏡)と6X30ファインダー
アイピースから出る光を完全なる平行光束にすることで、
望遠鏡側の無限遠設定が完了します。
アイピースを目で覗いたのでは、個人差や左右の眼球差によって
望遠鏡側の無限遠設定がバラバラになって固定化できません。
そこで、予め無限遠にピントを合わせ込んだ小型望遠鏡で
アイピースを覗き、これでピントを合わせることで望遠鏡と
アイピースを完全なるアフォーカル系にするのが目的です。
しかし、
昨日使用したX3倍の芯出し望遠鏡では、
2Km以上離れた木立の枝葉を十分に分解、
観察出来る程の倍率と分解能力がありません。
”これで合っているだろう”というレベルでした。
やはりこれではイカンだろうと言うことで、今日は6X30の
ファインダーを使って再検証しました。2Km以上先の木立の
分解能力は、X3倍芯出し望遠鏡の比ではありませんでした。
キチンとピントが判るので、完全に無限遠に固定出来ます。
6X30ファインダーでA80M + NLV25mmを覗くと、まあ、
ギリギリの拡大率です。これ以上倍率が高いと実用的では
ないでしょう。
昨日よりも厳密に再検証した結果、A80M+NLV25mmにおける
LX7の真の無限遠位置は”2m~∞表示の間”となりました。
LX7を取り外して眼視でアイピースを覗くと少しボケています。
眼視でジャスピンにするとドローチューブの位置が28.7mmで
した。この1.2mmの差が真の無限遠か私の目による無限遠
かの違いです。
では、私の目でピントが合うようにしたらLX7はどうなるでしょうか?
今日の体調では0.5mの位置でピントが合ったようです。
でも、明日は0.3mかもしれないし2mかもしれない。
もしかしたら、深夜は全然合わないかもしれません。
実に不確実な要素です。
一番良いのは、6X30ファインダーのアイピースを外してCCDカメラ
を付けた専用の直焦点撮像用望遠鏡でアイピースを覗くことです。
そこまでは無理としても、無限遠に固定された小型望遠鏡で
アイピースを覗けば、アイピースから出た光束は完全に平行光の
まま6X30ファインダーの対物レンズに入って行くコリメートが
完成するのが解ると思います。
つづく
X3倍単眼鏡(芯出し望遠鏡)と6X30ファインダー
アイピースから出る光を完全なる平行光束にすることで、
望遠鏡側の無限遠設定が完了します。
アイピースを目で覗いたのでは、個人差や左右の眼球差によって
望遠鏡側の無限遠設定がバラバラになって固定化できません。
そこで、予め無限遠にピントを合わせ込んだ小型望遠鏡で
アイピースを覗き、これでピントを合わせることで望遠鏡と
アイピースを完全なるアフォーカル系にするのが目的です。
しかし、
昨日使用したX3倍の芯出し望遠鏡では、
2Km以上離れた木立の枝葉を十分に分解、
観察出来る程の倍率と分解能力がありません。
”これで合っているだろう”というレベルでした。
やはりこれではイカンだろうと言うことで、今日は6X30の
ファインダーを使って再検証しました。2Km以上先の木立の
分解能力は、X3倍芯出し望遠鏡の比ではありませんでした。
キチンとピントが判るので、完全に無限遠に固定出来ます。
6X30ファインダーでA80M + NLV25mmを覗くと、まあ、
ギリギリの拡大率です。これ以上倍率が高いと実用的では
ないでしょう。
昨日よりも厳密に再検証した結果、A80M+NLV25mmにおける
LX7の真の無限遠位置は”2m~∞表示の間”となりました。
LX7を取り外して眼視でアイピースを覗くと少しボケています。
眼視でジャスピンにするとドローチューブの位置が28.7mmで
した。この1.2mmの差が真の無限遠か私の目による無限遠
かの違いです。
では、私の目でピントが合うようにしたらLX7はどうなるでしょうか?
今日の体調では0.5mの位置でピントが合ったようです。
でも、明日は0.3mかもしれないし2mかもしれない。
もしかしたら、深夜は全然合わないかもしれません。
実に不確実な要素です。
一番良いのは、6X30ファインダーのアイピースを外してCCDカメラ
を付けた専用の直焦点撮像用望遠鏡でアイピースを覗くことです。
そこまでは無理としても、無限遠に固定された小型望遠鏡で
アイピースを覗けば、アイピースから出た光束は完全に平行光の
まま6X30ファインダーの対物レンズに入って行くコリメートが
完成するのが解ると思います。
つづく
私の目で望遠鏡のピントを合わせたら、LX7のピント位置が0.5mの位置に
なった訳です。この位置ではLX7は無限遠に合っておらず、完全なる縮小コリメート
は成立していません。私の目が疲れていたら全く合わない可能性もあります。
この不確実な要素を排除するには、やはり小望遠鏡を使った方が確実である
という結論に達した次第です。
犬王さんのシステムと犬王さんの目でピントを合わせた時、
犬王さんが満足であると感じられれば、それで十分だと思います。
意味と原理が解っているならば、妥協点は自由ですね。
おそらくは、日により時間によりLX7のピント位置が変わると思います。
合成F=1.4ですから想像以上にシビアです。
☆での作例も上げられますが、私の体調によってピント位置が変化する
ことは確実です。何時でも同じ位置で同じ結果になることを目指しています
ので、不確実さを排除して真理を突き詰めておきたいのです。
私の目で望遠鏡を無限遠に合わせてとしても、今回はたまたま合ったようです・・・
という言い方になります。
ブログ主様の研鑽と洞察力に脱帽です。返信ありがとうございました。