宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

備忘録的イギリス式の独り言

2021-03-18 17:32:00 | SkyMax改イギリス式

燃え尽きたはずなのにまだ起きています。
イイ感じに撤収が済んでしまい、仮眠せず帰宅できました
・・・って、撮影中に寝ていましたが・・・

以下、備忘録的イギリス式の独り言ですから。

かっちょええええなあ~!
このメカメカ感がたまらんのです。


北側ピラーが無くてもエルボー式で30cmクラスを運用出来ますけど、
やはりこの安定感。メンドクサイだけのことはあります。


長いニュートン鏡筒で南天を狙う時はこんな感じ。
C-14、30cm_RCクラスなら楽勝です。


イギリス式の場合、カメラをこの方向に付けないと極軸体に
ヒットしてしまうのが難点と言えば南天。




ドライバーボックスは、この位置が良いと判明。


USB3.0リピーター5m延長ケーブル+USB3.0ハブですが、
1番のポートに接続した時だけUSB関連の接続アラートが出ます。
こういうのは”何故?”って考えても仕方がない。
相性です!!って諦める。


そして忘れて、同じ失敗を繰り返すんだなあ~これが。
だからココに書いておるのじゃ。

忘れるなよ 忘れるなよ 絶対忘れるなよ!

イヤ、最近は忘れようにも覚えられないってのが問題なんだが。

今回はM81の本気撮りを予定していましたが・・・
なんと、スギ木立に邪魔されて全く見えもせずでした。
なんせ北極星も見えんので、極軸合わせはPHD2のドリフトアライン機能
で行います。重機材のため、明るいうちに組み立てないと危険です。
なので、スマホアプリで磁北と真北を入念に調べてベースプレートを
セットしました。運良く、駐車線と北が合っていると言う結果と
なり、車から離れたり場所を変えて測定してみた結果がコレ・・・org



方位方向が東に10度程もズレておりました。
なんと当てにならない・・・
おかげで総重量190kgをテコでこじって10度も振ると言う、
何とも情けない作業が勃発。

<以下、超独り言に付き>

2021年3月16日

SkyMax改イギリス式+300FN+ASI-183MM

・走行充電器を設け、デュアルバッテリー化して助手席の足元へ。

・思った以上に駐車場の傾斜はキツイものである。

・北側ピラーが軽くなったので運搬は楽であった。
 ただし、場所取りが大変であることは変わらない。
 合板を使って専用の運搬用スペースを作ることが必須である。
 これが出来れば、イギリス式での遠征が増えるだろう。

・今回は北極星が見えないため、ナンチャッテ極望すら使えない。
 スマホアプリと水準器、傾斜計で合わせ、PHD2のドリフトアラインで追い込む。
 果たして実用になるのか?
     |
     +->全然当てにならなかった。7度ぐらい東向きに表示されていたため、
        大修整が必要であった。テコでベースごと振るという荒業!
        真北は、広場の西から6台目駐車スペースの白線よりも7度ほど
        西向きであった。

・イギリス式で運用する場合、カメラ位置を下側に出来ない。
 よって、今回はガイドスコープを反対側に取り付けたがバランスが悪い。
 8cmF5鏡筒はそのために付いていたのか・・・

・ジャンプスターターがあるため、パソコンをMPVのバッテリーから取る。
 また、出来る限りはパソコン本体のバッテリーで運用してみる。
 一晩終われば、日中にエンジンを掛けながらパソコンをフル充電できる。

・写野 37.2' X 24.6'

・電動フォーカサー必須

・20:24時点の気温10℃、微風、シーイング2/5、結露無し。

・SharpCap3.2でFFのレシピを組めるか?

・シーイングが悪いので、ガイドは3秒でやった。

・WRXさんにお会いした。県民以来である。

・赤緯が脱調した!!
    |
    +->鏡筒を回転させ、カメラを下側ポジションにしてバランスを取った。
       モータの駆動電流を下げ過ぎたことが原因。
       帰宅後に再調整せよ!
        |
        +->赤緯軸は手で少し負荷を掛けただけで脱調する。
           これではダメだ。17日に即、再調整せよ!!
           赤経軸は負荷を掛けても脱調しなかった。
            |
            +->赤緯軸 RUN目盛5→8へ
               赤経軸 RUN目盛5→5のまま
               とした。
               これにより、赤緯軸の脱調がほぼ解消された。

      ちなみに、追尾時電流=2.2[A]
      赤緯軸高速駆動時電流=3.2→3.7[A]に増加した。
      赤経軸高速駆動時電流=2.2[A]→2.4[A]と微増であった。
      もともと追尾で動いているのが理由。

・WRXさんがPHD2のマルチスターガイド版(ベータ版)を教えて下さった。
 早速、明日ダウンロードしてみよう。

・極軸をちゃんと追い込んだため、構図ズレが起きていない。

・17日0時頃の気温は6℃。ピントを再調整して、NGC4565を撮影。

・2時以降はシーイングが4/5まで改善。同時に無風、やや結露。気温3℃。

・19時~2時まで7時間、MPVのバッテリーでC340を駆動した。
 ここでエンジンを掛けてみたが、問題なく普通に掛かった。
 約40分の撮影中は車内で休息し、その間はエンジンを掛けっ放しとした。

・かみのけ座銀河団(NGC4874付近)の最後の最後、Bの4枚目で赤緯のガイドが脱調して
 いる模様・・・修正が効かなくなっている。それまでは非常に調子が良かったのに、
 鏡筒がやや傾いて来たのが原因だろう。なんてこった。
 しかし、ギリギリで流れず全コマ成功!!3時56分本日の撮影完了。
 これからダークとフラットを撮影する。

・ダークは-10℃である。ファイル名に温度を書かなかった。

・日が昇ってから主鏡をみたら、夜露で曇っていた・・・org
 何時から曇っておったのか? 今夜はドライエア必須だな。

・連荘遠征の場合、日中にソーラーパネルでバッテリーを充電するべきである。
 走行充電器+ソーラーパネルのダブルでやるべきだ。

・ドライバボックスをベースフレームの中に入れると快適である。
 但し、あらかじめTE、TWを決めておかねばならない。
 東西反転は難しい。

・広場はLTEアンテナ4本立ちで快適だ。

・ハンドボックスケーブルが短すぎる。
 スーパーフレックスで3mに作り直すと快適だろう。

・150WのDC-ACインバータでSkyMaxシステムが動くか?
   |
   +->駆動電流を増やしたため、まともに動かなかった。
      もちろん、冷却カメラやドライエアも同時使用。
      パソコンの充電が行われていると壊滅的にダメである。

・150WのDC-ACインバータ経由でディープサイクルバッテリーを充電できるか?
 当然2Aモードでの充電だが、どうやら出来る模様。
 その間エンジンを掛けっ放しってのが有り得ない状況ではあるが、一応出来る。
 それ以前に、このバッテリーは2014年5月29日購入ゆえ、6年10箇月経過している。
 インジゲータも白表示(要交換)となっていた・・・ま、当然だ。

・PHD2を2.6.6 → 2.6.9 へテザリングにてアップデートした。
  |
  +->本バージョンのベータからマルチスターガイディング機能が入ったらしいが、
     脳みそのガイドタブにもそれらしい項目が現れないのだが・・・

・2021年03月17日(TE)

・20時から撮影を開始した。バッテリーがダメかも・・・

・気温4℃、無風、結露無し、シーイング3/5~4/5
  |
  +->20時40分時点で-2℃になった。

・20時頃から2時間、IC434 馬頭星雲のHα

・22時頃からM81。出来ればHαも入れたい。
   |
   +->木が邪魔で無理だった・・・org


・光軸がなんだかオカシイ。
 合ってはいるようだが、揮星を入れると丸くなく、一部が欠けている
 斜鏡に映る主鏡の位置も、あれでよいのか?
 フルサイズカメラが無いとハッキリ分からない・・・
 ただし、現状でも星像は美しい。
  |
  +->馬頭星雲に続いてM66へ向けたが、こちらは星像のゆがみが無い!!
     昨日も天頂付近が殆どだったため、星像は美しかった。
     妙だなあ~。鏡筒のゆがみにしては・・・あっ、もしかしてセル?





・22時頃からMPVのバッテリーへ直接ブースターケーブルを接続し、
 エンジンを掛けて13.8[V]で充電&給電を行った。
  |
  +->この手があったか!!
      |
      +->本当はMFバッテリーを急速充電してはダメです。
          もう限界バッテリーだからやってます。


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<撮影したいリスト_2021/03/16_TE>

・21時頃から撮影を予定。

・NGC2903 しし座の頭付近

・M95 , M96 , M105

・M66単体

・NGC4438付近、M100 , M87

・NGC4565

・NGC4038 , NGC4039 アンテナ銀河

・M104ソンブレロ銀河

・NGC4874 かみのけ座銀河団

・M81 , M82 , M51 , M97 , M106

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