ちょうど片付けの途中。
目の前には不用品の山。
見てたの?と言いたくなるようなタイミングで電話が鳴った。
「不用品はありませんか?何でも買い取ります
と言う電話だったんだけどね、
里さんどう思う?」
と、一旦電話を切ってお客様が相談してきた。
電話では「古くても構わない。
服でも家電でも布団でも食器でも
何でも買い取ります。」と言ってたらしい。
「何でも」と言っているけど
目的はだいたいが貴金属。
特定商取引法が改定されてからは
(参考サイト国民生活センター←よく読んでみてください)
お客様からこのような相談が減ったと安心していたのに
最近また増え始めているようで、今日で3件目です。
これは押し売りならぬ押し買いだ。
別のお宅でも
古着や本を玄関にたっぷり用意して待っていたら、
ざっと見ただけで
「あー、全部値段がつきませんね。
金とかプラチナはありませんかね?」
「古い指輪とか、ネックレスとか、何かあるでしょう?
チェーン切れててもいいんですよ」としつこくて
なかなか帰ろうとしなかった、と聞いたばかり。
もちろん、真面目にコツコツやっている業者さんもいるでしょうけど、
そういうちゃんとした買い取り業者さんは必ず古物営業許可に準じる
行商従事者証を携行しているし、
そもそも本当の目的を隠したりしないはず。
怪しいと思ったら
「行商従事者証」の提示を求めてくださいね。
不安になったら
消費生活センター福岡へご相談ください。