柳井の地名発祥の「柳と井戸」
遠くからお客様が見えたので、柳井市の白壁の町並みをご案内。いつもの散歩道を明るい間に歩いたのは久し振りです。
国指定重要文化財 国森家住宅
国森家住宅は、明和5年(1768)にこの町筋が火災で類焼し、その後間もなく建てられたと伝えられており、柳井津商家町を代表する美しい白壁造りです。
白壁通りには懐かしい建物が残っています。
柳井の地名の発祥と言われる柳と井戸です。豊後国の満野長者の娘般若姫は、後の用明天皇に召されて海路を上京の途中、この地に上陸して水を求められました。
般若姫は、その時差し上げた清水か大変美味しかったので、そのお礼に不老長寿の楊枝を井戸の側にさされると、一夜にして芽を出し、やがて大きな柳の木になったと伝えられています。
「柳井」の地名は、この柳と井戸の伝説によって付けられたそうです。なお、現在の柳の木は5代目だそうです、
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