ほーしざきの散歩道

ゆっくり歩きの散歩道、山口県を中心とした中国地方の名所旧跡巡りを紹介しています。

№17 島根県益田市 柿本神社

2006年08月31日 | 散歩道

 島根県の益田市にある柿本神社に参拝しました。祭神は飛鳥時代の歌人にして三十六歌仙の一人、歌聖と言われている柿本人麿(かきのもとのひとまろ)です。

柿本神社への石段

 

柿本神社由来には次のように記載してあります。

 柿本人麿朝臣は、七世紀末から八世紀初めの白鳳時代に活躍した宮廷歌人である。数々の格調高き、雄大荘厳な歌はまさしく言霊(ことだま)である。万葉集の代表的歌人で、一大明星である。

 

柿本神社楼門

 

百人一首に

「足曳の山鳥の尾のしだり尾の長々し夜を独りおも寝む」

都に在りて

「東の野にかぎろひの立つ見えてかへりみすれば月傾きぬ」

石見にて

「石見のや高角山の木の際(ま)よりわが振る袖を妹見つらむか」

 

柿本神社本殿

 

 柿本大明神は、文学の神として学問の向上をお導きくださり、又、農産業の神・くらしをお守りくださる神として、あらたかな御神徳を戴き、広く崇敬されている。

 

 

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№16 山口県長門市千畳敷と二位の浜

2006年08月26日 | 散歩道

 長門市の千畳敷に行き、登山口の下見を兼ねて周囲を散策しました。まずは長門市の名湯湯本温泉恩湯に行きアルカリ単純温泉のヌルヌル感を楽しみました。

湯本温泉 恩湯

国道9号を西に向かい、旧日置町に位置する二位の浜に向かい千畳敷への登山口の下見をしました。

綺麗な二位の浜海岸

北長門海岸国定公園の案内図より中国自然歩道を探しましたが自然歩道の位置がよく分からず、案内図の横から入る道ならとても歩ける状況でなく、海岸沿いの道ならなんとか歩けそうな感じがしました。

ここが登山口なら歩けそうだ

 

二位の局を祀った祠 

千畳敷の山頂まで車に乗って進み山頂を散策、山頂では涼しい風が吹いており、真夏の強い日射しの中でもとても涼しく感じました。

千畳敷山頂

山頂から見える風力発電施設

山頂の展望台からは正しく360度の大展望が広がり、いつまで見ていても見飽きない風景が広がっています。

 日本海の展望も素晴らしい

山頂の展望台

 

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№15 島根県浜田市 大麻山神社 

2006年08月23日 | 散歩道

 浜田市旧三隅地区に聳える名峰大麻山、その山頂の下には立派な大麻山神社が建立されています。

大麻山神社の大鳥居

 中国自然歩道の説明板によると大麻山と大麻山神社について次のように記載されている。

大麻山と大麻山神社

 三隅町の北東に位置する標高599mのこの山は、平安時代の山岳仏教が華やかなころには山全体が修行研学の大道場となり、西の高野山とよばれていました。

 山頂からは日本海が一望でき、山頂には平安時代前期に建立された大麻山神社があり、境内一帯は老杉におおわれており、江戸時代前期に作庭された枯山水の庭園もあって昔の面影がしのばれます。

枯山水の庭園

 また、大麻山神社には約3000株の紫陽花が植えられており、今年は、平年よりやや遅い6月中旬に咲き始めたそうで、今回7月末の夏祭りの見頃ごろの時期に綺麗な花を眺めることができました。

 

 

 紫陽花の名所

 麓の大鳥居から神社までの車道の左右に美しい紫陽花の花を見ることができました。

大麻山山頂の頂上社

 なお、大麻山神社への道順は「HP 法師崎のやまある記」の大麻山登山の項に詳細を記載しておりますので、参考にしてください。 

 

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№14 島根県益田市 佐昆賣山(さひめやま)神社

2006年08月19日 | 散歩道

 益田市の東に位置する名峰比礼振山(ひれふりやま)の麓に位置する「佐昆賣山(さひめやま)神社」です。

比礼振山の山頂にはアンテナが立っています

 金山姫、埴山姫、木花咲耶姫の三桂の姫神を祭る姫山神社がそもそもの始まりであったそうです。

佐昆賣山神社の由来

 寛平5年(893)年美濃の国(岐阜県)中山南宮神社より金山彦命を勧請し、併せて相殿に大山祇命を祭り、五社大権現と呼ばれていたそうです。

比礼振山の山頂には権現社

地下より湧き出る権現霊水

 権現霊水の説明

神社奥の権現霊水の取水場 

 神社奥には権現霊水を汲むための施設が設置してあり、気軽に霊水を頂くことができます。冷たくて美味しい権現霊水をお試しください。

 なお、佐昆賣山神社への道順は「HP 法師崎のやまある記」の比礼振山登山の項に詳細を記載しておりますので、参考にしてください。

 

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№13 島根県吉賀町の木部谷温泉

2006年08月13日 | 散歩道

 木部谷温泉の間欠泉

 島根県には沢山の名所や旧跡があるようです。島根県西部から少しずつ紹介したいと思います。

木部谷温泉 松ノ湯

温泉の由来

 まずは、島根県吉賀町の木部谷温泉です。珍しい間欠泉が今でも吹き上げており、良く晴れた日の昼休み、ベンチに腰掛けて温泉が噴き上がるのを待っていました。

静かな温泉池

温泉の噴き上がるのをベンチにて待つ

 説明板には約20分おきに温泉が吹き出すと書いてあるのでしばらく昼食を食べるのに専念丁度食事が終わると同時にブクブク音がし始め、白い噴水が湧き上がってきました。

ブクブク温泉が吹き上げ始めた

 噴水はやがて背の高さ程度まで吹き上げ、静かだった温泉池に温泉を流し込み始めました。

↑ 間欠泉は20分おきに吹き上げている ↓

 

静かな池に温泉が流れ込んでいます

 木部谷温泉へは国道187号を岩国方面から北上、島根県吉賀町に入り約25分国道を走ると右手に温泉の標識が見えてきます。

木部谷温泉

 間欠泉を眺めた後、温泉に入ってゆっくりと汗を流してください。木部谷温泉松ノ湯は本当に良い温泉ですよ。

温泉池と同じ色の浴槽

温泉の特長

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