日晩山山頂に立つ二階建ての展望台
島根県の山歩きを続けています。今回は島根県益田市波田地区に聳える日晩山です。日晩山の名前は、平安時代、菅原道真が太宰府に流される際、峠へさしかかったとき日が暮れ、夜を徹して辿ったという言い伝えによるものとされています。
麓には菅原道真を祀る波田天満宮があり、登山道の目印となっていました。日晩峠へと続く道は旧街道であり、とても広く歩きやすい道で、途中には猿田彦大神の石碑が立ち、日晩峠の手前には斗舛石の清水が滾々と湧き出していました。
日晩峠には四基の石碑が並んでおり、峠の展望地からは眼下に益田市街を見晴らすことができました。また、特徴的な比礼振山は一目で見つけることができます。
峠から先はアップダウンを繰り返しながら美しい松林の中を進み、第二展望台を過ぎれば二階建ての展望台の立つ日晩山三角点峰に到着です。展望地からは春日山、恐羅漢山、赤谷山、冠山、青野山、十種ヶ峰、須佐高山などを眺めました。
下山は一周回りのコースを採りました。美しい紅葉を眺め、蛇滝観音に参拝、細く流れる蛇滝を観賞し蛇滝広場に下り立ちました。日晩山の周回登山は、とても楽しくお勧めですよ。
菅原道真を祀る波田天満宮
猿田彦大神の鳥居と石碑
斗舛石の清水
日晩峠と石碑
日晩峠の展望地 中央の峰が比礼振山
第二展望台の風景
日晩山三角点峰から眺める春日山と恐羅漢山
伝説の蛇瀧
なお、日晩山第一展望台からの展望は動画を参考にしてください
法師崎のやまある記の編集が終了しました
詳細な登山記はHPでお楽しみ下さい