いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

運動会をプロデュース

2020-11-04 | Hula
先日おもしろい体験をさせていただきました。

知人のYさんから
「学校の運動会で生徒たちが団体演技をするんだけど、フラを踊ろうと思っていて、色々と力になってほしいの」
と相談を受けました。

ワタシが以前Yさんにお教えしたことがある演目を生徒に踊らせたい。
その曲はカヒコ調(古典フラ調)にアレンジされた現代フラの曲で、
今年はそれを学年で踊りたいんだってこと。

Yさんは中学校の先生で、たしか2年の担任だったはず。

学校の先生のお仕事って本当に多くて、
運動会で踊る曲まで先生が仕入れなきゃいけないんだね。

よさこいソーラン、創作ジャズダンス・・・
他校がやったものを今年はうちが、と横のつながりで情報交換にも余念がないそうです。

運動会でフラ
可能なら楽しそう
そんなことでお役に立てるならお引き受けしましょう


ワタシはさっそくYさんと踊りの確認をしました。
スタジオでワタシの動画を撮り、Yさんと一緒に何度も踊り、フラを持ち帰ってもらいます。

学校で生徒に教えるのはワタシじゃないんだもんね。





演技の時間は5分間あり、可能なら出とハケを作りたい。
出ながら踊って、ハケながら踊る。
Yさんから演技時間の余白の相談があり、ワタシはさらに2曲をピックアップしました。

フラの正式な演技披露の時には
「Kai」と「Hoi」というものがメイン曲の前後につくことがよくあります。
Kaiが入場の曲で、Hoiは退場の曲。
真ん中の曲をつないで
Kai~Mele~Hoi という言い方をしますよ

KaiとHoiの動きを考え、それを紙に描いてYさんに託したところでびっくりすることが発覚


Yさんは小学校2年生の担任だったんだって~

中学だと思っていたのはワタシの勘違いで、フラを踊るのは小学2年生
それでも「Kai~Mele~Hoi」で挑戦するって言うんだから、すごいことじゃない



ってことで最初に考えた複雑な案は下方修正
1学年130人をも動かすのはワタシも初めてで、可能ならやりたいアイデアはいっぱいあるのですが、
何しろ相手は小学2年生なので、フォーメーションもシンプルにしてお渡ししました。



夏休み明けの学校再開から練習を始め、要所要所でYさんから進捗状況のご報告をいただきました。
(クラスごとに教室で練習したり、校庭で全体練習をしていますね)



「生徒たちはハワイ語が大好きになり、庭で水をあげながらPua(花)!と叫んでいます」
とか
「こんな目標を壁に貼り、運動会を目指しています」
とか。

なんてたくましいんだろう?





Kai(入場の曲)の時、ザザ~ッと波の音から始まりやがてピーピーと鳥の声がします。

「いい?Yさん。鳥の声がしたら前3列が膝立ちになるよ」
「次、男性の声が始まったらこのポーズ」

う~~~ん
ダメだ

鳥の声が遠くから聞こえてくるとき、それがどこから聞こえるかは個人による。
つまり、膝立ちになるタイミングは人によるんだ。

あー、揃わない。それじゃダメだ~

「本当のフラならパフドラムがあるんだけどなぁ」



フラで古典を踊るとき、こんな風にハワイの打楽器をクムが鳴らして、それに合わせてフォメーションを変えることがあります。

それに代わるものが何か必要だなぁ。
子供たちの耳(感覚)だけで揃えさせるのなんて絶対に無理だ。


学校だったら太鼓があるかな?

「Yさん、大太鼓ある?」
「あります!」
「それって運動会で使っても平気?」
「大丈夫です!」

それだ





Yさんの『Are you ready?』からいよいよ演技が始まりました。
(ここはあえてハワイ語はやめて英語にしました)



本番では演目の前に大太鼓が用意され、朝礼台の上に男の先生が一人。

彼の耳で、波の音が聞こえてから9秒でドン!
鳥の声が始まってから15秒でドン!

子供たちは先生の鳴らす太鼓に合わせてポーズを変えていけばいいんだわ!

パフドラムの代わりに用意した大太鼓でフラの演技に重厚感も加わり、とてもいいアイデアを思いつきました。


(どの親からも見えるように、前列は膝立ちにしましたよ)

衣装はいろいろ悩んだ結果、専用の業者さんからスズランテープで作ったスカートを購入しました。
(こういうのも売っているのね)

グラススカートを自分で作る案や、衣装を家族に縫ってもらう案、いろいろ出しましたがなかなか実現は厳しくて
特に
「男子は上半身ハダカ・・・はこのご時世ダメでしょう?」
「はいー、この時代は無理です」
「だよねぇ」
みたいのもあり

私たちが子供の頃は、男子は棒倒しの時には上半身ハダカと決まっていて、それがカッコ良かったりしたもんだけど、今の時代ではそれもセクハラになっちゃうんだねぇ。



校庭に広がって踊る生徒たち。



中央に向かってカヘア(掛け声)を大きな声で叫び、また踊りながら退場します。

オットと2人、首から通行証を下げ、運動会を見せてもらいました。

感想から言うと、小学2年生のポテンシャルの高さにびっくり。
もっと難しいKaiにしても、きっとできたんだと思うわ。

まぁ、手の高さが揃うとか揃わないとか、腰の揺れとかそんなことはさておいても、
こんなに難しい振りを全部覚え、発声もたくさんし、
ちゃんと靴下も脱いで(笑)フラを踊りきってくれたことに大感動でした

近くでビデオを撮っていた家族の皆さんも「すごーい!」「カワイイ~」とお喜びで、
それを黙って聞きながら、冥利に尽きた体験でした。



徒競走

「オレは6年間ずっと1位の旗のところにしか並んだことがない!」と自慢するモアイ君。
「ワタシは3番の旗に並べたことがたぶん1回しかない!あとはいつも旗のない列だった

かけっこは遅かったワタシだけど、オトナになったらこんな素敵な演目に携わらせていただけるなんて、誰が想像できたでしょう?

ありがとうございました。こちらこそ

「I miss him.」からの Zoom Lesson

2020-10-30 | Hula
私たち夫婦にはハワイにフラの先生がいます。
(普段は日本の先生とレッスンしています)

ハワイから日本に来て下さったり、こちらがハワイへ行って習ったりと、
そんな往来もこの世界情勢では夢のまた夢。
働く身としては隔離期間を作ってまでの渡布はありえないですよね。


「クム(ハワイ語で先生、ルーツの意)はお元気かなー?」
夫婦でそんな話をします。


しかし、こちらが恋しく思うよりもっと強く、クムはモアイ君が恋しくてたまらないようで(笑)

「モアイ君にzoomレッスンをしましょう」と提案がありました。



扇風機(まだ片付けていません)の根元にスマホを置き、
こちらの全身を映します。



これでクムが、モアイ君のステップを確認できますね。



そしてダイニングテーブルの上にはタブレット。
これでクムとの会話や表情が読み取れます。

モアイ君が恋しかったクムはとても嬉しそう



今回習うのは、片手でウリウリ(フラのマラカス)を持って踊るカウアイ島の曲。

ワタシは女性ですので、ウリウリは大好き!
いや、大好き!…ではなくて、両手にウリウリを持って踊る曲はたくさんレパートリーがあり、
ウリウリはお友達ってほどに手に馴染んでいるのです。

が。

モアイ君は男性なので、レパートリーがほとんどなく、
あまりウリウリと仲が良くありません。

「親の仇」とばかりにマラカス部分を太ももにたたきつけ、



おろしたての新品ウリウリを割ってしまいました

ステムとボウルの付け根に大きなひびが~~~



割れたボウルから飛び散った中身。
本来ウリウリの中には植物の種を入れるものですが、今はプラスチックなんだねー。
割ってみて初めて知る真実

このマラカスは、このあとグルーガンでガッチガチに固められ、
つぎはぎだらけの楽器に成り下がりました。
音も少し濁っていて・・・

それでも楽しいフラタイム。

モアイ君が片手ウリウリでかっこよく踊れるようになるまで
あとどれくらいの特訓が必要かな?

頑張りましょう!

7時間もへっちゃらさ!

2019-09-14 | Hula
地元の文化会館で無料のフラステージがあることを広報で知り、ひとり行ってきました

数年前、隣の市ではメレフラタイムに舞台で踊っちゃったりもしましたが、今回はそんなつもりもなく、観られるうちは観て、飽きたら帰ればいいわね(だって無料だもの)と気楽に行ったんです。



開演は12時。
前方ど真ん中のお席に陣取り、コンビニを食べながら、楽しい舞台が始まります



文化会館の駐車場(屋外)では、おそらくまだ楽屋に入れない(順番で)チームがお化粧をしていたり、練習をしているとこともありました。

外は暑くて大~変!
けれど、早くに集まったチームはどこか邪魔にならないところ(もしくは客席)で時間を待つしかなく、そうなるとやはり踊ることが一番の安定剤ですよね。
わかります・・・



微妙に形の違う、けれど柄のテイストが同じのお衣装。
こういうの、いいなぁ。



オーガンジーに刺しゅうされたケープがゴージャスなこちらはきっと高額だったろうなぁ
クプナさん(大人の女性)にはよくお似合いの衣装でした。

県内・県外合わせて25チームくらいがエントリーしているこの発表会は、1チームが3~5曲を踊ることができ、中には7曲ご披露しているところもあり(その場合はたぶん1曲が短いと思われる)、まぁー延々フラが続きました(当たり前だ)。

どこで帰ろうかと最初こそ迷ったものの、お尻に根が生え、やがて腹も決まって、最後まで見ちゃえ~
モアイ君の晩ご飯は「ごめんねー」で済ませよう、そうしよう、と決めました



ケイキちゃん(子供たち)のフラも末恐ろしい上手さで、オトナと遜色なく楽しませてくれます。
この衣装可愛かったなぁ。
海を題材の曲、頭にはヒトデでしょうか?お星さまでしょうか?
こーいうの、着たいわぁ(世界中がやめれと言っている)



第3部は生バンドさんも加わって、全部観終わったの19時過ぎですよ

なーんと7時間以上もフラを・・・おそらく100曲以上あったのではないかしら?
けれど、好きだと全然苦じゃないんですね。
これが歌舞伎じゃまだこうはいかない

眠気も襲ってこない体調で、しっかりと楽しみました。

ワタシのハラウは昨日今日のヒット曲は踊ることがない伝統的なお教室のため、トラディショナル以外の曲はあまり知ることがありません。
つまり、美空ひばりは踊っても、AKBや星野源は踊ることがないのです、みたいな。
ま、日本の曲に例えると、何がトラディショナルってことになるかは微妙ですが
「さくらさくら」は踊っても「Body feel Exit」を踊ることはない…みたいな。

そんな環境のワタシが「お!この曲、さっきも出てきたぞ」と3回(3チームで)重複した曲を知りました。
これが今の流行りなのかぁ。
検索してみれば2017年にリリースされたハワイアン曲で、つまりはそういうことなんですね

そんな発見がホントに楽しい。
目も楽しいけれど、耳はもっと楽しい。

1チーム(1ハラウ)の発表会もいいけれど、そこのフラ(スタイル)が好きじゃないとこれがキツイ
止まることなく絶えず動くフラに酔ったこともあります
(この場合”心酔”の”酔う”ではなく乗り物”酔い”の方)

その点、複数チーム混合によるステージはいいな
緩急色々あって、みんないい!

ステキな楽曲とステキなフラ。
空調はちょうどよく、入場無料(笑)

こんないいイベント。
晩ご飯をぶっちぎっても、お出かけして良かったというものです

行く夏のフライベント

2019-09-13 | Hula
先日、この夏最後のフライベントに出向いてきました。
毎夏お世話になっているホテルの、バンケットルームでのビアパーティーです

今回のお衣装は



我がハラウの制服ともいえる白のロングドレス。
胸元にはマイレレイと茶色のオーキッドレイを用意しました。

もうひとつは



日系移民の昔の作業着の象徴だったパラカチェックのシャツとデニム。
このシャツはメンバーで3色用意しています。
ワタシはいつも『紺』担当(紺が好きです)





この日は、先生が前日ハワイから帰国したばかりだったのですが、
クムに今日のイベントのことをお話ししたところ・・・

「これを私だと思って」と生花をどっさりと持たせてくれたんだそう。

【フェイク<リアル】は当たり前!
フレッシュな生の花に勝てるフェイクなどはないのです。
日本では揃えるのが大変な本物のお花をつけられる機会には、ありがたくつけなくちゃ。
クムの愛を感じながら、ね。

ということで、持ってきた髪飾り(フェイク)はそのままバッグに戻し、控室で急遽「大盛り付け大会」が始まりました。



デンファレは3つ1組でUピンに串刺し、それを頭にどんどんつけていきますよ。

これ、ハワイでは爪楊枝を使うのですが、ハワイの爪楊枝は日本のそれよりかなり細く、花びらに刺しても花びらが傷まないの。
でも日本の爪楊枝は太くて、刺したところから花びらが裂けちゃう。
日本の爪楊枝を半分に割って使ったこともありますが、今日は急だったのでワタシが持参していたUピンで代用を。



どんどん盛り付けます。

「頭が(重さで)かしぐほどどんどんつけるのよ~」と先生。

ワタシ、昔はこの「てんこ盛り」がイヤな時期があって、引き算の美学・・・じゃないけれど、さりげないお花をさりげなくつけるのが美しいと勘違いしていた頃がありました。
けれど、フレッシュなお花を頭につけられることの「贅沢さ」と、フェイクにはない「本物」の色合い、そしてなにより自然を享受することの「ありがたさ」。
今では「てんこ盛り」が全然イヤじゃなくなりました。



ワタシもこんなにつけましたよ!



胸元にはクラウンフラワーのレイをプラス。
これもクムが何十本も持たせてくださって、私たちは胸元に。
もうひとつのチームは頭にねじってつけました。
先生は胸元に何重も下げましたよ。


行く夏のビアショウでしたが、お客様も多く、楽しく務めることができました。



特に、このコスチュームが珍しいらしく、
「こういう衣装で踊ることもあるのねぇ」と喜ばれました。
手拍子まで起きちゃって、そりゃ気持ちいいですがな(笑)
(ワタシはこの左にいましたよ)



シャツ+デニムでの曲を踊り終えたら全員でジンジャーに着替えて、今回はこの5人で最後まで楽しく過ごしましたよ。

クムにいただいたクラウンフラワーのレイは



帰宅後、ドライにセットしました。



きれいな薄紫が茶色に代わる頃・・・秋が来ているね。



今年も楽しい夏でした。

3年ぶりの夏祭り

2019-08-19 | Hula
ここ2年間、お流れになっていたマノアガーデンさんの夏祭り。
毎年熱心に準備をしても、その夜になるとゲリラ的豪雨に襲われて中止が決まり、フラのご披露から遠ざかっていました。

かわいそうなのは自治会の模擬店の皆さんも同様で、住民がサーっと引いてしまった会場では、焼きそばもフランクフルトも「大余り」状態で、結局自分たちで購入して解散していたんですって。

なんとか、今年は夏祭りが出来たらいいなぁ。
祈るような気持ちでワタシは連日ミシンを踏み続けましたよ。

毎年リハ室に集まっては、泣く泣く中止を受け入れてきたけれど、今年は無事開催にこぎつけました。



練習に余念のないマノアの皆さん。



ワタシが縫ったグラデーションの衣装と、指が痛くなるほどテープを巻いたバラの髪飾りなどで記念写真も撮りました

1人だけオープンレイのHちゃんは、9月に出産予定の妊婦さん。
お腹、パンポコリンなのに目立たない衣装でよかったね

妊婦さんは輪っかになったレイを身に着けません(送りません)。
これは赤ちゃんがへその緒に絡まないようにというハワイの言い伝えのようなもので、
オープンになったレイを身に着けたHちゃんは「貴重な経験です」と喜んでいました



夜風に乗って届くイカ焼き?のいい香り

8m×8mのやぐらの上で、2年分の!積もる思いを30分のショウに爆発させました



ワタシもソロを2曲ほど踊らせていただき、仕事から間に合ったモアイ君がビデオも撮ってくれました

「何しろ3年ぶりだからさ!たまった衣装も見せたいですっ!」と、みんな自発的に衣装チェンジも決めて、ワタシのハラウ直伝の『早着替え』にも頑張りましたよ。


同じアホなら踊らにゃ損!損!
もうね、夏祭りはこれに尽きると思うのですよ。(力説!)

楽しい時間を皆さんに分けていただき、本当に感謝の夜です

ハラウ クリスマス会

2018-12-29 | Hula
10月以降のことを書こうと思っているのに、追いついていませんねぇ。

遊びに忙しかった10月~宿題に追われた11月。
無事乗り越えたはずなのに、なぜ、もう12月なのかしら?ってわけがわかんない歳の瀬です


 


ハラウのクリスマスパーティが今年もありました。

各クラス、持ち曲が4曲あり、その自主練習を毎日コツコツやりましたよ。

ステレオでCDを流し、最初のうちはつっかかりながらのものが、日を重ねるごとに感情を込めてスムーズに踊れるようになります。
練習は裏切らない・・・を毎回実感しつつ、またパタッと練習しなくなるんだから、それじゃダメよね。



でも、自主練の甲斐あって、当日は気持ちよく踊れました







他のクラスの方たちも、余裕あるフラがとても素敵
みんな新調したハワイからの衣装です。

そしてワタシのクラスも新しいお衣装。
念願のプリンセスラインのロングムウムウを揃えました。



3サイズを教えただけでこんなのを作るんだから、ハワイのお店はすごいなぁ。



来年のクリスマスパーティは私たちのクラスに幹事が回ってきます。
お店探しから始めなくちゃ。

そして、もっとまじめにフラと向き合わなくちゃと、(喉元が熱いうちは)いつも決意します。

みんな一緒に・・・

2018-10-10 | Hula


ハラウのスタジオから隠し撮りです

ハワイでオーダーしておいた衣装が届いたとのことで
先生が車で持ってきてくれました。

重い荷物を先生に上階まで運んでもらうわけにはいきません。

を受け取ろうと、仲間たちが階下に降りていきました。




この日は暑い日だったとはいえ、もう季節は秋です

が、私たち、レッスン中は1年中タンクトップ
カラバリの豊富なユニクロのレースつきがなんとなく大勢を占めているんですよ



みんな一緒にgetting oldしてきた大切な仲間。
実年齢より若く見え、『妖怪クラス』と呼ばれています



先生をお迎えしてみれば、荷物は紙袋たった一つ

ハワイが丁寧にたたんで送ってくれたおかげで荷物はコンパクトに済んだそうです。




みんなで試着して、
「引きずり気味の裾を上げないといけないね~」
「見たことのない柄でよかったね~」
などと、新しい衣装にワクワクでした

夏のショウが終わりました

2018-08-29 | Hula
今年も夏のホテルイベントを無事終えました。

これが終わるまで、日々ソワソワとなんとなく落ち着かないのです。

ラスト3日はまじめに自宅で自主練をしました。
それって3日漬け・・・いやいや、ちゃいまっせ~



お客様をお迎えするよりだいぶ早く会場入りをし、生バンドさんと軽くリハをしました。



自分が出ない曲も端っこで踊る(リハる)私たち。



Noanoaのジンジャーを手作り再現した一枚は着るのも簡~単!
紫と黄色のグラデーションがとても綺麗です。(と自画自賛)



ホテル側は控室にと客室を一室用意してくれているのですが、私たちそこに戻るのが面倒くさい。
いつも狭い・・・通路でもどこでも着替えることに慣れてしまっている貧乏性のため、お部屋はキャンセルし、
宴会場に隣接したリネン室を控室にして、みんなでぎゅー詰めで着替えました。
この混み具合がいいんだなぁ



何しろ時間が余りまくっているので、クラスメイトと記念写真も撮りました


「低気圧の接近予報で急なキャンセルが相次ぎ、お席が空くことが予想されます。もしお友達等お誘いできるようでしたら、ダンサーの皆様もご協力をお願いいたします」

ホテルからそう連絡が来たのが前々日のこと。

・・・なんとか埋まってくれるといいわねぇ。

数年前にも、あまりに寒い一日になり、閑散~となったことがありました。
生ビールを楽しむには、そりゃぁ暑い日のほうがいいものねぇ。
こればかりは空を恨んだものです。


あー、またかぁと覚悟をした今回。
ふたを開けたらお天気も持ち、どうしたことか私たち史上過高の入りで(ひとえにホテル様の頑張りです)、とても賑やかな夜を楽しむことができました




Hanalei moon~
恍惚の顔つき(してます)



第2部はお衣装を着替えて。



末席にお席を設けていただき、ひと夏の楽しいビヤホールは最高の気分です。


あー気分は解放だー

明日はぐうたらしよう!
(毎日ぐうたらしていることはさておき)

お友達のホイケで刺激・・・喝っ!

2018-06-25 | Hula
小学生の時のクラス会に参加した時、40年ぶり以上の友と再会しました。

小さくて(ワタシもたいがい小さかったが)可愛かったアッコが
都内の大きなフラハーラウに所属していることを知ったの。
それ以降、会うたびに2人で始まるフラ談義。
同窓生の会話が展開される横で、2人で最近の活動状況などを必ず話しちゃう。

そんなアッコの所属ハーラウのホイケがありました。



ワタシの所属するハーラウの、何倍も有名で受賞歴も華やかなハラウ。

ワタシのフラ仲間に声を掛けたところ、みんな(マンネリした日々に)刺激が欲しくって、
7人で応援に行かせていただいたの。




お写真に納まりきらない祝花たち。
とりあえず2枚だけ撮影してみましたが、送り主も有名なハラウ(有名な先生)ばかり。

それが20年の先生の活動の歴史であり、ご苦労の証ですね。



午前中が仕事だったワタシに代わり、オットがお使いをしてくれて、



治一郎のバームクーヘンを我が家から差し入れさせていただきました。
(ここはオットでも唯一わかる店舗が横浜にあり、子供のお使いならぬモアイのお使いが可能なの。あ、でも、「長次郎だっけ?」レベルなんだけど)

今回のホイケは20年の歴史を振り返る・・・というもの。
冒頭にも書いたとおり、コンペの受賞は枚挙にいとまがないほど。

○○年:○○大会1st
とか
○○年:〇〇コンペティション優勝
と、
それぞれの曲に説明が書いてあり、受賞当時と人(ダンサー)は変われど
振付と衣装がほぼ当時のままという内容でした。

私たち(仲間と)が毎年観に行っていたキングカメハメハコンペの常連校だったこのハラウ。
「あー、この振り、覚えてる!」
なんてのもたくさんあり、とても見ごたえがありました。

印象的だった作品は、けっこう覚えているものだなぁ。



おそらく本編は全編撮影禁止だと思い、カメラは自粛しました。

フィナーレの曲、アッコは私たちのいる側の通路に出てきてくれたの。
ワタシの隣はアッコのお嬢さん。
思わず2人でスマホ、パシャ!パシャ!しちゃいました。

通路で満足そうな笑顔でフラを踊るアッコ。
ワタシの隣の隣の隣でそれを見つめるご主人様も誇らしげな笑顔です。

いいないいな、幸せそうだー。
うらやましい~!

そして、そんなシーンに立ち会えたことはやはりとても嬉しいな。

「素敵なホイケだったー」
「今まで観たホイケの中でも、ここの(ハラウの)フラ、好きだわー」
「衣装も参考になったねぇ」
「marchちゃん、衣装作ろう!」
「あー、でもやっぱり、自分が踊りたーい!」

みんなが刺激を受け、明日からのフラ練に喝が入った感じ。

イベントの大きさじゃない。
どんな時でも踊れることに感謝して、この夏のイベントを頑張ろう。

そんな素敵な一日でした。

Pua 'Olena

2017-11-23 | Hula
先日、巾着田へ曼珠沙華を見に行った時のこと。

駅から巾着田までの沿道に農家さんがお店を開いていました。
珍しいカボチャや芋がら、シークワーサーなどを買ったのですが、
そこのカウンターにさりげなく置いてあった花・・・

「あ!ウコンの花だ!」

フラを踊られる方ならご存知の「Olena(=ハワイ語)の花」が活けてあったんです。



「あ!ウコンの花だ~!」思わず叫んだワタシ。
実物を見るのが初めてだったのでね。

「おーよく知ってんなぁ、こんな珍しい花」
とは農家のおじさん。

「はい!私、フラダンスをしてるんですけど(こういうときは「フラダンス」と言うようにしています)
その題材にウコンの花があるんですよー。ウコンの花を踊るんです!」

初めてオレナを見ることができたのが嬉しくて一気に自己紹介をしたけれど
「フラダンス?」「ウコンの花を踊る?」
農家のおじさんも、周りにいた友達にもチンプンカンプンだったと思う

そりゃそうだったわね。

写真でしか見たことのないウコンの花を目にして大喜びしているのはワタシだけ。
へぇ~、咲いているんだね。
(ウコンが採れるんだから当たり前なんだけど)

Pua 'olena
pua moe wale
i ka nahele
e moe nei

ウコンの花は
眠っている
森の中で
眠っている・・・


大きな葉に護られて恥じらいながら咲いている花よ、さぁ目を覚ましてその美しさに気づきなさい(お嬢さん恋をしなさい的な?)
という歌詞の曲。



なんでこんなガムテープの瓶なのって・・・
もっときれいに飾ってあげればいいのにって・・・
そこが農家のおじさんクオリティで、ウコンがとても身近で日常なんだよね。


それと、香りを確認しなかったのはワタシのミス

目で見て、香りを覚えて・・・
そうして自分の意識づけがone upするってもんなのに。

香りがあったのかな?
知りたかったなぁ、失敗したなぁ。

限られた題材を空想で踊るより、こうして目にできることは本当に喜び。
埼玉で見かけた「プア・オレナ」にひとり興奮したお話でした。