いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

俺も行く!夫婦で益子の陶器市

2019-12-28 | 小旅行
ポーセラーツの白磁を趣味にしてはや2年以上。
高校フレンズとの毎月一度の集まりが楽しさ継続中です。

しかしこの器好きはどうしたもんか。
世の中の断捨離に逆行して器だけがどんどん増えるなか、昔習っていた陶芸への思慕がまたむくむくと起き上がってくるんだから困ったもんです。

食器棚に磁器が増えると、次に陶器が恋しくなりました。
焼き物のサイトを巡っては買った気になったり、『器の本』なるものをネットでポチッて産地や特徴の勉強をしたりと、そんな時間がたまらなく楽しい。

そうだ益子焼は陶器市をやるはずだわ。
ワタシ一人でも行けるかしら?

そうして公式サイトへ赴き、アクセスを調べていたら、最寄りの駅前からバスが出ることを知りました。
観光バスで行ける益子の陶器市
JRを乗り継がなくてもいいのね?
行こう!ワタシ、益子へ行くよ

念のためオットにその話をしたところ、「俺も行こうかな」と言うじゃーありませんか。

前にも書いたけれど、我が家は暗黙のうちに提案した方がその代金を払う・・・ような感じがありまして、ワタシが一人で行こうとしたところにオットも行くとなれば、なんとな~くワタシが2席分を予約するような流れになるんですね。

ま、そんなこんなで11月の初めの益子陶器市ツアーを予約しまして、夏の間はその日を楽しみに働いたようなもんでした。

記事のUPが古くてすみません
これから書くのは、11月の頭に益子へ行ったお話です。





とても早い時間、どうせ益子行きのバスはスカスカだろうと話しながら駅前に着くと、すでに人だかりで、バスが何台も停まっていて焦りました
「これが全部益子へ行くの

・・・ではなく、それぞれが行先を記しており、中には企業の社員旅行みたいのもあったようです。

我が駅前からの益子行きは1台。
あらかじめ設定されたお席に着席すれば、もうそこからは添乗員さん付きの楽しいバスの旅
特に、運転手をしなくていいオットにはさぞかし待ち遠しかったことでしょう。



前の晩の夜中にスパムむすびを握っておいて、それを車中の朝ごはんに食べながら行きましょう。
中身はたくあんとチーズの2種



ワタシのスパむすは家族にも好評の自信作です。
オットはさっそく缶ビールをプシュ~っとしていますよ



お小遣いは持ちました
「ワタシが興奮したら、止めてね」とあらかじめお願いをしておきます。
そうでないと、ワタシきっと止まらなくなる性格だから。


今回は気分的に「黒」「紺」の器・・・つまり天目や黒マット、瑠璃釉などの器を手に入れたいなぁと思いながらいざ益子に着きました。

益子に来たのはこれで2回目。(オットに言われて思い出した)
ずいぶん昔に陶芸教室の仲間+オットで茨城一泊旅行の帰りに寄ったことがあったんでした。
その時は陶器市開催の時期ではなかったので常設の販売所を見ただけですが、今回はたくさんの窯が臨時テントを張って作品を売っています。



楽しぃ~!!

目に見えるものすべてがネットで見てるより生き生きと(当たり前)、触れるものすべてが想像力を掻き立てますね。

この器であれを食べたら・・とか、
このカップでお休みの朝にあれを飲んだら・・・

そんなことすべてがとっても楽しぃ~


「黒と紺、黒と紺
・・・そう呟きながら歩いていたワタシの目に飛び込んできちゃったのは、とてもきれいな「緑色」のご飯茶碗。



ワタシ、吸い寄せられるようにその窯元へ行きました。

テントにいたのは津久井忠三さんという作家さん。



「はい、いらっしゃい。こんなおっちゃんだけど、これ全部おっちゃんが作ってるんだよ~



ワタシはどうやらこの緑に一目ぼれをしちゃったみたい

「これってどうやってこんなきれいな緑色を出されたんですか?釉薬は何を使われたんですか?」
ワタシの浅い知識では「緑色」が出るのは「織部釉」ぐらいしかなく、でもこれ、それと違うんだもん!

そんなワタシの質問に、津久井のおっちゃんは丁寧答えてくれました。(他の作家さんもこちらが尋ねれば皆さん詳しく説明してくれます。)

「銅を使ってね、それを酸化で焼くんだよ」
「あー銅ってさびると緑色の変なの出てくるけど、あの色だ!」
「そうそう!」
「へぇ~!そっかー!すごいきれいな色~



そうして、ご飯茶碗2つと銘々皿を2枚、同じシリーズの模様で買いました。


するとなんだか、気持ちが「緑」に傾いちゃって、黒と紺に欲しい物がなかったせいもあるのだけど、緑のものをいくつか買っちゃいましたよ



これは赤土に白い釉薬をかけ、そこに滲んだように描かれた緑色のドットが可愛い。
こんな薄くてはかないドットを描いたことがないから、ここが気に入りました。
濃い土の色が釉薬から透ける感じも好きなんですよね~。



このお皿とカップのセットは、1人でティータイムをするときのお友達にしよう。


そして、少しお高かったので、帰るときまで気持ちが残っていたら買おうと決めて、最後にやっぱり買っちゃったのが、こちらのそば猪口。



岐阜に窯を持つ作家さんで、長良川の美しい緑を描くのに、釉薬を何度も試作してやっと気に入るグリーンが出せるようになったとのこと。

そうか
ろくろは熟練すれば誰でもたいがいの形は作れるけれど、作家さんがこだわるのは釉薬(うわぐすり)なんだね。

陶芸の生徒だった頃のワタシのように与えられた釉薬をただ塗るだけじゃなくて、自分で調合し、気に入る色を作り出し、吹き付けたり流しかけたり。
焼くときには酸素の量を調整したりと、そういった作業でその作家さんなりの個性を出すのか。

そこを突きつめた数々の作家さんの作品が美しくないはずがないじゃないの



今回は、さらに『そば猪口』を買おうと決めていました。

最近は自家製ヨーグルトにハマっていると書いたとおり、いつもガラスの器ではなく、猪口を使ってヨーグルトを食べるのも気分が良いもの。
でも、我が家にはワタシが陶芸で焼いた猪口が一組あるだけで、少しバリエーションが欲しかったのです。

そうして、オットと相談しながらいくつかの猪口を買いました。



それぞれ、模様のつけ方に個性があり、素焼き(焼き締め)部分があったりするのも魅力的です。
あ、右から2番目の猪口はワタシが手びねりで作りました。
こうやって並べると遜色ないでしょ
我が家に1組しかなかったそば猪口が一気に4組になりましたよ



一番人気の窯は早朝整理券配布のこともあり、バス組のワタシはハナからあきらめていましたが、整理券ナシの列もできていて、これはもう絶対に覗くことがができなさそうです



道の右左に臨時のテントやショップ。



つい買いたくなるようなディスプレーも大事。



飛びカンナは小石原焼の専売特許かと思いきや、益子のおおらかさがいいなぁ。




一番高かったこちらは、岡山から益子に転居されて開窯し、益子で備前焼を作っていらっしゃる作家さんのもの。
緋色の出方がとても良く、オットが気に行ってしまい、長話もして、キヨミズから飛び降りるつもりで買いました。



高いのを買ったら見切り品も買わなくちゃ、とスープカップも買いましたよ。
これで豚汁を飲みたいねぇと、そんな会話がはずみます。



若いころには好きではなかった色合いの器が気になり、ワタシも大人になったんだなぁ。
特に「灰釉」といううわぐすりが、昔は全然ピンと来なかったのに、今回はとても好きになりました。

津久井のおっちゃんの「つくい窯」でとっても素敵な「灰釉」を見つけたのだけど、
いかんせん大鉢ばかりで買うに至りませんでした。
おっちゃんが元気に作陶してくれて、欲しいサイズができた頃、また益子へ行ってみたいなと思います。

楽しくて面白かった益子の旅
オトナの遠足

途中、「もう全部使ったれ!」とお財布のひもが緩くなりかけたけど、
そこはオットに首を横に振ってもらい、いくつかの器は我慢しました
終えてみればの出費。
12,000円残したのは上出来です(笑)

仙石原温泉「リ・カーヴ」

2018-03-17 | 小旅行
しかし、日々はあっという間に過ぎちゃうわねぇ。
「温泉行ってきまーす」宣言から3週間が経とうとしています。

なんだか気ぜわしい毎日。
懸案だった確定申告は何とか無事に終えました。

混んだ税務署のパソコン列に並ぶのがイヤで、自宅のPCで試行錯誤で作り、
「よし!これで完成だ!」と自信たっぷりに書類を持って行けば
「ん~、この数字が足りないですね、ここの欄ね」と作り直しを命じられ、
結局税務署のパソコンで作り直しました・・・(笑)

忘れぬうちに解説付きで、来年用に「1人で」作ってみなきゃ、と思いながらまた日々が過ぎていきます。
ほんと、忘れぬうちに復習しなくちゃ。



さて、箱根仙石原に行ってきました。

今回ポチしたのは久しぶりの『リ・カーヴ』さん。

ここは、数えたら3回目?4回目?になるでしょうか。
私たち夫婦がお気に入りの温泉・・・お宿になります。

オットの両親を連れて来たこともあり、館内やお部屋のゆったりした広さにいつも感動します。



2人には十分な広いお部屋と広いベッド。
しばらく来なかった間にリノベーションも済んでいるようで、清潔な室内です。



お風呂セットはこんな



ワタシの大好きな(夏になるとよく使う)プラカゴ仕様になっていました。



viewはso,so.



大きな出窓があり、荷物を広げる場所はここに決まりました。


リ・カーヴさんに最初に来たのは20年くらい前になるでしょうか?
15年かな?

当時からすでにブッフェスタイルのお宿はたくさんありました。
私たち夫婦もネットで見つけてはあちこちの温泉でブッフェをいただく旅行をよくしていましたが、
ここがよそと違ったのは(当時)、他が6分割、9分割のお皿にお料理を取ってくるスタイルだった頃から
ここは小さな器に銘々のお料理が盛り付けられていたこと。

ドーンと大きなバットにお料理があり、それを分割されたお皿に食べたい量を取ってくるのでなく、
1人前(1回分)のお料理がすでにグラスや小鉢に取り分けられていたこと。

グラスに入ったエビのカクテルはキラキラと輝き、小鉢のいくらはプチプチとはじけていたの。

ドーンと大きなお料理は、食べたい人がいくらだけ全部持って行っちゃったり、
プリンが崩れていたりと、そういうのが常だったでしょう?
(今ももちろんそういうところたくさんあります)



それが、全部、可愛く美しく盛り付けられており、その小鉢を持ってくればいいの。
あ、今はこういうところも多くなりましたよ。
でも、その頃(何年前か思い出せないけれど)はこのスタイルすごく斬新だったんです。



「洗い物が増えて大変ね~」なんて主婦目線は自宅に置いてきて、旅先では美味しいものに舌鼓を打ちたい。
そんなスタイルがスゴーーーく、気に入ったお宿だったのです。



お料理をグチャグチャにしがちな子供たちも自分が食べたい物を自分で好きな数だけもらってこられるし、
どんどん補充されるので気に入ったお料理を適量「何度も」いただくことができます。

それがリピートにつながった理由だったんですねー。



ライブキッチンではステーキを焼いてくれたり、揚物やお寿司も。



特にやはり、ここのアスパラの肉巻きフライはハズレのない美味しさです。

契約農家さんから取り寄せているであろうグリーンアスパラの太いこと!
ひょろひょろの細いアスパラをいつもスーパーで「高いわねぇ」と思いながら買っている身としては
このアスパラはおかわりもんのうまさなんだよね。



2度目、リピートはこの子たち。
もずくのサラダと焼きリンゴの白和え、それと・・・何のぬただったっけな?
(もう忘れてる)

前回両親と来た時、蟹がたくさん出されていて(今ではそれがウリのようです)、
その蟹だけをテーブルいっぱい山盛りに食べている家族連れを何組か見ました。
他にも美味しい小鉢がたくさんあるのに(もちろん食べているんでしょうが)
テーブルに積まれるのはからになった蟹の山

なんかね・・・その品のなさが少し気に触り、それ以来リ・カーヴさんからは遠ざかっていたんです。
あ、これはホテルのせいではないですね。
お客様のモラルの問題です。

まぁ、好きな食べ物があればたくさん食べたいのは誰でも同じで、ワタシもライチを見つけたらデザートタイムより前から確保しちゃうしね

もともと私たち夫婦が蟹にそんなに執着がないせいでしょうか。
その時も山盛りの「蟹家族」にげんなりし、蟹の足は1本も食べなかったのですが
今回珍しくオットが蟹身をほぐしてくれました。



彼が蟹身をむくなんて本当に天地ひっくり返るくらい貴重なこと!
普段はワタシがいやいや剥き、それを横から盗んでいくだけなのに。



そしたらこの蟹、美味しいの~
プリプリのジューシーで、パサパサした悪いイメージが全くない!

これは目玉になるわけだわ~と今回深く理解しました。
(それでも適量を美味しくいただいただけですが)



お料理とお料理の間にフルーツをはさむなんてお行儀悪いことも自由~
なぜならブッフェだから~

3回目勝ち抜き戦でリピートになったのは



焼きリンゴの白和え(3個目)と茶碗蒸し(2個目)、マリネサラダ(2個目)でした。

焼いたリンゴ(コンポートのような)にお豆腐の白和え、そこに少量の胡麻だれ。
どう考えてもおかずにはなりません。
これで白飯1杯とはいかないんだけど、何とも美味しく、3個もいただきました。
おうちで作ってみたいけどドサッと作るものでもないしねー。
小鉢だからちょうどよいんだわ~。
あぁ、美味しかったなぁ。
(オットには「変なものにツボるねぇ」と言われたけれど)



デザート
ワタシ、やっぱりケーキよりフルーツ派なんだわ。
(こういうの一応取るけど、あんまりどうでもいいみたい)
願わくは、バニラアイスのところに黒蜜ときな粉を置いておいてくれたら、それだけを何度もリピートなんだけどなぁ。

ほんとに洗い物多くて大変ねー。
きっと食洗器がやってくれるんだね(と老婆心を出さぬようにしよう)。



朝食はお時間が50分と短いことをのぞけば満点。
食堂があまり広くなく交代制なので、少し慌ただしいのが玉に傷かなー。
60分ならコーヒーまでいただけたんだけどなぁ。
(coffee室内に持って帰れるようになっています)

あ。ライチ、もう確保しています(笑)



お風呂も無駄に広くて解放感があり、濁り湯のような温泉も満足

一番大きな湯船にね、天井から滝が流れているの。
ビジュアル的な幅の広い平たい滝ね。
オットに聞いたら男湯の方はきれいに平たく滝が天井から流れていたと。
けれど女湯はその(滝の)一部がまとまって、太い滝になっていたんだ。

お!打たせ湯発見!
ここ数日こり固まってだるかった左肩、打ってちょうだい!

打たせ湯って実は隣りにいる人に「跳ね」がすごくて、日帰り湯に行っても使うのに躊躇します。
でもこの湯舟、今ワタシだけだわ~チャ~ンス

ズボボボボと落ちる太い滝を左肩に受け、あ~極楽極楽
あの女湯の滝、直さずこのままお願いします(笑)




帰りに見た富士山の美しさ
待ち受けにしようと撮りました。
もう少し青空なら完璧だなー。



仙石原の帰りには御殿場アウトレットは完璧コースですよね。
今回は帰りに時間を気にすることもなく両エリアお買い物を楽しみ、
仕事先の関係者に小さなギフトとオークリーではカッコいいリュックを買いました


我が家から近くて近い箱根の旅。
あー、リフレッシュ。
(この時点では確定申告がまだ)
また頑張ろう!と思える1泊2日の旅でした。

大家族、最後は日帰り温泉へ

2016-10-03 | 小旅行
家族が泊まった翌日

起床時間を7時に設定して、(特に)甥っ子をたたき起こし、足柄の「おんり~ゆ~」へ行きました。
ホステスのワタシの睡眠は3時間ちょっと…
ぜったいに吐きそう(笑)

家族が来るなら、届いたばかりの新車でどこかに連れて行ってあげたいねぇ。
モアイ君と悩むこと数日。

近所のショッピングセンターじゃ、足の不自由な姉(長女)は特に楽しくないだろうし、散財ばかりしちゃうよね
それは御殿場のアウトレットでも同じこと。

相模湖の遊園地に行こうか、ダムを見に行く?
なんだかピンとこないなぁ。

漁港飯を食べる?
小学生が?
違うか。
みたいな。

やっぱり、小旅行のシメは温泉じゃない?

けれど、夏休みが始まり、足柄までの道の混みも心配だし、何より「おむつ乳児は入浴不可」なのね。(おむつトレーニング中でも同じ)

だから7時に起きて、小松菜のピザで簡単に朝食を済ませ、早く家を出ることにしました。
乳児は、男女交代でお風呂に入ることで面倒を見ますよ。

  



道が空いていて、ほぼオープンと同時に入れたのは良かった。
もあいていました。



中は広々ロビー。
その向こうは森
大雄山の中にひっそりあるお風呂。
街の日帰り湯とは一線を画したちょっとした小旅行を感じられる温泉施設。

先に男性チーム(モアイ君・Rスケ)がお風呂に行く間、私たちはこのロビーやハンモックでくつろぎました。
Sナを寝付かせるのに長けた姉(次女)が、建物の裏にある滝壺までバギーでSナを連れだしたら、スヤスヤで一丁上がり!



女性4人とKナ。
みんなで大きな露天風呂に入るのはいつぶりだろう?
まだ父が生きていた頃にハワイアンズに行った以来だから、軽く10年は経ってるね。
Kナはこの世に存在してないわよ

「やっぱり、姉妹でたまにこういうことしなきゃダメね」
「しよしよ。これくらいの贅沢、したってバチが当たらないよ」
「気持ちいいねえ



お風呂上がりに私服に着替えようとした姪っ子(妹)に「作務衣で集合」とわざわざ着替え直させ、お食事をいただきましょう。



「ホントに旅館みたいねぇ

夏の木漏れ日がとても気持ちよかったね。



以前はメインを一品選んで、それ以外がブッフェというシステムだったのに、久しぶりに来たらallブッフェに変わっていました。
それでも、大好きな「おからサラダ」は健在!で、姉たちも姪っ子もワタシと同じように「これ美味しい~」という感想だったわ。
誰かお正月に再現してみない?
してみてー!

全体的にヘルシーな献立で「ここのはどれも美味しい」と姉(次女)も驚いていました。

そこそこのお値段なのもあり、モラルのない子供たち(親のせい)が走り回らない静かなお食事処。
ここはずっと、こういう大人の温泉施設であってほしいなぁ。


「あー楽しかった。モアイ君、色々企画してくれてありがとね」
姉(長女)がオットにお礼を言っています。

まだ夏休みが来ない私たちにできるのはせいぜいこんなことで、あとは娘たちにいろいろ連れて行ってもらってね。
だって、夏は始まったばかりですもの

家族でお出かけ:小松沢レジャー農園

2016-09-01 | 小旅行
7月下旬の平日、家族みんなでレジャーに行きました。
大勢がお休みを調整するのはホントに大変っ。
それでも、子供たちの夏の思い出に、絵日記の題材にと企画しました。

場所は秩父にある複合レジャー農園の『小松沢レジャー農園』さん。
去年、ワタシとモアイ君が出かけて楽しかったところです。

今日は~ここで~川遊びをしたりしいたけ狩りをしようね。

受付を済ませ遊ぶコースを選んだら、まず最初は川へどうぞ
ここではマスのつかみ取りが体験できますよ。



足の悪い姉と手をつないで歩くのはもう1人の姉。
三姉妹はこうやって大きくなってきました。(大きくなりすぎとも?)



モアイ君に手を引かれて臆せず川へ入るSナ。
このお尻は何なんだっ



「Marchちゃん、Sナにこの帽子かぶせてみて~」
姪っ子(妹)が愛息の姿をカメラに収めようと構えます。
何なんだっ!このふざけた帽子はっ!



ちょっと教えたら、石を投げればしぶきが上がる…ことを覚え、石を投げるのが大好きになっちゃった。



あらら、とうとうお尻もついちゃったよ。
この可愛いお顔が帰りには悲惨なことに…



お姉ちゃんのKナは今まさに「面かぶり(蹴伸び)」習得の真っ最中。
お友達より早く泳げるようになりたいと練習に余念がありません。



係の方に「じゃ、マスつかみしまーす」と声を掛け、エリアを選んでお魚を放ってもらうの。

こんな狭いエリア~となめちゃぁいけません。
こんな狭い範囲でも、活きの良いマスを捕まえるの大~変なんだから。



逃げる逃げる
すばしっこくて捕まえられない!

「なんでつかめないのよ~」とカメラを構えながらハッパをかけていたワタシ。
「そこまで来たら手を放しちゃダメでしょ!」などと言っていたら、
「じゃー、Marchちゃんやってみなよ!」と姉。



ひゃ~恐い恐い
一瞬手に触るけど手の中でビクン!と暴れられると怖くて手を放しちゃう



「頑張れ!Rくん!逃がすな!」
結局、ワタシやワタシと同じ『口だけ司令塔』の姪っ子(姉)は、旦那たちに指図をするだけです。



格闘に疲れて少しぐったりしたところでどうにか捕まえ。
姪っ子(姉)のところのチビ Rイも、働いたようにみえて、実はキャーキャー言っていただけ
やっぱり男性陣がいないとマスは一生食べられない(笑)



獲った人数分のマスを係に渡し、目の前で串打ちをしてもらったら、さっき来た道を戻ります。



目指すはぶどうの葉が生い茂るあの農園。



よいしょ、よいしょ
お姉ちゃんにはちょっと大変な上り坂。
娘が後ろを押しました。



モアイ君は目の前の柔らかいカリフォルニアレーズンをつまんで大満足です



こんな大きなぶどう棚の下でお食事ができたりいくつかのアクティビティがあって。

葉陰の気持ちよさ。
ワタシ、この景色、この緑色、本当に大好きになってしまったんだよねぇ。



次にお願いしたのは、Kナがオモチャのそうめんマシーンを買って、と親にねだるほどどうしてもやりたかった『流しそうめん』。

流しそうめん…好き?
Marchちゃんは?

姪っ子(姉)とヒソヒソ話したところ、姪っ子(姉)は、みんなで同じ水に箸を突っ込む感じがちょっと「イヤ」らしい。
一方ワタシは、そうめんが苦手になった理由が、子供の頃の水にふやけた冷麦が原因でおつゆが薄くなる感じ、ざるにあげればあげたで固まって持ち上がるあの感じ
そんなところが苦手でね。

まぁ私たちは子供にねだられなければ『流しそうめん』はチョイスしないんですよ(笑)

でも、ここはまず体験してみましょう!
郷に入れば…でね



たぶんまだ誰も使っていなかった1番で、一家族に1台のそうめん台が与えられたのはありがたい。
おつゆは薄くなったらどんどん交換可能で、薬味のシソが爽やかで美味しい
おつゆが薄まずくさえならなければ、ワタシの懸念はほとんど解決で、ワタシは十分に『流しそうめん』イベントをenjoyできたよ



一方、姪っ子(姉)。
息子のRイが、箸ですくったそうめんを水に戻す行為を見つけるたび、
「Rイ!取った分は戻すんじゃないのっ!薬味を水に浮かさない!水を濁さないっ!」と笛吹きに真剣(笑)
確かにぐるぐる回る水にネギやシソが回っているのは…だもんね。

それでも、姪っ子(姉)も「思ったより楽しかったね」と楽しめたのだからよかった!
家族だけと不特定多数ではこれまた違うだろうしねー。


ここで、離乳食を卒業し、そうめんで満腹になってご機嫌のSナがよちよち歩き回っているうちに転んでしまい、ぶどう棚を支えている鉄柱に頭をぶつけてしまったの。

おでこにパックリ、うっすら白く脂肪が見えるほどの切り傷を作りました。

火がついたように大泣きする彼。
顔は流血の惨事で、大至急病院へ運ぶことになりました。

今でこそ「パッカーン!」のイラストを探してきて使うけど、その時は一気にみんなの気持ちが
まだまだイベントがたくさんあるのに、まだ2つしかこなしていないところで怪我人が出ちゃうとはね。

幸いなのはそうめんを満腹まで食べられたこと。
お腹もすいてケガもして・・・では全員喧嘩になりかねないでしょ。

グループは病院組と残留組の2手に分かれ、老人組と子供たちは次なるイベントの『竹トンボ教室』へ行くことにしました。



チケットを渡し、竹トンボ師匠に教わりながら竹トンボを作るんだって。



「いいかいーここをこう持って、シュっと」
水に浸しておいてくれた竹は乾燥状態よりは柔らかいとはいえ、握力の弱いワタシにはできないよー
ワタシにできないことはKナにはもっとできなくて。

シュッ
シュッ



黙々と工作するのが好きなRイ。
手を切らないように姉が介添えしながらだけど、チャレンジ精神が旺盛なのは素晴らしいわ。

「センセーワタシのこれではどうですかぁ?」
ワタシなりに一生懸命削った竹トンボを師匠にお見せしたら
「だめだめ、これじゃあまだまだメタボだよ」

薄いところはより薄く、削るとよく飛ぶんだって。

結局竹トンボの大半を(これも人数分あります)師匠に仕上げてもらい



Kナ・Rイとお名前を書いてくれるところに『メタボ』と書いてもらいました。
ワタシのメタボ号、正しい飛ばし方を教わったらよく飛ぶんだ


Kナは結局絵日記に『竹トンボ教室』を描いたらしく。
おいおいっ流しそうめんはどうしたんかーいと突っ込みたいのはワタシと姪っ子(姉)



「ママたちまだ来ないねぇ…」
不安と戦う子供たち。

ぶどう園の上方にハイキングコースを見つけ、姉とチビ2人とでそこへ探検に行ってくることにしました。



歩こう~歩こう~わたしは元気~
これがトトロに出てくる「さんぽ」という曲なのは今検索して知ったわ。

子育てを終えた姉、子供時代真っ只中のチビ2人が大きな声で歌いながら行進する中、
トトロも観ていないワタシは
「歩こう~歩こう~わたしは元気~、フフフフフフフーン」ってそこしか歌えないの(笑)

「歩こう~歩こう~わたしは元気~」
ここだけ頑張る



ハンモックの小屋を見つけてキャーキャーと遊んだり。



ワタシが横たわれば床にこすって終了~とか?(笑)



ぶどう棚がだいぶ下に見えるところまで登ってきたところで「今お会計中」と姪からLINEが。

また歌いながらもといた場所まで戻り、次なる予定のBBQをしなければなりません。

お店のスタッフさんにもすっかりご迷惑をおかけし、串打ちしたマスは冷蔵庫で保管してもらい、終了のギリギリまでお食事の時間を待ってもらいました。



ワタシがみんなに絶対食べてもらいたかったのが、このマスの炭火焼。
去年これをいただいて、大感激だったんだ。

「ホントだー。川魚臭くなーい」
ふっくら焼けたマスの美味しいこと



溶岩でお肉やお野菜も焼きました。



最後のイベントは『しいたけ狩り』
ワタシはOL時代から何度もやっている椎茸だけど、たぶんお初の人も多いはず。
ましてや子供には椎茸が生っているところを見せたいわ。



四国生まれの〇舎っぺのはずのR君だけど、椎茸の生っているさまを見たのは初めてだったって。
そして自分で採った椎茸を姪っ子(姉)がお料理したら、
「今までの人生で一番美味しい」と大感激だったんだって。
ヨカッタね。オトナの食育だわ~



さてさて、大騒動を巻き起こしてくれた彼はといえば…



3針縫って名誉の負傷…



俺にもくれ。

もうほとんどのお客様が帰ったあとの、最後の私たち。



男の子だから大丈夫。
新陳代謝も激しいからきっと痕は残らないよ。
残らないといいねー



さっき大泣きしたことももう忘れて、お姉ちゃんと一緒に。
それでもおでこに自分で触らないのは少し痛いのかな?



ネー、楽しかったでしょう?
なんて良いところなんでしょう。
大人だけだって十分に楽しめるよ。
これが7月中じゃなければ、ぶどうの『食べ放題』がつくのにねー。
ワタシ、また行きたいなぁ



帰宅したワタシの胸の間から、師匠がシュッと削った竹のくずが出てきました(笑)

小町通り~薄暮の八幡宮へ

2016-06-13 | 小旅行
森の中のカフェから国道へ降り(裏大仏ハイキングコース自体は北鎌倉まで続くので、私たちは途中でコースリタイヤした格好)、ドラマの中で和平さん(貴一ちゃん)が勤めていた市役所前を通り、鎌倉駅へ向かいました。



平日だからそんなに混んでないとはいえ、小町通りに人はたくさんいるのねぇ。
土・日はきっとすごい混雑なんだろうなぁ。




見たいもの、入りたいところあったら、どんどん言おうねー。

もうすっかり手はかからないけれど、まだ高校生の息子がいるみなちゃんに愛息から電話がありました。
「晩ご飯どうなるのー?いつ帰るのー?」

それに対し「まだまだ帰らないわよ~」と宣言するみなちゃん。
こんな宣言ができるなんて、本当に子供が大きくなった証拠だねぇ。

ワタシも早起きして夕飯の支度を完璧にしてきたので、誰にも遠慮はいらないわ。

大人の遠足は門限を気にしないでできるのです。




生チョコタルトが人気の『cacao』さんで生チョコソフトクリームを食べました。




ワタシは生チョコがあまり得意ではないのでこれで限界だけど、そんなワタシでもこのソフトが濃厚で美味しいのはわかる。
好きな人にはかなり美味しいと思います。




日が陰り、シンとしてきた鶴岡八幡宮へ。




ハトがモチーフのロゴ。(ロゴって言うな




夕方なのに、花嫁さんがいて。
日差しの強い時間より、いいお写真が撮れそうね。




お参りをしてから若宮大路を歩きます。
もう少し早く来られたら由比ヶ浜までだって歩けたのにね。

私たちが若い頃はこの参道は植込みだけだったはずだけど、今はきれいな行灯が連なり、そこに灯りが入るととても幻想的できれいです。

大学生の頃にもここへはデートでよく来て、海まで歩いたなぁ。



「まだまだ帰らない」とは言ったけど、もう小町通りもシャッターが下りて、今日の鎌倉は終わりみたい。

「帰ろっか」



「楽しかったね」「本当に楽しかった」
「大人になって来ると、子供の頃とはまた気分が違うね」

高校1年生の頃からずっと仲良しのグループで、もう30年以上ものつきあいだ。
幸せなことだね。




トマトチーズ・青りんご・グレープフルーツ…
20種類以上の豆をみんなでたくさん試食して、ワタシが決めた豆菓子はわさび味。
オットが「うまい!」と唸ったわさび味。
やっぱりワタシは我が家の正解がわかってる(自画自賛)
(友達はみんな「たこ焼き味」に殺到したけど、うちではたこ焼き味はきっと売れ残るわ)

豆菓子を試食しすぎてお夕飯が食べられなかったほど何10粒も食べちゃったよ

穴に風呂敷の四隅を通せば簡易バッグになるこの木は、今日の思い出。
磁石がついてすごくいいアイデアだなー。
ハワイアン布を通して使うつもりです。





今度の遠足は秋。
またいろいろ調べて、秋になったら行こう。
あそこにはきっと秋が似合うね。

楽しい一日をありがとう。まりちなー

CafeTerrace樹ガーデン は森の中

2016-06-13 | 小旅行


この階段を登り山の中へ入るハイキングコース『裏大仏コース』。




いきなり静寂、山の中。




らんらんらん
みなちゃんを先頭に隊列を組み、会話が飛び交いながら進みます。




気持ちがいいねー
ねー、サイコーだねぇ




はっはっふぅ…

こんな根っこの上りがずっと続き、けっこう「どっこいしょ」のところもあったりで。
山道を下ってきたすれ違う人は「まだまだ上りますよー」と言うし、
やがて会話も途切れ、お通夜のように静かになった隊列が徐々にバラけはじめます。

ある者は靴ひもを直し、虫刺されを塗る者、地図を見るために足を止める者…




高校生よ。先にお行きなさい。
おばちゃん達のことは抜いていくがいい
日本の未来は任せたぞ。

背後に感じる学生さんのプレッシャーに道を譲り、息も切れ、あごが少し上がってきた。




「写真撮ろー
ハルミンが下から声を掛けてくれました。

実は写真を撮る時間が息を整える時間だってことを個々にわかっているが誰も言わない(笑)

歩きやすいから選んだサンダルとスカートだけど、パンツにスニーカーの4人に囲まれ、
「スニーカーだね」と自分で言っておきながら朝の気分で山歩きにそぐわないファッションを優先したことを怒られました(笑)




「あったー!」
先頭のみなちゃんが叫びます。

「ここに行きたい!」とみなちゃんが提案するまで、ワタシは知らなかったよ、こんなところにあるカフェのことは。




森の中の山肌に沿って、段々テラスが広がっているの。



屋根は周りの樹々。
木漏れ日のような日差し、自然が作る葉の影絵。
ステキー




受付のところでお水に飛びつくワタシ。



こんな山の中、健脚じゃなきゃ来られないじゃない!
ハイキングコースの途中にあるなんてさぁ~



と思ったら、下を通る国道から上がってくる階段があるんだね。



それでもかなりの段数だけど。
(帰りはこの階段を下りて駅方面へ向かいました)



足が悪い人には2人乗りの滑車が稼働してくれているようです。

へぇ~、面白いロケーションだねぇ




「どこでもお好きなところにお座りください」
と言われ、テラス席に陣取りました。(ってかどこもテラスだ)




目の前でマンゴープリンもチーズケーキも売り切れになり、スイーツはアップルパイ一択でした。
(美味しかったよ)




お天気も良く、来るには最適な気候だった日。
森の中でコーヒーだなんて、贅沢だなぁ。




すぐ横の木からはリスが降りてきて…



キャー
飛びかかって来やしないかとにらみ合いが続きます。

コワイコワイ…

でもどうやら人には慣れているんだね。



ノリのリュックから出てきたミックスナッツを並べてみたら…

こちらの様子をうかがいながらジリジリと距離を詰め、サッと持って行っちゃうの。

そっちが飛びかからないならこっちだって危害は加えないよ。
安心してお食べ。



アーモンドにカシューナッツ、ピーナッツ。
ノリちゃんの貴重なオレイン酸をごちそうになったんだよ。
「ご馳走さまでした」は?

今日はリスにもご馳走。
私たちの心にも、目にも、美しい緑のご馳走です。

こんなカフェがあるんだねぇ。

オトナの遠足~裏大仏ハイキングコース

2016-06-13 | 小旅行
6月の最初の平日、高校時代の友達4人と大人の遠足を計画しました。
有休を調整し、奇跡的に集まれた水曜日。

前回は母校巡りと水族館へ行った仲間で、今回は鎌倉のカフェを目指します。

引率の先生もいない大人の遠足。
LINEで行きたい場所を出しあって、食事するお店を決めて、お小遣いの制限もないリッチさだよ。
オトナとはなんて素敵なんでしょう?

残念なのは、それぞれ身体のあちこちが痛いことだけ~(笑)
(肩が痛いの指が強張るの膝が痛いのと、痛い話は尽きませんな)



何年ぶりかの記憶もないほど長いこと乗っていない江ノ電にて、鎌倉→長谷へ行きます。

「長谷寺には観音様がいるわよ~」

ハッ
ワタシ、観音様コワイ…

白くて頭のとんがった観音様、オシッコちびりそうなほど怖いんだけど、それはきっと突然バーンと山の上に現れるからだ。
覚悟してお目通りすれば、きっと平気




通り過ぎる人がみんな写真を撮っていたお地蔵さん。
この光の降り方がとてもきれいだねー。
最近は苔もブームです。
青々と密集した苔が美しい




長谷寺に限らず、鎌倉市全体がこの季節「あじさい」推しがすごい(笑)
初夏の鎌倉といったらあじさいだよね。

古民家の角からフッと中井貴一とキョンキョンが出てきそうだねーと、色とりどりのお花を愛でながらの鎌倉ウォーク。




観音様はあいにく撮影禁止だったんだけど、白い観音様じゃなくて金色の大きな観音菩薩像だったの。
ワタシ、仏像は大好きなんだ。
だから観音菩薩像もじーーーっくり観ることができました。

長谷寺から海を望む一枚



「大仏見たーい!」

そうLINEに書いたのはワタシ。
白くなければ(笑)怖くないのです。
それに頭とんがってないし

高校時代の遠足で行ったとみんなは言うけど、もう記憶にもないよ。
そんな楽しかったことも覚えてないのねぇ。





阿吽の風神?がいる山門をくぐり、鎌倉大仏のいる高徳院へ。
乳首に目が留まるおばちゃん達(笑)




ってことは35年ぶりの遠足以来にパチリってことぉ?




大仏様の胎内へ。




熱せられた銅板(?)が熱い




かっこいいなぁ
もう少し大きくてもいいのにね。




大仏前の格好の場所を確保してカップルの男性を捕まえ、「こちらも撮りますから!」とおばちゃんパワーで交換条件突きつけて一枚。




今日のハイキングは『裏大仏コース』という公式ガイドに載っているコースを行きます。
この階段を登ったところから山道が始まりますよ~。

河津川散策

2015-11-05 | 小旅行
温泉をチェックアウトして天城~沼津経由で帰宅する途中、早咲きの河津桜で有名な河津町に寄ってみることにしました。
いつもTVで河津桜のニュースを観るたびに、行ってみたいなぁ~と思っていたの。
今日はさしずめ、春本番に供えてのロケハンだね

車を観光協会に停めて、河津川のほとりを歩きます。




この川沿いが早春にはピンクで染まるの
ロマンティックだわ~。
今はまだ枯葉が多い桜の木だけど、すでに小さなつぼみがついていて開花の時を待っていますよ。




桜の下にびっしり育つ葉っぱ…
雑草にしては規則正しくて、大根の葉っぱのような小松菜のようなこれは何?
何だかワタシの嗅覚が、刈り取ってお浸しにしたら美味しそう。と言ってるんですけど…




何だろなー、何だろなーと言いながら歩くこと10歩。



菜の花だ

そうだそうだ、菜の花じゃん。
ワタシ、ひらめきました。(え?わかってた?)

ここはピンクとイエローのコントラストになるんだよ、きっと。
どうりで美味しそうなはずだわぁ。

へぇー、菜の花ってこの時期にもう種を蒔いておくのねぇ

さほど感慨のないオットの横で、1人大納得のワタシ。




赤い橋から見た河津川。
向こうに山も見えて、両岸がピンクの春。
きれいだろうなぁー。
(今でも十分美しいけれど)

海から始まる河津川沿いの桜並木はかなり長く、私たちも脇にそれて住宅を見たり畑を見たり、自由気ままに散策を続けます。

すると案内板に『峰温泉大噴湯公園』を見つけたよ。




日帰り湯を楽しめる『踊り子温泉会館』をのぞき見しつつ、その公園とやらに行ってみたら、大きなやぐらが建っていました。

時は西暦779年。
奈良時代に湧いたとされるこの泉は、大正時代に掘削に成功し、以降バンバンお湯を輩出しているらしい。

ゴトゴトと地中のマグマが音を立て、噴き出す時を待っています。

その『大噴湯ショー』までちょうどあと10分。




私たちはお尻の温かい温泉ベンチに腰掛けて(おそらく冬にはちょうど良く、今だと低温やけどしそうな温度)




ゆで卵をセットしてその噴湯時間を待ちました。




「それではまいりまーす」
アナウンスが終わると、ブォーッと上空に100℃の温泉が噴き出ます。




これは硫黄濃度の濃い天然温泉。
周りの植物は枯れてしまうそうだけど、ワタシはそのミストを浴びに近づきましたよ。
ってか、ミスト超えてほとんど雨

普段はその噴出をバルブでおさえ、1時間に1分だけショーとして噴き上げているんだって。
待つこともなく、タイミングよく見ることができたんだね。




そしてこの湧き続ける温泉は、このタンクを通じて各温泉施設や近隣住宅、地熱を利用した栽培などに供給されているそうです。

いいなぁー天然温泉のある家。
憧れだなぁ。
ワタシはきっと湯船でビールを飲むことでしょう。
(と、イメージだけは膨らむわ)




さて、11分待ってゆで卵が出来上がりましたよ。




今度は席を吾妻屋の下に移しましょ。
お客は私たちしかいないからね、譲り合いもなく自由~♪

そのテーブルにはこれまた熱いお湯がはってあり、ここでは缶のおしるこや甘酒を温めていいんだってー。
楽しいなぁ。
冬には絶対ありがたいよねぇ。




11分のゆで卵。

絶妙~

ワタシ、いまだかつてこんな絶妙なゆで卵を作れたことがありません。
(自称ゆで卵ベタです

箱根のように黒くはならない温泉たまご。

でも、ほんのり温かいその卵はまた寿命を延ばしてくれたような気がするなぁ。
(幸せもん)



あっちの通りにも行ってみよう。
あの橋も渡ってみたいよ。
俺は河津駅も見てみたい。

気の赴くままに気がついたら3時間以上も歩き回り、そのうち何回かは観光協会のを借りたりして、お土産屋のお姉さんたちもいいかげん不思議そう(笑)?

ワタシの足もそろそろ疲れてきたよ~と思っていたらそれはモアイ君も同じのようで、町に数か所ある足湯の中で最後に立ち寄ったところでお湯に入ってみることにしました。




じんわりー、温か~い
ビューは最高。椅子もばっちり。
願わくはこの底面にボコボコの石(青竹踏み)が敷いてあったら優勝なんだけどなぁ~




毎年、2/10~3/10が「河津桜まつり」になるこの界隈。
人出も多く、川沿いには臨時のお店も駐車場も出るそうです。

河津に住んでたら何屋出す?
そうねー、みんなが温まるようにチゲスープ屋かな?
いや、それはお前より23ちゃんが出すお店だな。
だね、味で負けちゃうね。
じゃー、Marchが得意なのはなんだ?
んー、パクチー屋かな?
好き嫌いが多くて儲かんねーな。
だね。
俺はフリフリチキンがやりて―なー。

こんな身もふたもないことを話しながら歩くわけですよ




東伊豆で買ったお土産

ホテルでウニ醤油を買いました。
卵かけご飯に…考えただけでヨダレもんでぇ~す

観光協会のお土産屋さんで大きなシイタケを。
なんとか切らずにこのまま食べてみたいなぁ。

そしてワタシの嗅覚が働いた収穫がこのわさび漬け




河津の町を歩きながらわさび漬け屋さんの前を通り過ぎ、
「天城で買えばいいね」と言ってたの。


『量り売りができる店』って書いてあったよ

ちょっと進んでから、ワタシが走って戻ってみた。

やっぱり!
量り売りができるなら少しは割安じゃないかなぁ?

お店の方にうかがったところ、樽に入って真空パックされたきれいなわさび漬けより、自宅用ならこっちの方が断然お得とのこと。

そうして買ってきたわさび漬けは市販の粕でかさ増ししたものよりわさびの茎がたくさん入っているの。
辛みは季節によって異なるので仕方ないとしても、だいぶお得で食べ応えがたくさんでした!
(ネットで調べたら重量と価格で比すと圧勝)

いいお店を見つけたねー。
(桜まつり時には臨時店も出すそうですので、見つけたらぜひ




最後に鉄ちゃんでもなんでもないオットが撮った電車の一枚。
(彼は最近松井玲奈ちゃんの鉄道オタクっぷりが実は好きみたい本人は気づいてないけど、ツマにはわかる(笑))

伊豆急行線?
ここが桜で染まったら、カメラ抱えた撮り鉄たちもすごいだろうなー。


私たちも今度はぜひ、2月に再訪したいと思います。

稲取赤尾ホテル 海諷廊(かいふうろう)

2015-11-04 | 小旅行
楽しかった御殿場のアウトレットを14時に発ち、沼津~天城経由で稲取温泉に行きました。




今回のお宿は、海のすぐそばに建つ赤尾ホテル『海諷廊』さん。
温泉サイトを経由せず、ホテルにダイレクトで予約をポチッとしたので、少しはお安くなっているようです。




玄関を入ると…




広々としたロビー&ラウンジ。




窓際には海が見下ろせるカップルシートもあり、(その気になれば)時間を止めてゆったりとくつろげる雰囲気のあるいい感じ
「その気になれば」と書いたのは、私たちが貧乏性過ぎてせわしないから(笑)
ちょこまかと館内を動き回る私たちにラウンジでゆったり語らう時間があるのでしょうか?




ご案内されたのはロビーから一番近いシンプルな洋室のお部屋でした。
(これが結果的に良かった)

ホテルバブルがはじけてたくさんの旅館やホテルが閉館に追い込まれた中、生き残ったと思われる赤尾ホテルさん。
このホテルはリノベーションが済んでいるようで、バリ風のお部屋や和洋の素敵なお部屋もあるみたい。
けれどそっちは数千円お高いの

お部屋に贅沢はあまり必要がなく、お風呂と食事が良ければ概ねの我が家には、このお部屋で十分だわ。
抱き枕がうれしいし!
もちろん、もっときれいならそれに越したことはないけどねー。




私たちのお部屋はおそらく古いままだったけど、館内の共有部分はすべてきれいになっていて、特に壁紙など古さが目立つところはすべて新しいの。
だから、不快な感じは全然なかったわ。
最新モダンの壁紙と家具、バリ風のお部屋の方は廊下もアジアンな雰囲気を出しているし、かつては古い宴会場だったであろう所もお茶室のようなしつらえになっていたり、風情ある雰囲気があって、目に見えるところがきれいになっていました。
(問題はこの宴会場が満室になるような利用客がこのご時世いるのかってことよね)




夏には子供たちのにぎわいが聴こえそうなプールがお部屋の眼下にありました。
(大人も海に行かずにここで終日くつろげそうなハワイ風のデッキがあって素敵です)


さぁ、荷物をほどいて浴衣に着替えたら、お夕飯の前にひと風呂行こう!


  




なーんと、16:45現在、女性用に割り当てられた1階の大浴場にはワタシ一人

チャーンス
スマホを持って撮影しちゃいました。




大きな浴槽を通り過ぎて外に出ると、渡り廊下の向こうに浴槽と、五右衛門風呂のような1人用のお風呂が2つ。




五右衛門風呂の1つにワタシが入り、隣のお風呂を写したところ。




左側のお風呂も撮影。

いったんここでカメラを脱衣所に戻し、オットとの約束の時間までじっくり温まりました。


よく「温泉に行って頭を空っぽにしてきたわ~」と人は言うけれど、
ワタシはそれがなかなかできず、お湯につかりながらもモンモンと考え事をしてしまうタイプ。
1人なのをいいことに「ふわぁ~」と大きなあくびをしてみたり、
「温泉に来たよー。ゆっくりのんびりリラックスしよー」とわざと声に出して自分の耳にも届くようにしてみたりしました。

夫婦で温泉に来ると、結局お風呂には一人黙って入るわけで、それって実際はあんまりリラックスにならないんだなぁ。
一番いいのは、おしゃべり好きな友達と一緒に入り、のぼせないように腰湯をしたりしながら、ペチャクチャと無心で長湯ができたら一番お湯を楽しめるような気がする。

…と、女同士で温泉に来ている人を見ていつもうらやましく感じます。


  


さて、このワタシがおとなしく14時にアウトレットを後にするなど普通じゃありえないこと(笑)

もちろん、御殿場~稲取がそれなりの距離なのはわかっていたけど、それでもどうしてもホテルに16時に着きたかったの。(実際は16時半に着いた)

その理由はこれ!



17時半までにお風呂を出た人には『湯上りビールが1杯サービス』

これ、お風呂上がりの晩ご飯前にビールを必ず飲むオットにはとてもありがたいサービス。
ワタシの分と2杯飲めば、その分ビール代が浮くってもんよ。
到着時間に必死になったのはワタシの方です(笑)

お風呂を17:15に出て、サービスビールをいただきました。
(かき氷やハイボールでもいいみたい)




ポスターみたいなことをしてみたけど、実際はオットが2杯飲みましたよ。
(ワタシは無料の麦茶を1杯)




お楽しみの夕ご飯はレストランでのブッフェスタイルでした。




新鮮なお刺身と、板前さんはお寿司を握る方、ステーキを焼いてくれる方、大きなチーズの器の中でパスタをあえてカルボナーラを作ってくれる方…




ここのところずっと食べたかったカルボナーラが本格的なスタイルでいただけて感激~
そして、鯛の潮汁と金目鯛の漁師ご飯が抜群においしくて、お寿司はほとんどオットが食べました。
アイス全部盛りは2人でシェア。




『ただいまよりカンパチの解体ショーを行います。どうぞ皆さまご覧ください』
食事も中盤に差し掛かった頃、アナウンスが流れました。

ところが、一番に近づいて行った私たち以降、お客さんったら全然集まらないの
板前の山下さん、大きなカンパチを手に頑張ってくれているのに。
みんな冷たいのねぇ。

そうなるとリアクションを頑張るのも私たちの役目

「わー、あんな風に三枚におろすのねぇ」
「立派な柳刃だねぇ」
「へー、あそこの部分はアラにしちゃうんだね。うちだったら食べちゃうね」
など、山下さんにほんのり聞こえるように感嘆したり、驚いたり(笑)

そして完成した活き造りは当然うちが一番に食べる権利ありで、山下さんも「ここが美味しいですよ」と教えてくれました。

ここでいただいたカンパチ。
ワタシ、今まで食べたお刺身で一番おいしかったかも~
(私はもともとお刺身がそんなに得意ではありません)

目の前でさばいてもらった新鮮なお魚を、気のせいとしても今までで一番美味しいと感じられたのは幸せなことよね。




その後、食事中にハイボールを飲んでほろ酔いのオットを伴って、大好きな大好きな温泉卓球に燃えました~




乗馬マシーンに揺られたり…




古くから栄えていたであろうホテルにはゲームコーナーもとても広く、
その奥には子供向けの遊具がたくさんありました。
施設が施設ならお金が取れそうな大きなエア滑り台があったり、トランポリンもありました。

このトランポリンは張りが強く、ワタシが飛んでも底は抜けません(笑)
本当は子供しかやっちゃいけないんだろうけど、誰もいないんだもん、まーいいでしょう?

ぴょんぴょんとたいそう高く飛んでいるつもりでも、実際は大したことはなく。
それでも体幹が大事で、普段使わないところを使って飛んでいたようで、
この翌日は全身が筋肉痛になりました




浴衣の帯の部分が汗をかくほどあれこれ動いたので、このホテルのもう一つの『売り』である貸し切り風呂に入りました。

最近こういうホテル増えてきてるのかなぁ。
草津の旅館に行ったときもそれぞれ趣が違う貸し切り風呂がいくつかあったっけ。

こちらにも6つの貸し切り風呂があり、そのうちの空いていた『吾妻屋根露天風呂』に入りました。
小さな子供とご夫婦…みたいな家族構成だと、大浴場では片方が子供を見ないといけなくて大変だけど、こういう貸し切りがあると家族でお風呂に入れて便利だよね。

ワタシもオットとお話しながらお湯に浸かれて楽しかったよー。




ロビー横のスナックでは21時~22時に夜鳴きそばサービスがあり、お腹もあまりすいていなかったけど、半分こしてみようということになりました。

ラーメンを1杯お願いしたところ
「もともとが半ラーメンですけどいいですか?」と言われ、
半ラーメンなら食べきれるわと結局2杯いただいちゃいました

ロビーにはご自由にどうぞの麦茶が置いてあり、お部屋が一番近いのをいいことに夜中にペタペタと何度ももらいに行きました


 




翌朝。

日の出時間を調べ、5:45にをセットして、海まで朝のお散歩に出かけました。

一日のスタート。
日の出が見られるのは新年じゃなくても気分のいいものだね。




漁港の方まで歩いてきたよ。




「鳥がたくさん飛んでいるから水揚げがあるかもね」
と港に近づいてみたら、作業をしている漁師さんがいました。

ここで種分けされているのはほとんどが小鯵。
その他、大きなハギ(ウマヅラ)もあがっていました。




こちらでは金目鯛の内臓を処理しているお兄さん。
ここで処理をした金目はどこへ行くんだろう?
干物にするのかなぁ?




ホテルに戻って朝食までの間に最後のお風呂に入りました。





今度は女性が最上階の展望露天風呂(朝と夜で男女入れ替わります)

屋外には4つの箱風呂(ジャクージ)があったけど、ちょっとぬるかったなぁ。




中のお風呂は温度もちょうどよく、何よりビューが素晴らしいの。

いわゆる展望風呂をうたう旅館は多いけど、
実際には湯船に浸かったままでは景色が見えず、立ち上がらないとならないところ、
ガラスの半分まで目隠しが貼ってあり結局見えるのは空だけやん!てなところが多い中、
ここのお風呂は浸かったままで海が見え、ロケーションと設計がばっちりだったと思います。
景色が見たくてコンタクトでお風呂に来てヨカッタわー。

それにしても誰にも会わないねぇ。
この日、宿泊客は15組ぐらいはいたはずなんだけど…


  




朝ご飯は広いレストランの中で一番景色のいい窓際に座ってみましょう。




ワタシは美味しいと口コミで評判だったクロワッサンを。
いつもはパンケーキやオムレツを焼いてくれる板前さんの今朝のお仕事はフレンチトーストでした。
シロップをかけて食べるフレンチト-ストの美味しいこと




オットは朝からお刺身。

その他、ワタシは金目鯛のアラ汁も堪能し大満足の朝食でした!


<まとめ>

稲取温泉赤尾ホテル海諷廊さんは、
お食事とお風呂がここ最近ではかなり良かったと思います。
夫婦して食事に何の不満もないのってなかなか珍しいことなのよね。

また、湯上りドリンクや夜鳴きそばのサービスも面白く、
貸し切り風呂も他のにも入ってみたかったなぁ。

マイナス点はお部屋が少し匂ったのと、卓球台が有料だったこと(笑)
すいてる平日なら無料で貸してほしかったなぁ。


あー
とてもリフレッシュできたお泊りだったけど、またすぐにでも出かけたくなるんだから人間の欲求は際限ないなぁ。
今度はいつ来ようかな


コドモ喜び オトナ愉しむ レジャーランド

2015-09-05 | 小旅行
今年も家族会のイベントがありました。(オットのいるボランティア団体)
2年目の今年もモアイ君が幹事。
ワタシはその補佐です。



先生の席に座り「全員いますか~?」と聞くのが主な仕事です(笑)



今年目指すのはモアイ君が企画した秩父



途中で狭山に寄り、お醤油ソフトを食べました。
(みたらしじゃないけっこう本気のお醤油。面白っ!)




子供もたくさん参加するので、今年はあちこちバスで巡るのはやめ、このレジャー農園さん一本勝負!
小松沢レジャー農園。
アクティビティーがたくさんあって、親も楽なら幹事も楽(なはず)!




規定の料金でこの中から数点をチョイスするシステム。
たぶん追加を支払えば全部でもできるんじゃないかな?




大きなブドウ棚の下に海の家のような座敷が広がり、このスペース全部がすっぽりビニールハウスの中にあるので、雨でもお食事ができるのね。
明るくてグリーンが気持ち良くて、いいじゃーん、こういうの

『川崎市○○区こども会 様』
『○○学習塾 様』
『練馬区○○会 様』・・・のように関東近郊からの団体さんでお席が埋まり、大きな荷物を残してみんなが何かのアクティビティーに出払っているようです。




20名を越した団体さんにはスペシャルイベントとして、無料でお餅つきがつきました。

全員がきちんと並んでせっけんで手を洗い、まずは大人が本気でお餅を作り、



お餅ができたところで子供たちに交代。



ピトン、ピトンと表面をなでるだけのなんの効果もないか弱いお餅つき(笑)
可愛すぎるぅ~




1Kgのもち米から26人分のお餅を作り、お母さんがまずはあんこ餅の見本を。




「さぁさ、皆さんが包んでみましょーかね。」のお母さんの号令で、




ワタシもあんこのお餅をくるみました。




大根おろしのお餅は、お餅嫌いのワタシでもお代わりしちゃう美味しさ!

「ほら、どんどん食べないと硬くなっちゃいますよー。余っても仕方ないのでどんどんねー」
みんながお餅を十二分に堪能しました。



「お餅の後は川へどうぞ。仕度はできてますからねー」と係の方の誘導で、



自分たちで川に向かいましたよ。




そこで行うのは≪マスのつかみ取り≫体験。




川の水は心地よい冷たさ。




こいつが色白で可愛いんだ。




区切られた2つのエリアに放流されたマスを




大人も子供も一緒になって捕まえます。




浅瀬でキャッチアンドリリースを繰り返され、マスもいい加減ぐったり気味(笑)
それでも子供たちは大はしゃぎです。




川から戻った頃には、さっきまでがらんどうだった座席がほとんどお客さんで埋まり、あちこちからBBQのいい香りがしていました。

私たちもお昼タイム。



捕まえたマスは河原でそばからさばいて串打ちしてくれて、お席に運ばれていました。

ご飯とお味噌汁は食べ放題。
セルフです。




鉄板でのBBQなので、座ってあわてずに堪能できるのが楽でいいね。




さっきまで混んでいたマスの焼き場が空いた!と、団長さんがマスを焼きに行ってくれました。




行ったきり戻ることもできない団長さん。

…ここは幹事補佐のワタシが交代して、団長さんは家族とお食事するべきだよなぁ。
と気がつき、ワタシがマス焼き担当大臣に。

モアイ君と一緒のテーブルの人に「ワタシのお肉残しといてよ~」と言い残し、26尾のマスを1人で操ることにしました。




隅っこで2尾のマスを焼くお兄さんと「焼けたタイミングがわかんないね」とお話ししながら、あっちをひっくり返しこっちをずらし、囲炉裏を駆け回る華麗なマス焼きさばき!
(熱で顔が真っ赤です)

やっぱり鉄板より炭火の方が、焼き魚はおいしいでしょう?




焼けたそばからお魚を届け、全部を焼き終えて席に戻った頃にはお味噌汁もお肉も冷めていたけれど、キノコがふんだんに入ったお味噌汁はとても美味しく、さらに「川魚は無理」と言う人もいて、ワタシは「焼きマス定食」かのような贅沢なお食事をしました。




大きいのを2尾食べちゃったもんねー。




あっちの方には流しそうめんコーナーもあったり、そうめん食べ放題で立って食べてる人がいたり、やりたいことを選べるのがいいわ。
(ワタシは水に濡れたそうめんが無理なので、「これは選ばないでぇ」とモアイ君にお願いしたのです)




食後の腹ごなしにはシイタケ狩りへ行きましょう!

ワタシはシイタケ狩りが大好き!
全部の中から真っ先に幹事特権で予約しておいたのがシイタケ狩り

ブドウ園の周囲を少し歩いたらシイタケの森がありました。




200gを目安に、シイタケを採ることができます。(秤はあちこちに置いてある)




肉厚で軸の短く太いものが良品だそうな。




200gはこれくらい。
お土産があるところが「○○狩り」の良さよね

ワタシはこれでシイタケ狩りは3度目だけど、大人でもシイタケがこの形状で成っている(育っている)ことを知らない人もいたようで、そんな人は子供と一緒に「楽しいなぁ」と満喫していましたよ。

(炭火でシイタケが焼けるコーナーもちゃんとありました)




♪キノコのこのこ元気な子 美味しいキノコはフンフンフン♪




♪秩父のパワーをもらいましょ♪




シイタケをぶんぶん振り回しながら先頭で向かうのは、ブドウ狩りの場所です。




「今日、皆さんに食べ放題していただくのはハニシードレスという品種です。」

Oh!Honey Sea Dress
ロマンチックなネーミングねぇとウットリしていたら、よーく聞いたらHoney Seed Lessかいっ!
え?
普通気がつく?

アクセントをシにつけてくれればワタシでもわかったけど、係の方、ドにアクセントをつけたので…ブチブチブチ…

「種なしハニー」じゃそのまんまだわね。
ウットリして損したわ(笑)




このハニーちゃん、ここの「狩り」で消費されるだけでお土産売りもなし。
市場にも出回ることがない生産者の少ない希少品種なんだって。
もちろん私たちの誰も今まで食べたことがありません。

でも、まさに今が旬の甘いブドウですとのことで、なるべく黄色くなっているものを選んで食べ放題、Let's start




4~5人一組でバケツとハサミを渡され、どんどん食べていいそうです。

ワタシ、ブドウは紫が好きで、グリーンのブドウにあんまり思い入れがなかったの。
思い入れというか信用してなかったのよ。

でも、このハニーちゃん。
とーーーっても甘くて美味しいの。
皮は捨てなきゃいけないんだけど、確かにシードもレスだし、みんなにも大好評。

「もう一房行く?」「うん!」などと会話を繰り返し、一房に群がるおっさんとおばさんチーム。

「1人一房勘定で頑張ろう」「オーッ!」と食べ続け、5人で6房食べたところでパタッとギブ(笑)

あー、明日も食べたい。明後日も食べたい。
「お土産があったら絶対に買うのにねぇ」とみんなが高評価した美味しいブドウでした。

(ちなみに9月の今頃は巨峰が食べ放題…また行きたいなぁ)




帰りのバスはまたビールを飲みながら(の人もいて)、気をきかせて持参してくれたドリフの懐かしDVDを観ながら、楽しい一日はおしまい。

バスの旅はすべてがお任せなのが楽チン。
レジャー農園も効率よくいくつもの遊びができて、大人も子供も満足できました。
夏休みの子供連れでとってもにぎわっていたよ。




知らぬ間に寝てしまったワタシは、目が覚めたら家の近くの交差点で、それもまた幸せな瞬間でしたわ。

来年はたぶん幹事じゃないだろうけど、またこんな風にお出かけができたらいいなぁ。