私のジェントル上司が異動になりました…。
6階から4階へ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
私とはもう10年以上もパートナーを組んでいるジェントルマンな上司。
女子の中には、苦手な人もいるかもしれないけど、彼の聞き取れない早口もちょっとのイヤミも、私には全然苦にならない。
ムカッ
とくれば私も気持ちを言うし、そしてそれを受け止めてもくれるしで、つまりはソリが合う上司でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0185.gif)
以前、私達は2階にいました。
それが、上司が6階に異動の辞令が出た時、「一緒に行ってくれるよね?」と誘われて、
部下である私も一緒に異動したんです。
へ?部下も一緒に引っ越しだなんて、そんなことあるの?と不思議だったし、
2階には仲の良い女の子もたくさんいたからちょっとは寂しかったんだけど、
それよりも、会社は仕事をする場所だし、
ウマが合う上司とペアを組めるならその方がいいわ、と一緒に引っ越しをしました。
そして、6階で隣同士で何年働いたかなー。
3.11の大震災の時には2人で棚を押さえ、怖がる私をずっと励まし続けてくれた。
信頼関係も恋に落ちるのも、そんなとこからだと思うよ。
今回、6階から4階に異動になったのには理由があって、
4階の責任者が仕事上でちょっと大きなポカをしちゃったんですね。
会社的には一番のクライアントを失いかねない事態に。
それで、その方が降格になり、私の上司が室長で行くことになったんです。
7月頭に内辞を聞き、8月頭の異動が決まりました。
私も噂を小耳にはさみ、いろいろと不安でした。
「また誘われるのかな?そしたら、私はまた4階の仕事を覚えないといけないの?」
「それとも、今回はもう誘われないのかな。そしたら私はどうしよう?」
数日は上司にも聞かず、じっと考え…
でもね、4階にはもうデスクがないの。
降格の彼も残るでしょ。
それにバイトさんもたくさんいる。
おそらく、ちゃんとしたデスクがあてがわれることはないんだ。
そしたら、会議用の机?お休みの人のデスク?
「今日はここで作業して。」「今日はこっちが空いてるよ。」
そんな風にジプシーになるんだ。
昔そうだったから、予想できる。
それはもういやだ~![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
それに、寒くてつらかった2階から今の6階に移ってきたら、空調が私にはドンピシャで、
この自分のデスクが天国になった。
新しい仕事を覚えることへの不安も、ないわけじゃないし…
どうしよう、どうしよう…
ある日、上司に聞いてみました。
「異動…決まったんですよね?私はどうしたらいいの?」
「僕としては当然ついてきてほしいけど…どう?」
「ついて行くのはいいんだけど、席がないのがイヤなんだ~。」
「あ、そっかー…」
「ここで、今までどおりにってわけにはいかないの?仕事の内容は?ついて行ったら変わるの?」
「仕事はね、俺が兼務になるから、今までどおりこの仕事をやってほしいし、もちろん、4階の仕事も少しは頼みたいけど…」
ちょっと考えます、と言ってまた数日考えた。
外の友達には「上司と良好なら人間関係が一番だよ」と言われた。
どうしよう、どうしよう…
そして結論。
私は労働環境を選んだのです。
「私はここで、○○さんの仕事を今までどおりにしたい。電話で呼ばれたらすぐに降りて行くし、新しい仕事も覚えるけれど、それでもジプシーになるのはイヤなんだなぁ」
ジプシーは肩身が狭いんだ。
毎日きちんと片づけて帰らなければならないし、筆記用具一式を持参して、今日使えるパソコンをあてがってもらうのもイヤだ。
このデスクでなら、どこに何があるかもどこにどのフォルダがあるかも全部わかるんだもん。
「そっか…断られちゃったな…ま、でも今度はバンバン内線するさ」
「ここが居心地良ければ、それでもいいよ」
上司は少しだけ寂しそうにそう言ってくれました。
この歳になって、重宝がられてプロポーズしてくれるのは本当にありがたい。
だからこそ、上司の片腕となれるよう頑張ってお仕事するけれど、
それでもどうしても譲れなかった自分のデスク、自分の環境…
今日、会社に来たら、上司のお片付けを一緒にやろうと思っていたのに、
昨夜のうちに一足早く引っ越しだけしたみたい。
お別れが一日早いじゃないかー![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
エレベーター内では、何人かの人に
「ついて行かなかったんだって?」
「残ったんだって?」
と言われた。
私、間違ったのかしら?
だけど、仕事は今まで通り一生懸命やるし、呼ばれたらすぐに飛んで行くわ。
ちょっと単身赴任してもらってるだけ!
私はこの家に残っただけで、絆はそのまま。と思いたい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/house_red.gif)
現に今日も何度も4階に呼ばれてるんだよ。
どうか、私以上の助手を4階で見つけませんように。
いつまでも私を呼びつけてほしい。
そう願いながら、私も昨日と同じプロジェクトを片付けようと思います。
隣のガラン…がすごーーーーく寂しいよう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
6階から4階へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
私とはもう10年以上もパートナーを組んでいるジェントルマンな上司。
女子の中には、苦手な人もいるかもしれないけど、彼の聞き取れない早口もちょっとのイヤミも、私には全然苦にならない。
ムカッ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0152.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0185.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0185.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0185.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0185.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0185.gif)
以前、私達は2階にいました。
それが、上司が6階に異動の辞令が出た時、「一緒に行ってくれるよね?」と誘われて、
部下である私も一緒に異動したんです。
へ?部下も一緒に引っ越しだなんて、そんなことあるの?と不思議だったし、
2階には仲の良い女の子もたくさんいたからちょっとは寂しかったんだけど、
それよりも、会社は仕事をする場所だし、
ウマが合う上司とペアを組めるならその方がいいわ、と一緒に引っ越しをしました。
そして、6階で隣同士で何年働いたかなー。
3.11の大震災の時には2人で棚を押さえ、怖がる私をずっと励まし続けてくれた。
信頼関係も恋に落ちるのも、そんなとこからだと思うよ。
今回、6階から4階に異動になったのには理由があって、
4階の責任者が仕事上でちょっと大きなポカをしちゃったんですね。
会社的には一番のクライアントを失いかねない事態に。
それで、その方が降格になり、私の上司が室長で行くことになったんです。
7月頭に内辞を聞き、8月頭の異動が決まりました。
私も噂を小耳にはさみ、いろいろと不安でした。
「また誘われるのかな?そしたら、私はまた4階の仕事を覚えないといけないの?」
「それとも、今回はもう誘われないのかな。そしたら私はどうしよう?」
数日は上司にも聞かず、じっと考え…
でもね、4階にはもうデスクがないの。
降格の彼も残るでしょ。
それにバイトさんもたくさんいる。
おそらく、ちゃんとしたデスクがあてがわれることはないんだ。
そしたら、会議用の机?お休みの人のデスク?
「今日はここで作業して。」「今日はこっちが空いてるよ。」
そんな風にジプシーになるんだ。
昔そうだったから、予想できる。
それはもういやだ~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/body_deject.gif)
それに、寒くてつらかった2階から今の6階に移ってきたら、空調が私にはドンピシャで、
この自分のデスクが天国になった。
新しい仕事を覚えることへの不安も、ないわけじゃないし…
どうしよう、どうしよう…
ある日、上司に聞いてみました。
「異動…決まったんですよね?私はどうしたらいいの?」
「僕としては当然ついてきてほしいけど…どう?」
「ついて行くのはいいんだけど、席がないのがイヤなんだ~。」
「あ、そっかー…」
「ここで、今までどおりにってわけにはいかないの?仕事の内容は?ついて行ったら変わるの?」
「仕事はね、俺が兼務になるから、今までどおりこの仕事をやってほしいし、もちろん、4階の仕事も少しは頼みたいけど…」
ちょっと考えます、と言ってまた数日考えた。
外の友達には「上司と良好なら人間関係が一番だよ」と言われた。
どうしよう、どうしよう…
そして結論。
私は労働環境を選んだのです。
「私はここで、○○さんの仕事を今までどおりにしたい。電話で呼ばれたらすぐに降りて行くし、新しい仕事も覚えるけれど、それでもジプシーになるのはイヤなんだなぁ」
ジプシーは肩身が狭いんだ。
毎日きちんと片づけて帰らなければならないし、筆記用具一式を持参して、今日使えるパソコンをあてがってもらうのもイヤだ。
このデスクでなら、どこに何があるかもどこにどのフォルダがあるかも全部わかるんだもん。
「そっか…断られちゃったな…ま、でも今度はバンバン内線するさ」
「ここが居心地良ければ、それでもいいよ」
上司は少しだけ寂しそうにそう言ってくれました。
この歳になって、重宝がられてプロポーズしてくれるのは本当にありがたい。
だからこそ、上司の片腕となれるよう頑張ってお仕事するけれど、
それでもどうしても譲れなかった自分のデスク、自分の環境…
今日、会社に来たら、上司のお片付けを一緒にやろうと思っていたのに、
昨夜のうちに一足早く引っ越しだけしたみたい。
お別れが一日早いじゃないかー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
エレベーター内では、何人かの人に
「ついて行かなかったんだって?」
「残ったんだって?」
と言われた。
私、間違ったのかしら?
だけど、仕事は今まで通り一生懸命やるし、呼ばれたらすぐに飛んで行くわ。
ちょっと単身赴任してもらってるだけ!
私はこの家に残っただけで、絆はそのまま。と思いたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/house_red.gif)
現に今日も何度も4階に呼ばれてるんだよ。
どうか、私以上の助手を4階で見つけませんように。
いつまでも私を呼びつけてほしい。
そう願いながら、私も昨日と同じプロジェクトを片付けようと思います。
隣のガラン…がすごーーーーく寂しいよう!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)