これはL.L.Beanのバッグ達。
モノグラムの刺繍をお願いすることで、『自分だけの』感が出る楽しいバッグ。
毎日の通勤で少し汚れてきちゃってるけど、まだまだ大切に使います。
最近、L.L.Beanから待望のショルダーストラップ付きが出たの。
通常のバッグに500円UPの価格設定みたいです。
(でも残念なのはMサイズのみだってこと)
L.L.Beanのバッグははっきり言って安くない。
丈夫だけど、お安くはないのです。
この前ネットで、L.L.Bean風のバッグを見つけました。
これはL.L.BeanでいうところのSサイズ。
本家にはSサイズのストラップ付きはないので、斜め掛けできる可愛いサイズは出会いとも言えます。
お値段はL.L.Beanの4分の1の1,990円でした。
旅行に行ったときなど、両手をあけたい状況に使うには軽さといいちょうどいい大きさだな~
さて、このなんちゃってにはもちろん刺繍がありません。
表も裏もプレーンです。
さっそくそのまま使ってはいたけれど、何だかオリジナル感を出したいなぁ。
…ってことで、パソコンでロゴを作り、ラベルシートに印刷しました。
大好きなパイナップルを差し込んで…っと。
バランスを見て、下段の大きい方を使うことにしよう!
≪le'a≫とはハワイ語のenjoyという意味。
これはさしずめ「enjoy myself」的な造語と思ってください。
自分自身を楽しもう~的なね。
カッターで切り抜きましたよ。
(ワタシは会社でカッター職人と呼ばれているの。カッターがうまいと言われるんだよ。私には普通なんだけど)
これをバッグに貼りまして…
我が家は床もドアも壁も全部「白」なので、間違ってピンクになったら絶対に困るし、
玄関タイルも染めたくはないので、通りまで出ました(笑)
通り過ぎる人がジーーーッと見る中、玄関先で黙々と作業をする、Nobi le'aおばちゃん。
いーんです!
こっちは視線なんかより、真剣なんだ。
文字部分以外をがっちりガムテープと広告でガードしますよ。
あー、緊張するのはここから
ラベルシールは紙製で、マスキングテープのように表面にロウが塗られていないから、ふやけて波々してシールが浮いちゃったらいやだなぁ。
一応表面にはメンディングテープを何本も貼って、紙の部分がむき出しにならないようにはしたけれど、それでも時間の勝負かも。
染めQというラッカーには「1回吹き付けたら3分乾かしてから次を塗ります」と書いてあるけど、そんなことはしていられないだろう、きっと。
もし失敗したらワッペンを貼ればいいや、と自分に言い聞かせてはみるけれど、本音は絶対に失敗したくないんだ。
よし!
スプレー開始!
カラカラと缶を振って、1回目の噴霧
うっすらピンクになりました。
・・・・・・・
3分も待てない
シールがふやけるのが何より怖い!
15秒待って、2回目の噴霧
余分なところにテラテラと溜まった赤をティッシュでポンポンと落とします。
3回目。
狙いはちゃんと赤くなるまでだから、この塗り重ねを結局5回やりました。
よしっ!
もういいか!
もうやめよう!
ワタシは怖々とけれど思い切って、シールをガムテープや広告ごとバリッとはがしました。
できたっ
多少のにじみは想定済み。
他の布でやってもにじんだので、これは上々な方。
あれ?
文字の下にうっすら浮かぶのはなに?
そこにできたのは、ガムテープの隙間から吹き込んでしまったかすかなスプレー。
ガムテープが少し波々してきたなーとは思ったけど、まさかこんな風に吹き込むとは
ワタシが外で作業をしたばかりに、風上から風下にスプレーがわずかな隙間を縫って入ってしまったのねん
痛恨
痛恨
念には念を入れる性格のつもりだからこそ、この失敗は悔しい以外の何物でもない。
「あんがい目立たないかな?」なーんて引いて見ても
やっぱり目立つ
気に食わーん
ショックのあまり、玄関先で呆然としていると、
風に飛ばされたティッシュがご近所中に散らばって、殺人事件のようだ。
慌ててティッシュを追いかけながらも、頭の中は
どうしよう?
どうしようかな?
どうやってごまかそうかを考えた。
そしてワタシは、再度カッターを手に黙々と工作をし、
スプレーのあとを水平線に見立てたSun Setを追加したのです。
パイナップルの下になんで水平線
わけわからーん!
よくわかんないけど、まぁいっか。
これが最初からのオリジナルデザインだもん!
と言えなくもない、上々の出来になったと思うわ。
いいの!いいの!
ワッペンしなくて済んだだけ、結果オーライです。
この可愛いバッグを斜め掛けして、さて、どこに行こうかな?