いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

おおきくなったら、なんになる?

2017-03-25 | 家族・おうちバナシ
姪っ子(姉)の息子が保育園を卒園しました。



何をしゃべっているかわからないような早口な彼は、きっと頭の中でめまぐるしく情報が回っているのだろう。

もう春にはランドセルになるんだねぇ
おめでとう、おめでとう。




女子力の高いピンクちゃんは笑顔がとても可愛く、無責任なおばちゃん達は
「お嫁にするならこの子がいいわ」



一方、流行のはかま姿でビシッと決めたこの子は、ずっとRイのことを好きだったの
女の子はおませで、男の子は幼稚。
Rイには「好き」が何だかまだよくわからないんだって。

(もしワタシに今女児がいたらワタシも絶対に袴を着せたいわ。
最近の小学校で流行っているそうじゃない。
カラフルで本当に可愛い。
けれどきっとそのうち禁止になるわね。
どんどん華美になるのが親バカの常だもの。
現に経済的理由でもう中止にしている学校も出てきてる。
でも今、もし女児がいたらならワタシは絶対に着せる!
「着せ逃げ」すると思うなぁ。)


そんな可愛いはかま姿なのに、この女の子、登園して来たらはかま姿が自分だけで泣いちゃったんだって。
親の心、子知らずだねぇ。
とっても可愛いよーと言ってあげたいわ。


さて、そんな彼らの今年の書き初めを見ていってみましょう。



警察官
寿司や
モデル
発明家

ふんふん・・・



看護士
警察官
モデル
ケーキ屋さん
警察官

警察官だなんて、なんて志が高いの?
モデルもやっぱりあこがれの職業だよねぇ。




警察官
スケート選手
発明家
ケーキ屋さん

ほぉほぉ・・・
いいねぇ。




カメラマン
サッカー選手
ネイリスト
サッカー選手

野球選手はいないのねぇ。
ネイリストも時代だねぇ。




ケーキ屋さん(これはダブりだね)
警察官
サッカー選手
サッカー選手

みんないい夢があるねぇ。
人のために働く警察官や夢を与えるサッカー選手。


そして・・・



サッカー選手
警察官
サッカー選手
ユーチューバー

・・・・・・


この画像を見た時に家族全員が

こうなった

ちゃんと6段オチになっているのは素晴らしいが(笑)


ヒカキンこそが彼の憧れ
渋谷のDJポリスも本田選手の高級腕時計も目じゃないぜ。

「ゆーちゅーばー」と書かれた書き初めを見て、姪っ子(姉)も←こうなったらしい。



もうすぐお兄ちゃんになるルイくん。
5年後も同じ夢かな?


かねのかせげるにほんいちのゆーちゅーばーになっておくれ。
さっかーせんしゅになんか、まけないでね。

2日目の朝食はホテルブッフェを上手に利用

2017-03-24 | 福岡旅行2017
いくらワイドショー好きのワタシだって、朝からわざわざ道路陥没現場に出向くわけもないのよ(笑)
そこまで悪趣味じゃないの。
(そうは言っても現場で撮影してるわけだがまぁ、被害者がいなかったのでね)

今朝の朝ご飯はオットがおススメのホテルブッフェを利用しようと決めていました。
朝も早くにそこへ行ったら、
「ご宿泊のお客様が優先で外からのお客様はお席がすいてからになります」
と言われ。

まー、それもそうよね。
事前予約は受けてくれなかったので、朝早くに行ってみたのだけど、朝食を済ませてお出かけをしたい宿泊客がお席にあぶれてたらまずいわね。
そりゃー宿泊客が優先でしょう。
それもそうだ。

てことで、私たちを受け入れてくれる時間までぽっかり1時間空いてしまったので、駅前へ行き、博多の駅の大きさを見、陥没現場へ行ったわけです。

これがいろんなレストランの開く10時を回ってるなら、よそへ行けばいいでしょう。
でも、10時にはもうその日の行動をしていたい。
ならばホテル!
朝8時に食べるつもりで行き、結局9時まで待って入りました。



2年前。
オットが福岡に来た際に宿泊したホテル『法華クラブ福岡』。
ここで食べた朝食がとても良かったんだって。

ワタシにも食べさせたいとずっと言ってくれてて、せっかく博多に来たなら1回はこちらで食事をしましょ。



その土地の郷土料理がいただけるのが法華クラブの良さなんだねー。
お店の定食よりもいろいろと献立が多くて、嬉しい悩み~



明太子に酢モツ、だし巻き卵。
温奴っこにがめ煮(=筑前煮)。
あとーあとー・・・

なにしろ小鉢でいただきたいものがたっくさん!
白菜のスープも美味しかったなぁ(たぶん●●鍋と書いてあった)



黄色い小鉢の海藻はアカモク。
赤い小鉢のおきゅうとは知ってる!
新潟ではこれを「えご」と呼ぶわ。

えごのりという海藻を固めたトコロテンのようなもの。
にいがたでは「えご」、福岡では「おきゅうと」。
原料は一緒でも呼び名が変わるの。

こういう珍しい土地の物を揃えてくれてこそよねー



サラダやフルーツもいただいて、シメは夕べのリベンジ。
THE おうどん

「ごぼ天のせ」のおうどんは、いわゆる食べ慣れた関西風だしつゆの味。
ほっ
これが食べたかったぜ。

やっぱり昨日の『肉肉うどん』は口に合わなかったんだなぁ~。


時刻は10時近くなり、行動開始予定よりは遅くなってしまったけれど、まぁ仕方ない。
それでもこの朝食が食べられて良かった!
10時近くなってもお料理が縮小されることはなく、ちゃんと提供してくれてありがとう。

ゆっくり珈琲までいただいてこれで一人1,000(+tax)
旅行先のお近くにあったならまた利用しない手はないですわー。
オススメですー。

旬の茎わかめをアーリオ・マリネで新アレンジ

2017-03-22 | クッキング


イサキの煮つけ
大和芋のとろろ
茎わかめとたけのこのマリネ





春が旬の茎わかめ。
大きなパックで120円とお安いお安い
海藻好きとしては素通りできないわ。

いつもならさつま揚げと煮つけたり、お肉と共にゴマ油で炒めたりとするのだけど。
なんだかその新鮮な食感をそのまま楽しみたくってね。

クックパッドを見てもやはり火を入れる献立しかないの。
ワタシも普段はそうだもの。

でもこれ、「ボイル茎わかめ」になっているんだもん。
このまま食べても平気なはずよー。

ってことで、マリネにしましょう。

さて、相方は誰にしよう?
もやし?
セロリ?
野菜室をしばし覗き込み、考えたけどピンとこない。
ぐだぐだのマリネにしたくないんだわー。

お?とひらめいたのがたけのこの水煮。
たけのこをニンニク(アーリオ)で炒め、マリネにしたらどうだろう?

結果はそれが大正解でした

茎わかめもたけのこと同じように長めの細切り。
さっと洗って切りました。

たけのこはアーリオ(ニンニク)・オーリオ(オイル)・ペペロンチーノ(唐辛子)で炒め、
ボイル茎わかめと共に市販の柚子ポン酢でマリネしました。
いや、マリネしただけ~と言ったほうがいいかな。

チョー簡単で、なんて美味しいの?

噛むたびにシャクシャクと脳に響くその食感
茎わかめとたけのこがちょうど同じ食感です。

モアイ君「これどうしたの?お惣菜?」
デパ地下で買ってきたと思ったようです。

「違うよ、発明~

これはうまい!
いいねー、これ。
まさか茎わかめがニンニク風味になるなんて、いつもの献立と違うねぇ

お気に召したのなら良かった。
お酒のアテに最高だよね。

旬はまだ始まったばかり。
これからどんどん出回るよ。
開け放した窓が気持ちいい頃に、また作ろうかしらね


美味しいご飯が明日の活力。
ごちそうさまでした。

イサキの煮つけ

2017-03-22 | クッキング


わーいわーい
イサキを見つけたよー。

旬はこれから、慌てなくてもいいのだけど、どうしても福岡で食べたイサキの煮つけを食いたかー

ほら、やっぱり。
関東に出荷されるそれには《刺身・塩焼用》と書かれてる。
イサキを煮つける習慣が関東にはないって書いてあったもんね。

お刺身にもできるほど鮮度のいいお魚を煮つけるだなんて、モアイ君にばれたら躊躇されちゃう。
モアイ君が帰る前に煮ちゃえ(笑)



電子レンジを新しくしたら『根菜用』ボタンがあってね。
里芋なんてかーんたんにチンできて、それを煮汁に放り込んでおくだけよ。
こっくり煮た里芋と同じ味わいでとっても助かります。


ちょ、やだー、イサキの煮つけ。
本当に美味しいじゃん。
なんで今まで知らなかったのかしら?
どうして関東に流布されないのかしら?

身のふわふわ感。
黒砂糖の煮汁が繊維の隅々にまで沁みとうよ。

ばり、うまかー。

重いお土産は先に送っちゃおう!

2017-03-21 | 福岡旅行2017
福岡2日目の朝です!

朝食に出ました。
今朝の貴重な4食目
プランの通りに食事できるといいねー。




JR博多の駅前。
大きな駅だなぁ~。
新幹線も停まるんだもんね。
当たり前か


行きかう出勤の人たち。
私たちも早起きの朝8時です。

もうワタシ、すっかり博多が気に入ってしまって、
「モアイ君、転勤になるなら博多がいいよ~

とは言ったものの、あぁ悲しき壮年世代
もう転勤もないわねぇ・・・
若い頃なら一度くらい、ワタシも博多夫人になってみたかった




ここは、ただの街中じゃありません。
あの、道路が陥没したセブンイレブンの前。
歩道(車道)のセメントの色がこの一画だけ新しい

ニュースで観ていた時には、まだ博多に旅行するプランはなかったので、まさかここを見に来ることになろうとはね。

しかし・・・
被害者が出なかったのが奇跡中の奇跡に思えます。
だって、こんなにたくさんの人が通勤ラッシュで歩いてるのよ

時間の奇跡
福岡は守られていたんだなぁ。




数をたーーーくさん買わなきゃならなかった「バラ撒きおみや」は
《博多通りもん》にしました。

有田に向かう行きの高速上で試食して、あまりの美味しさに即決しました。
この後、駅でも空港でもデパ地下でも、結果的にはどこでも「通りもん」は売っていたけど、
「もしどこにもなかったら・・・」という心配性タイプのワタシは、いつもお買い物は『早買い派』です。

有田に着く前にもう車にはお土産(笑)
「通りもん」が50個。
そして有田の帰りには陶器のお土産がズッシリ

これを持って帰ろうにも、2人の小さいスーツケースには入らないし、あまりに重いので、
八百屋さんで段ボールをもらい、宅急便の営業所から自宅宛に発送しました

スッキリ身軽になって、お土産の問題も解決し、あと2日楽しめそうです!


PS.
モアイ君。
最初は「おてもやん」、次は「とおりゃんせ」。
アイツ「通りもん」を覚える気はないね
でも「通りもん」ってホントーに美味しいのね。しっとりのミルクの香り。大好きになっちゃった。

PS.
道路陥没のニュースをYouTubeで見てみて。
陥没からわずか一週間で道路が復旧したことを「世界」が驚いているの。
「日本スゲー」と日本のまじめさを驚く世界のつぶやきが面白いよー。

珍しくミートソース

2017-03-21 | クッキング


レンコンのきんぴら
サバ缶と大根のサラダ



大袋のレンコンが安かった!
花粉症にはレンコンを5枚くらい食べるといいんだって。
但し、毎日・毎日よ

毎日毎日ができないのよねぇ。
そりゃ無理だわさ。
それでもモアイ君、たくさんお食べ。
レンコン、お安いのは今だけよー。(旬は冬でも高いよね)

皮もむかない簡単きんぴら。
手抜きじゃないわよ、栄養だからねー




ミートソース

超久しぶりにミートソースの存在を思い出し、作ってみました。
レンコンと人参も入れて。

あぁ
ミートソースもやっぱり美味しいわねぇ。

モアイ君の実家はよくミートソースが出るおうちだったそうです。
行動的なお義母さんがお義父さんを置いて旅行に出かける時、作り置きのうちの1品が必ずミートソースだったんだって。

食の細いお義父さんでもミートソースは好きだったんだね~

そんな懐かしい献立。
久しぶりでごめんね
食べたいときには言いなさい。
大して大変じゃないから(笑)


これだけあればもういいでしょう?
とテーブルからどっかり動かないワタシなのに、モアイ君には何だか物足りないようで



冷凍してあった手羽先を自分で焼いて出してくれました。
お仕事でお疲れだろうにお疲れさま。
でもワタシは全然動きませんでしたが

恐るべし、その食への執着。
そしてご馳走さまです。
すっかり手羽先をご相伴にあずかりましたワタシです。


美味しいご飯が明日の活力。
ごちそうさまでした。

のっぺい汁 はパパの故郷の味

2017-03-20 | クッキング


チキンソテーにキャベツのタルタル
カボチャサラダ
のっぺい汁
副菜いろいろ



そうだそうだ、忘れないように書いておかなきゃ。このチキンソテーは唐揚げにするように下味をつけたものをそのまま焼くだけ。衣をつけず、揚げもせず、唐揚げよりはヘルシーだけど唐揚げを食べた満足感が得られるわ。そしてキャベツのタルタルは卵の代わりが細かいキャベツになるだけ。TVで観たのよ。モアイ君にも好評だったからまた作りましょ。

改行する間ももどかしく一気に書いたわ(笑)




野菜室にあった里芋・なめこと目が合ったので、作ったのが「のっぺい汁」。
かまぼこだけ買いに行っちゃおう~チリンチリーン
やっぱりかまぼこは、はずせないもんね

何も知らずに小さい頃から食べていたけれど、「のっぺい汁」は父の故郷:新潟の郷土料理なんだね。
モアイ君は結婚後に新潟のいとこの家にお邪魔した時に出してもらったのが初めてだったと言っていたわ。

全部をサイコロ状に切るのが正しいのかとワタシは思っていたけれど、クックパッドではそうでもないようで。
もっと大きな里芋、拍子木のこんにゃくと、家庭ごとに異なるようです。

それでもワタシの記憶はコロコロの具。
スポポポポ・・・と口に入るのが楽しいのです

里芋となめこでとろみが生まれ、いつまでも冷めない温かい汁。
ほんのり甘いのがけんちん汁との違いなの。

お父さんがよく作ってくれていたなぁ。




1人翌日のお昼ご飯はこんな感じ。
かびる直前の韓国餅のトックも焼いて、なんちゃってお雑煮でやっつけましょ。


美味しいご飯が明日の活力。
ごちそうさまでした。

まずはスカートからふわふわ

2017-03-20 | ファッション


日中は暖かい
チリンチリーンの寒さがだんだん怖くなくなってきました。

そんな時はまずスカートから軽いものをはいてみましょうか。
手作りスカートには裏地がついているから+タイツがあれば夜のお帰りも全然大丈夫。

あぁ、こんな組み合わせもあったっけと、思い出せたときは本当にうれしい
あとはトップスがどんどん少なくなっていくだけね。


お帰りが夕方になり、西に向かってチリンチリーンしながら夕陽を見た。

山に沈む夕陽がすっごく大きい!
怖いくらい大きい。

スーパームーンどころの話じゃないわ。
スーパーサンよ。

橋の上まで行ったら写真を撮ろう と思ったのに、ワタシの脚力よりお日様のスピードの方が速くって。
あっという間に山の向こうに沈んじゃった。

今日もお疲れさま。
ワタシもお日様も

フラを4日間、自転車こぎの頻度も多くって、足とケツが痛い…
「疲れたぁー」しか出てこないサンセットタイムでした。







3月のネイル(2) あまおうの記憶

2017-03-20 | ネイルアート
眠くってもネイルだけは済ませてから寝なきゃ―。

また今回も、お夕飯を早々に終えて1人ネイル作業です。



あまり思考回路が回っていない。
早く寝たい一心の夜21時過ぎ

それでも、乱切りホログラムとピンクのシェルを散らすぐらいはね。
頑張りますよ。

ジェルからぴょんぴょん飛び出す乱切りホログラムの扱いづらさよ

ジェルでふたをして閉じ込め、それでも飛び出た分はニッパーで表面をカットします。
だから今月の爪の表面はボコボコですよ。
そういうものだから~。

なんだか春らしくしたくって、薄クリーム色に赤い飾りを埋めたのは、たぶんこんなのが脳裏に残っていたのだと思うわ。
ホワイトチョコレートでコーティングされた博多あまおうのフリーズドライ菓子。
空港でさんざん売っていたもんね。
(フリーズドライのフルーツは好きじゃないので買いませんでしたが)

かち割られた板チョコに細かいドライフルーツやキャンディを混ぜ込んだチョコレートもあるよね。
あんなのをイメージしたつもり

ホントに春らしいかどうかは明日起きてから検証しよう(笑)
では

九州の甘口醤油に完敗(´;ω;`)ウッ…

2017-03-20 | 福岡旅行2017
むむむ・・・
焼き鳥を何本か食べた(だけの)胃袋はまだ夕飯を欲しているんですよぉ。
というより、貴重な9食のうちの1回をもっと地元のお料理で満たしたい・・・という食い意地だけだなんですがね

屋台での一杯を取りやめた私たちは、結局足を天神方向に戻し、また歩きます。

日も変わろうかという月曜日の夜から元気な博多のサラリーマンたち。
「もう一軒行こか?」とかいう会話が本当に聞こえてくるの。

さっきの焼き鳥屋さんで相席だった7人組も、その場から次のお店(時間的にはそこが3軒目かも)に予約を入れていたし、
リーダー格の人が
「じゃ、次の店でラーメン食ってぇ、それからあそこで良い芋飲んでぇ」と
順序が逆な(ように思う、ワタシには)話をしていて、それに6人が大きくうなづいていたからね

謎?→焼き鳥→ラーメン→芋・・・

ねーねーねー、まだ月曜日ですよ?
明日の会社大丈夫?
始まるの午後からなの(笑)?

新橋のサラリーマンもこう?
ワタシが歳をとっただけ?

いや、東京の…特に最近の若者は一次会で帰るよね?
23時を過ぎたらもう帰宅モードが普通じゃないかと思うんだけど、夜中の1時でまだ大にぎわいの人が多くって本当に驚く。
(それを街中で観察している私たちも実に元気だが)

歩きながら、1軒のにぎわうお店を見つけました。



さっきまでこの店頭で立ち食いをする人が数人いたの。
まるで築地の場外ラーメン「井上」か「若葉」かってね

そんなお客にそそのかされ、さらにワタシのセンサーが働いて
「おうどんなら食べたい!おうどんこそが食べたい!」

ラーメンで有名な博多だけど、実はおうどんも美味しいです とこの前もケンミンショーで福岡タレントが言っていたじゃない。

運良く入口近くのカウンター席が2席空き、店内のお席へ



座ってから思い出した
あぁそうか観たわ、この番組
アメトークの《しょうが芸人》の回。

『しょうが』をおうどんにどっさり入れて食べるんだって。
身体がポカポカして本当にうまかーっと華丸さんが言っていたじゃない。

あの店がここだったのかー

なんてツイているんでしょう?
たまたま転がしていた街中で、「おいしそうだなー」と指をくわえて放送を観ていたお店に巡り合うなんて


では「肉肉うどん」を一杯と頼もうと思ったワタシの目に別メニューが飛び込んできました。
それは『肉吸い』

大阪:千日前の「千とせ」はワタシの大好きな肉吸いの有名店で、千とせの肉吸いには禁断発作が出ちゃうほど。
だから大阪に行ったら必ず寄るし、そのためだけにも行きたいの。
ほんんっとうに美味しいのね。

肉吸いとは「肉うどんのうどん抜き」のことで、肉とお吸い物(つゆ)だけがどんぶりに出てきます。
そして卵かけご飯。
それが千とせのベストチョイスであり、それと同じメニューがここにもあるだなーんて



「ワタシ、肉吸いと卵かけご飯、お願いしまーす!」
生姜はセルフでどっさり入れますよー。
華丸さんに習って、少しずつ崩しながらいただきましょー。

わーいわーい!ワクワク・・・




むむむ?(川平慈英風に)
甘い?

このつゆ、甘いわぁ。

それは関西の薄色の塩味きつめの出汁つゆとは全く異なる九州の味付け。

ワタシ、けっこう甘党なのよ。
すき焼きも甘いのが好きだし、おいなりさんの味付けも甘め。
(モアイ君はちがいます)
だから甘い味には寛容なはずなんだけど、そんなワタシでもこのつゆは甘いわぁ



隣りでモアイ君、ビールと共にごぼ天を塩で食べてる。
「頼まなくて良かった~」と言いながら(笑)

そっかー
これが九州なんだね。

今朝のイサキの煮つけでは普通に美味しくいただけた甘めの味も、肉吸いでこの量はちょっとシンドイ
お肉を拾いたくてもそのお肉の味も甘すぎるわぁ

せめて卵かけご飯はいつものお醤油(関東の)でスッキリ食べよう。
そうすれば帳尻も合うってもんだわ。

カウンターにお醤油らしきものがなかったので
「すみませーん卵に掛けるお醤油いただけますかぁ?」

なのに、あぁなのに。
「あ、卵にはそのおつゆを混ぜて食べてください(キッパリ)」



そうか、そうなのか・・・
この自信作。

「このつゆこそが当店人気のつゆであり、その味で卵かけご飯を食べられることはありがたいことなんですよ(店主談)」←ウソ

でもそういうことだよねぇ・・・
ワタシは泣く泣く麺のつゆを卵ご飯に掛けました。
(ご飯がシャバシャバになる時点で甘さはともかくおつゆじゃイヤなんだけど…)





やっぱりアタシにゃ甘いわぁ!



でもね、ワタシの左隣りのお兄さん。
肉うどん中のお兄さん。

「うまい」「うん、うまい」「おー、うまい」
そんなに独り言言いながら食べる人も珍しいんだけれど、本当にそんなリアクションで、一口すするごとに、生姜を崩すごとに、つゆを飲むごとに、ため息まじりでそうつぶやくの。

永いこと博多を離れていたのかな?
これが故郷の味なんだよね。
久しぶりに食べられて良かったじゃない。
(実はただの常連酔っぱちゃんかもだけど)

なんだかそのお兄さんのお顔を見ていたら心がジーンとしてきちゃった。

そういう人がいてこその人気のお店。
生まれついて培った味覚の違いは歴然で、ワタシらよそ者が受け入れられなくても仕方ない。
それを体験できたのもまたこれ面白いものです。

それに仮にお醤油をお借りできたとしても、それも絶対九州醤油だったよね。
関東風は出てこなかったことでしょう。


あぁ、貴重な一食。

でも外すのもまたアリなんです。
「こんなことなら丸亀製麺にしておけば」とは思わない。
だって、せっかくの福岡なんだもん!

お店を出て胃袋と心がホカホカなのは、生姜のせいではありません。
きっとあのお兄さんの お・か・げ だね。
(なんて良い話風にまとめてみても、イヤ~肉吸い、飲み干したかったなぁ~)