ファッションならまだしも、こと「美容」にはうとい方です。
例えば美容院に行った時。
ワタシの座る席に用意されているのがもし、美容系の雑誌ばかりだとしたら、「お洋服の雑誌に変えてください」とお願いしちゃいますね。
やれ新作のクッションファンデがどーのとか、美容液はこれだ!とかがUPされていたとしても、ほとんど興味がないんだから仕方がない。
クリスマスコフレにもあまりときめきません。
ブルーのアイシャドウのべた塗りは時代遅れ。
とか
あの時代の今井美樹の太眉は、今は違う。
とか
けど深紅のリップはあり。
とか(笑)
最低限の情報で、危うく生きつないでいるようなもんです。
そんなワタシですので、『シリコンパフ』のことを知ったのが、全女性の中の何番目だったかはわかりませんが、
おそらく、一周回っての周回遅れだと思っておけば気も楽ってなもん。
最先端なわけないもんね。
ある日、シリコンパフというものが巷を席巻していると知り、なんだかメリットばかりのようで、すぐにでも買ってみたい気持ち
になったことがありました。
それを知った時に読んだ文字面で想像するには、靴の中敷きにしているあのシリコンパッドと素材はほぼ同じなのではないだろうか?と。
ってことはやがて100均に登場するわね、と。
靴の中敷きは片面がベタベタしているけど、きっと「両面ちゅるん」が100均に来るよ、間違いなく。
〇ツキヨを見に行けば、定価で売ってるシリコンパフ。
けど、買わないよ。
100均に出てくるまで買わないよ
月日流れて、とうとう100均で待望のシリコンパフを買ってみました!
透明のとブルーのと、丸型のとしずく型のと、迷えるほど置いてあるじゃないの。
シリコンパフを使うと、リキッドファンデなどが少量でムラなく塗れるらしい。
それはBBクリームでも同じ。
パフにいつもより少なめのBBクリームを出し、顔の5点にちょんちょんちょん。
ペタペタペタ・・・まるで塗装ですよ。
毛穴を埋めるようにクリームを広げる感じは、もろ、パテ塗りって感じ。
す!すごい!
ほんとに少量できれいに塗れる~!
使い終えた直後のパフはこんな。
パフの表面にもほとんどクリームが残ることのない状態。
いつものように指先が汚れない。
スポンジを使えばほとんどをスポンジが吸ってしまうのに、それがない。
少量で充分なのも納得よね。
汚れたシリコンパフは、ティッシュでサッと拭いてあげるだけで、もうきれいです。(何回かに一回は中性洗剤で洗いましょ)
すごーーーい!
パテ塗りした顔は軽くティッシュで押さえてあげるだけで、もうお出かけ仕様でした。
ベース作りがこんなに簡単で、スポンジや手を洗う必要がないなら、水場じゃないところでもメイクができそう。
周回遅れのシリコンパフ体験でしたが、知ってよかった!
巷で広まっているものには、きちんとした理由があるものだなぁ~を、あらためて実感しましたよ
でね。
その顔で出勤した日のこと。
仕事先で複数の人に取り囲まれ、「ねぇねぇ!エステ行った?」と言われました。
「ん?エステ?行ってないけど?なんで?痩せた?」
「いや、そうじゃなくてさ!」
ここでみんなで大笑い!
そうじゃないんかーい
「ごめん、ごめん。そうじゃないんだけどさ、今日顔きれいじゃない?」
「あたし?」
「うん!」「うん!」
あっ
今日はシリコンパフでBBクリームを塗ってきました~
。
てなことを説明したのね。
買いたかったシリコンパフをやっと100均で買ったこと。
待っていたんだよ、ってなこと。
そしたら、ワタシより周回遅れの人もまだいるんですね(笑)
「ワタシも買いに行こう
」
「そんなに違うんだったらワタシも買いに行くわ
」
果たして、ワタシの顔が美しかったのは・・・
シリコンパフのおかげか?
いつもよりワントーン明るめのBBクリームのおかげか?
いずれにしても、エステ効果があるほど美肌に見えるんなら、これは用いない手はありませんな