ところが、ひとごとではなく、我が家でも停電騒ぎがあったらしい。真っ先に気がかりなのが冷凍庫に、冷蔵庫だ。家人がすばやく手当てをして大事無く至った。雷のせい? どうやらそうではないらしい。離れは何ともなくて母屋だけとはミステリアスだ。おかげでテレビのタイマーなどセッティングに追われてしまった。
一年も半分が過ぎてしまった。瞬く間だ。これほどのテンポは"フォギー・マウンテン・ブレイクダウン"に匹敵する。結納から挙式までの頃以来のことか。が、
このまま流されてよいのか、
最近、とみに考えることの多くなったテーマのひとつだ。惰性に流れるきらいのある日常に歯止めをかけようと抗っている。スタイルというか、ぼくの場合、芸風を変えたいという意識が強い。もちろん、自分のスキルやタスクでさえこのままでよいとは思えないのだ。
昨日、日記の更新を怠ったのはアドビシステムズのGoLive CS 日本語版 Winが届いてインストールしていたからだ。ついでといっては何だが、Adobe Photoshop Elements 3.0も導入した。安くはない投資だが、これがひとつのきっかけになればと思っている。
Webの世界も進化し、最近ではCSSだけでWebページを作ることが当たり前になってきた。CSSとは、Cascading Style Sheetsの略だ。従来のHTMLでは文書構造とデザインの両方が記述可能だったが、情報(コンテンツ)とデザインを別々にし、デザインだけをCSSで記述するのだ。まことに乱暴な例えだが、情報(HTML文書)がマネキンだとしたら、CSSはそれに着せるお洋服になる。気分によって同じ文書でも見映えを替えることができるし、統一感のとれたすっきりしたWebページが出来あがるのだ。もちろん今のホームページ作成ソフトでもCSSを意識しているし、今のぼくの方法からだってCSSでページ作りは可能ではある。やはりS氏(Mac教のエンジニアだ)との出逢いによる刺激が強いものとみえる。
ユーザは大して意識はしないが、WORDでさえ文書を構造的にとらえている。それが一太郎派との大きな差異で、WORDというソフトがむかつかせるなら、まさにそれが原因だ。逆に、そこを抑えれば、CSSはWORD派にとって入りやすいのではなかろうか(ちと暴言?)。
さっそく今日あたりから新鮮な気持ちで新しいアプリケーションを学び始めた。どうやら今までのところ前言訂正したいぐらいムカついている。まさに弄ばれている感じだ。苦しい。
今日のBGMは、Byrdsの"Turn Turn Turn"だ。ここで聴ける。クリックする前に、Real Player をインストールしておこう。