横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

路傍の草花

2018-12-06 07:18:57 | 日記



大和市のふれあいの森と泉の森をつなぐ遊歩道がある。
右を流れる引地川にはカルガモやコガモが遊びオイカワや時にはアユ等の魚が泳ぐ。
左の斜面にはヒガンバナやキツネノカミソリなどの草花が咲く。
ここに薄紫色の花と青い実が生っている草の大株があった。






アメリカイヌホオズキだ。イヌホオズキの仲間は白い花だけど中に紫色の花を見る。
季節によるものなのだろうか。






泉の森からの帰り道では、境川の近くにある旧家の傍の道ばたに、白い花が咲いていた。






草が這うように広がって咲いているのは芝桜だ。
今年は強い風の影響で葉を散らしてしまった桜が秋に満開という様子があちこちで見られたが、
地を這って葉が散るとも思えない芝桜もそんなことがあるのだろうか。






けっこう旺盛で開花を待つ蕾もたくさんあった。



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窓から見える小鳥たち

2018-12-05 06:46:02 | 日記



家の窓ガラス越しに川の向こうの小鳥の姿を見ることが多い。
公園があり木々があり早や虫も多いからだろう。

ヒヨドリ、キジバト、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、ウグイスなど。
最近はガビチョウも姿を見せる。






川があるせいでセグロセキレイやキセキレイも見られる。






今まで見なかったのに今年初めて来たのはアオジだ。






隠れるほどの草むらがないので、すぐに木の枝に止まる。







どうしようかなあと思案しているのか。






ただし独りぼっちではなくて、この写真には3羽が入っていた。

この後、川伝いに少しずつ下っていって窓からは見えなくなった。



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神宮にも山茶花

2018-12-04 07:47:48 | 日記



明治神宮の本殿の向こうを歩き北池の橋を渡るとタワービルが見える。
代々木のドコモタワー(NTTドコモ代々木ビル 239.85m)だ。






宝物殿と北池の間に広がる芝生には座ったり寝そべったりして静寂を楽しむ人たちがいる。






宝物殿は東日本大震災に関わる修復や耐震工事施工のため昨年から休館になっている。

脇に大きなサザンカの木が花をいっぱいに付けている。






花は少し盛りを過ぎていたが、その樹形が珍しい。
幹の低いところから枝が横へ張りだしているようだ。






こちらは家の近所のサザンカ。背が高くたくさんの花でこんもりしている。






サザンカはツバキと違って花弁が平たく開いている。






ツバキの花は雄しべと花弁がくっついていて、受粉の時期が終わると雌しべを残して花全体が落ちるが、
サザンカの場合は花弁がバラバラと落ちる。






その後で雄しべも落ちるので結局は雌しべだけが残る。



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神宮の御苑

2018-12-03 06:55:40 | 日記



明治神宮では久しぶりに御苑にも行ってみた。

明治神宮の神域は神宮になるずっと前、江戸時代初めは肥後藩主別邸で寛永17年から彦根藩主の下屋敷であった。
その下屋敷の庭園が明治時代に宮内省所轄の南豊島御料地となり代々木御苑と呼ばれた。






約83,000㎡の庭園には花菖蒲田、つつじ山、南池などがあり、全体に武蔵野の面影をとどめているという。






花菖蒲田を遡ったところに清正井(きよまさのいど)があり清水が湧き出ている。
加藤家の別邸だったことからついた名前と思われる。






小高いところに建つ隔雲亭は昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の休息所として建てられた。
戦争で焼けたので現在の建物は戦後に建て替えられたもの。

建物の前には芝生となだらかな斜面があり、その先に南池の風景が広がる。






南池(なんち)は清正井から湧いた水が花菖蒲田を通って大きな池となっている。
スイレンやコウホネなどの花が咲き、鯉などの魚が泳ぎ、カワセミやカモなどの水鳥も見られる。






南池の四阿のあたりは前から小鳥の多いところだった。
今回もと期待したが、人出が多いせいか出会いが少なかった。






それもムラサキシキブの木にはメジロやシジュウカラなどが来ていた。






ヤマガラが人のすぐ傍まで来るのも昔通りだ。
それでもアオジやルリビタキなどには会えず残念であった。




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酒樽いっぱい

2018-12-02 06:40:10 | 日記



神宮外苑から西へ、明治通りを横切って原宿から明治神宮まで歩いた。






平日の午後でも参道を歩いている人が多い。






しかし原宿と比べると静かなものだ。御苑の南池からの小さな流れもしんとしている。






全国各地の酒造家から献納された清酒の菰樽。数えたら216樽あった。
清酒好きの人には垂涎の樽も多いことだろう。
毎年、新しい樽になっているのかどうか知らない。






参道を挟んで反対側には葡萄酒樽が60樽あった。
明治天皇は西欧文化をとりれることに熱心で洋装、洋食、洋酒などを取り入れ、
洋酒としては特に葡萄酒を好まれたそうだ。






その縁で2006年以来フランスのブルゴーニュの生産者から献納されている。

樽に付けられたカードには、DOMAINE~ と書かれている。
DOMAINE(ドメーヌ)とは自らの葡萄畑で栽培・醸造・瓶詰めまで一貫して行うワイン生産者のことで、
ボルドーにおけるシャトーとほぼ同じ位置づけのようだ。



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