どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

数字

2011-04-10 21:43:22 | インポート
放射能関連の記事をよく見ると、変な数字がある。
初期に福島原発にある核燃料がすべて失われたという数字が出回ったようだ。これがチェルノブイリを遥かに超える事故と報道されてしまった。その後の日本での報道の数字を使うと、どうも福島原発から出た放射能の単位を間違っているのではないのかと思われるものがあった。初めの安全弁の解放で放出された放射性物質の総量は、1テラベクレルと発表されていたが、それをどうも1テラベクレル/1時間で計算していたのではないのかと考えています。
フランス発という数字はキューリー単位だったのでベクレルに変換した所恐ろしい値が出ました。そして日本発表のデータを1時間あたりと直すと一桁下がった近い値が出ました。とはいえチェルノブイリを軽く超えています。
もちろん私には電卓しかないので正しい値は解らないのですが、数字があまりにも変です。大体ここでキューリーという古い単位を出すのは、報道としてどうなのかとも思います。検証していないのだろう。
IAEAが推定値を出したようです。ヨウ素131が、今まで出た量、3万テラベクレルのようです。これを先のチェルノブイリのデータと単位をあわせると30ペタベクレルです。もちろんチェルノブイリでのIAEA発表値は低すぎるという批判も知っていますが、今の所確実な数字はこれだと考えています。
もう少し経たないと、推定数字は確定しないのですが、現時点ではこれしか無いようです。
最悪な事故なのですが、最低にならないように努力している消防・自衛隊・原発職員の安寧を祈ってます。